純粋無垢な暴走少女~理 環~

第25話 理 環とのサシコラボが決まりそうです。

卑弥呼は、理 環とコラボ配信を始めようとした。


 


―――――--――――――――――――――――――――――


 


「おはひみ~。」


 


コメント


:おはひみ~。


:おはひみ~。今日もかわいいですぞ。


:卑弥呼様~。今日も声が美しい。


:理さんとコラボですか?百合百合しい展開をまっていますよ。


 


「いつもの2人でコラボだよ。我も新鮮味がないけどね。」


卑弥呼はほくそ笑んで、言った。


「やあ~、ひみ民のみんな元気している?」


ショートヘアの犬耳で制服を着た少女である理 環が言った。


 


コメント


:理さん。こんにちは


:理さん。いつも卑弥呼様と絡んでくれてありがとう。


:卑弥呼様~。今日も声が美しい。


:理さんとコラボですか?百合百合しい展開をまっていますよ。


 


「ひみ民。私は、ひみ様の膝上に座っているもんね。」


自慢そうに理は言った。


 


「ことちゃん。かわいいんだから。最近、おかしなことしなかったの?」


卑弥呼は、母親が子供をあやすように言った。


 


「全然していないよ。」


理は即答した。


コメント


:アメリカ鍋を作って、ゲロ吐きました。


:アメリカ鍋でゲロ吐きました。


:コーラをだし汁にして、具材をハンバーガーやホットドックでアメリカ鍋作っていました。


:ゲロを掃除機ですって、掃除機壊したよw


 


「ことちゃん。やっぱり、狂ったことしていたね。」


卑弥呼は少し呆れながら言った。


 


「ひみ様、聞いてよ~。私ね。日本とアメリカがもっと仲良くなるためにね。


2つの国の料理を混ぜたら、もっと仲良くなるって思ったの。


おかしなところ1つもないでしょ。」


 


「ことちゃん、論理が飛んでるね。


そんなんで、仲良くなるんだったら、政治とか苦労しないよ。」


卑弥呼は、小さい幼児に間違いを教えるように言った。


 


「たしかにそうだね。あはははは。」


理は大声で笑った。


 


コメント


:ひみママは、かわいいなw


:卑弥呼さまと、理さんの百合百合はすきだわ。


:エドワードさんの子供もこんな感じで癒すのかな。


:最近、いろいろドキドキしたから、こういうまったりする配信もいいね。


 


「ひみ様もさ、アメリカ鍋食べてみてよ。下水道の味がするよ。」


 


コメント


:下水道w。


:下水道なめたことありそうでこわいんだよな。


 


「ことちゃん。もし、アメリカ鍋もってきたら、首絞めるからね。」


卑弥呼様はニコニコしながら答えた。


 


「こわいな~。動物虐待だよ。」


理もニコニコしながら答えた。


 


コメント


:ブラックジョークも笑いながら、いう卑弥呼様好きだわ。


:この2人って、事務所入る前から知り合いとか言われても納得するくらいの会話のテンポだわw。


 


「ひみ様、最近なんかあったの?」


理は聞いてきた。


 


「我は、特にないよ。」


顔を赤らめながら卑弥呼は答えた。


 


「あはは、嘘だわ。コメントに聞いたほうがいいね。」


 


コメント


:最近、仲のいい男性Vのエドワードさんを振りました。


:エドワードさんと仲良くやっていますね。


:エドワードさんに告白されました


 


「ひみ様、告白されたの。エドワードも相当ゲテモノが好きなんだね。」


理は少し驚いた


 


「めっ、我のガチ恋勢が怒るからね。ガチ恋勢に謝ろうか」


子供を叱るように卑弥呼は言った。


 


「ガチ恋勢はいないから。謝らないよ。それより、ひみ様、エドワード好きなの?」


理は、不思議そうに聞いてきた。


 


「我は、好きではないぞ。」


顔を真っ赤にして卑弥呼は言った。


 


「なるほどね。ひみ様。私、エドワードさんとコラボしたいなw。


ひみ様がこんなに男性Vに興味持つの、はじめてだからね。」


 


こうして、卑弥呼は、エドワードと理のサシコラボをセッティングする話となった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る