第370話 そして何気ない日常へ……繰り返す因果?(後編)
「ヴェンデリン、よく聞きなさい」
「はい」
「どうして私が、バウマイスター辺境伯家の八男として生まれたお前に、我らの偉大な初代様の名を授けたのか。わかるな? ヴェンデリン」
「桁違いの魔力があるからかな?」
「そうだ! お前は初代様に匹敵する魔力の持ち主。いわば先祖帰りのような存在なのだ」
また、父上からの長い話が始まった。
それも、いつも同じ話ばかり。
いい加減に聞き飽きたな。
俺は、ヘルムート王国において広大な領地を持つ大貴族バウマイスター辺境伯家の八男として生まれた。
母アマーリエは側室だけど、生まれながらの魔法の才能で父上に可愛がられている。
それはいいのだけど、いつも俺がバウマイスター辺境伯家の新しい希望なのだとか、偉大な先祖のどれだけ盛ったんだよ感がある逸話が続き、それも同じ内容を何回も話すのには参ってしまう。
兄上たちは……巻き込まれたくないから逃げてしまったようだ。
側室の子供で魔力量が多いから苛められているとかはないが、兄上たちは俺を父上の長いお話の被害担当と思っている節がある。
俺が逃げてしまうと父上が話をする相手がいなくなってしまうので、仕方なしに話を聞いていた。
「初代様より、我が一族は不思議と魔法の才能が子孫に受け継がれるようになった。我が家には、魔族の血も度々入っているからな。初代様は、なんと魔族の王も妻にしたそうだ」
初代様は、随分と大胆な人であったようだ。
とんでもなく貧しい騎士爵家の生まれながら、魔法の才能を生かして様々な功績をあげて大貴族となった。
王家とも血の繋がりがあり、今も五大辺境伯家の筆頭、新領土南ヘスティニア大陸都督との連絡役として、王家からの信用も厚い。
子孫に魔法の才能が遺伝するようになったのは、初代様からだ。
そのおかげで、バウマイスター辺境伯家はこれまで数十人も王宮筆頭魔導師を輩出している。
ところが、初代様からの申し送りによると、魔力の遺伝は段々とその効力が落ちてくるらしい。
実際に、今は昔の中級レベルでも天才扱い。
上級は数十年に一度の奇跡と言われている。
大半は初級レベルという状態だ。
それでも、他の貴族は魔法の才能が子孫に遺伝しない。
バウマイスター辺境伯家から嫁なり婿を受け入れても、数代でその効力がなくなってしまう。
貴族の中には魔族と婚姻を行うという裏技に走る人もいるみたいだけど、魔族は数が少ない。
それに、数代で魔力の遺伝がなくなるのは同じだ。
実は魔力量の減少に悩むのは魔族も同じで、どうして魔族までそうなってしまったのか、多くの学者たちが研究をしているが、いまだにその原因は不明であった。
元々魔族は、最先端の魔導技術を持っていた。
空気中に微量に漂う魔力を収集して魔晶石に蓄え、それを効率よく燃やして動かす魔道具の開発と生産では群を抜く存在である。
魔族自体に魔力がさほどなくても困らない状態だから、必要がないと本能で理解して衰退したのではないかという説が唱えられていた。
人間も同じで、初代様の時代に比べれば圧倒的に魔導技術が進歩している。
少ない魔力で魔道具が動くようになり、魔力が少なくても困るということはなくなった。
そのため、人間も必要がなくなったので魔力量が減ってしまったのではないかという説を学者が述べているのだけど……。
「しかし! 我がバウマイスター辺境伯家の力の源泉は魔法と魔力にある! 困っていたところにヴェンデリンが産まれた! 陛下も! 多くの貴族たちも、お前が希望に見えているのだ!」
「希望ですか……。俺はなにをすればいいのですか?」
「実はお前に、王家より王女様が降嫁されることが決まった」
「それって、おかしくないですか?」
普通、兄上たちの方が優先されるはずだけど……。
その前に、兄上たちから苦情は出なかったのであろうか?
「第三王女のイーナ様は、久しぶりに王家から出た天才魔法使いなのでな。お前との婚姻が相応しいと、陛下もエーリッヒたちも言っていたぞ」
「えーーーっ! あいつですか?」
「こらっ! イーナ様に向かってなんて口を利くのだ!」
父上、そうは言いますが、あいつは俺を常にライバル視して面倒な奴なんです。
物心つく頃から顔見知りだけど、いつも魔法勝負を挑まれ、俺が適当にあしらうと、次こそは必ず勝つと捨て台詞を吐かれる。
「父上、いつも魔法勝負させられる俺の心情を察してください」
もし怪我でもさせると大変だから、手加減するのも面倒なんです。
「ヴェンデリンよ、お前はまだ若いな。女心がわかっていない。実はイーナ様はお前が大好きなんだが、それを素直に伝えられないのだ。勝負を挑むことでお前と絡もうとする。実に健気ではないか」
「そうだったのですか」
それは、思わず好きな異性に対し意地悪をしてしまうという、アレなのか?
でも、全力で『ファイヤーボール』はやりすぎだと思うんだよなぁ……。
「私がそう思っているだけだが」
「父上……」
事実じゃないのかよ!
「なににしてもだ。お前は子供がいない大伯父上の養子となって、分家の当主になってもらう。エーリッヒは優秀な跡継ぎだが、お前もエーリッヒを支えるのだ。他のヘルムートやパウルたちは、みんな他の貴族家に婿養子に行ってしまうからな」
最近全体的に魔力量が減ったとはいえ、中級ならバウマイスター辺境伯家から産まれた子供の半数がそうだ。
そのため、バウマイスター辺境伯家には常に多くの子供を作る義務が課せられている。
嫁入りする娘は当然であり、息子も子供に男子がいない貴族にはとても人気があった。
父上も、現時点で息子十三人、娘二十一人がいる。
まだ足りないと王家から言われているそうで、俺の弟と妹はまだまだ増えそうだ。
「そんな状況のため、お前はイーナ様を正室に迎えるのだ」
「それ、エリーゼたちにどう説明するのですか?」
バウマイスター辺境伯家の子供は、早くに複数の婚約者が決まってしまう。
俺の正妻も、教会とも縁が深い王都の有力大貴族ホーエンハイム伯爵家の娘エリーゼに決まっていた。
そういえば、初代様の正妻もホーエンハイム家の出でエリーゼという名前だったそうだ。
治癒魔法の使い手という部分も似ている。
他にも複数の婚約者がいるのだが、今になって、王家とはいえ俺に正妻として王女様を押し込むと、いらぬ混乱が起こりそうな……。
「そこは王家がなんとかするそうだ。それでだ。ヴェンデリンには重要な仕事がある!」
「もしかして……」
「お前がエリーゼたちに説明するのだ」
「父上がやってくださいよ!」
「嫌だよ。怖いもの」
父上……。
曲がりなりにもバウマイスター辺境伯が、成人前の小娘数人が怖いって……。
「とにかくだ! 私は色々と忙しいので、あとはヴェンデリンに任せた」
父上は早々に話を終わらせてしまい、俺は父上の執務室から追い出されてしまった。
「エル、なぜ俺がエリーゼたちに説明しないといけないんだ?」
執務室から出た俺は、お付きである重臣アルニム家の五男エルヴィンに己に振りかかった理不尽を説明した。
「お館様はお忙しいのだから、そこはヴェルが自前でやらないと」
「エルも手伝えよ」
「嫌だよ、だって俺の嫁さんじゃないもの」
エルは、幼少の頃から幼馴染で親友でもあった。
二人きりの時には、かなり砕けた口調で話をする。
「でも、いくら王家でも横入りはないよな」
「本当だぜ。しかも、お相手はイーナ様ときたものだ」
「あの人、本当にお転婆だからなぁ……」
そんな話をしながら自室に戻ると、そこには俺の婚約者たちが待っていた。
「あなた、お茶を淹れますね」
「エリーゼ、俺たちはまだ正式に結婚していないから『あなた』はどうかと思う」
もうすぐ成人する俺たちであるが、正式に結婚する前にその関係を深めておこうと十二歳の頃から一緒に生活していた。
エリーゼは自分が俺の正室になると疑っていないのに、いきなり王女様の横入りだ。
これを話すのは辛い……というか、これは父上の仕事じゃないのか?
「イーナ様の件ですか?」
「知っていたのか、エリーゼ」
「はい。お父様から連絡を受けました」
エリーゼは、魔導携帯通信機でホーエンハイム伯爵からイーナ様の件について聞いたようだ。
彼は教会の重鎮だから、知っていて当然か……。
元々エリーゼにしても長女であり、いくらバウマイスター辺境伯家とはいえ八男に嫁ぐのはおかしいからな。
「仕方がありません。今の王家は、あまり優秀な魔法使いが出ていないのです」
「そうなのか?」
「はい、陛下の御子の中で中級以上の魔力を持つのは、イーナ様だけですから」
魔力の量が王家の力と比例するわけでもないが、やはり優れた魔法使いが多いに越したことはない。
イーナ様と俺との間に生まれた子供の魔力に期待したい、というわけか。
「ヴェル、いまだに魔力が増えているものね」
「まあね」
俺のもう一人の婚約者にして、バウマイスター辺境伯家分家魔闘流師範役オーフェルヴェーク家の次女ルイーゼも話しかけてきた。
バウマイスター辺境伯家で産まれた子供は、物心つくころから初代様が作った訓練マニュアルで魔法を習う。
魔力を増やす訓練も同時に行うのだが、俺は上級を遥かに超えてもいまだに魔力量の限界が訪れなかった。
このまま行くと、初代様と変わらない魔力量まで成長するのではないかと期待されていたのだ。
「面倒な話だな。魔法対決なら、カタリーナとかが互角くらいじゃないのか?」
「どうやらイーナ様は、私など眼中にもありませんようで……」
第三の婚約者、バウマイスター辺境伯家の寄子ながら実質分家のような存在であるヴァイゲル子爵家の長女カタリーナも、俺の婚約者として幼少の頃から一緒に生活していた。
成人前にも関わらず、すでに天才だと言われているカタリーナは、俺の見立てではイーナ様と互角か、少し実力が上の魔法使いであった。
それなのに、昔からイーナ様は俺に執着して勝負を挑み、毎回負けていた。
「ヴェンデリンさん、これからは毎日イーナ様と勝負できますわね」
「俺が嫌なの!」
時間が勿体ないから、そう思って当然だろう。
「そうですわね。第一、ヴェンデリンさんの婚約者は、私たちだけで固定だと思っておりましたわ」
「名前が関係しているかも。私も初代様の妻と同じ名のヴィルマだから。みんなもそう」
「名前が同じだからって、旦那と結婚して子供が生まれるとみんな上級になるってか? そんなわけないじゃん」
同じく分家である、アスガハン家の次女で魔銃使いのヴィルマと、寄子で実質分家のオイレンベルク男爵家の長女カチヤも話に加わってきた。
この二人も、俺の婚約者であった。
名前が同じというのは、初代様の妻は公式、非公式を合わせて三十名から五十名以上。
子供の数は八十名から百四十名以上とも言われており、記録に残っている妻たちの中で、名前が伝わっている人物と同じ名前の娘が同じく初代様と同じ名前である俺の婚約者に指名されていた。
同じ名前だから、そう都合よく上級魔法使いが産まれるはずもないと思うが、このところの魔力量の低下は深刻であった。
きっと王国上層部ですら、藁にも縋る思いなのだと思う。
「冗談のような話じゃが、妾も同じ名前だからという理由でフィリップ公爵家から嫁ぐ予定じゃからの。帝国はもっと優秀な魔法使いの確保に苦労しておる」
俺の婚約者には、帝国の娘もいた。
フィリップ公爵家の三女テレーゼ、ラン族出身で褐色の肌が特徴の肉感的な美少女だ。
数百年前から王国貴族と帝国貴族との婚姻は珍しくなくなっていたが、向こうは選帝侯家なので、よほど俺に期待してのことなのであろう。
「それにしても、いくら王女様とはいえ、この状況で割り込む度胸が凄いですね」
「だよなぁ……」
同じく分家から来たリサは、俺よりも五つも年上だった。
彼女も本人が魔法使いなのと、初代様の妻と同じ名前だという理由で俺の婚約者にされている。
「相手が王女様だろうと、ヴェルの方が夫なんだから偉そうにしていれば? 文句言ったら、魔法勝負で負かしてしまえばいいんだよ」
「エル、お前は気楽に言ってくれるな」
「だって、俺の婚約者の話じゃないもの」
エル、お前ちょっとムカつく。
「それで、いつ来るんだ? あのお姫様は」
実はエルも、会う度にイーナ姫が俺に魔法勝負を挑む現場に何度も居合わせていた。
そのため、彼女と顔見知りでもあったのだ。
「あの姫様の護衛もするとなると、すぐにあちこち遊びに行かれると面倒だからな。他の連中と護衛任務の打ち合わせをしなきゃいかん」
俺がただの八男ならエルが一人で護衛すれば済む話だが、先祖返りと言われている魔力のせいで魔族からも注目されているらしい。
父上は、俺への護衛を強化した。
万が一にも、誘拐でもされたら困るのだそうだ。
当然婚約者たちの護衛任務もあり、エルはお転婆で有名なイーナ姫の護衛が大変そうだと溜息をついた。
「ヴェル、お館様から聞いていないのか?」
「なにも言わなかったから、父上も知らないのと違うか? エリーゼは知っている?」
「さすがに、いつここに来るかまでは知らないです」
「姫様なんだから、色々と準備で忙しいんじゃないの? 嫁入り道具の準備や、お付きの人も多そうだし」
ルイーゼの言うとおり、『一応』お姫様だからな。
王国としても、その身分に相応しい相応の準備が必要なはずだ。
「ということは、しばらく来ないだろうな」
「残念ね! 私はもういるわよ!」
「出たな!」
「なによ! 人をお化けみたいに言わないで!」
噂をすればなんとやら、とは違うと思うが、すでにイーナ姫はバウルブルクまで来ていたようだ。
度々顔を会わせた時と同じように、ドレス姿ではなく、いつでも狩猟に行けるような格好をしている。
その装備の素材や作りは王族に見合ったものであったが、婚約者に挨拶するのに相応しい格好には見えなかった。
カジュアルすぎるよな。
「私のライバルであるヴェンデリンが婚約者って、パパも王族に中級魔法使いが生まれにくくなっているから焦っているのね」
「ライバルって……一回もヴェルに勝ったことないじゃん」
「うっ! 今度は勝つからいいのよ!」
ルイーゼから事実を指摘され、イーナ姫の顔が引きつった。
「イーナ様、あなたはヴェンデリン様に勝負を挑みに来たのですか?」
「当たり前じゃない」
「安心しました。つまり、ヴェンデリン様と結婚する意志がないと。でしたら私は、当初の約束どおり、ヴェンデリン様の正妻となります」
エリーゼは普段は温和で優しいが、歴史ある大貴族家の令嬢であることには変わりはない。
堂々と、イーナ姫に先制の一打を与えた。
「なんでそうなるのよ?」
「私たちは、ヴェンデリン様の妻になれることを嬉しいと思っていますが、イーナ様はヴェンデリン様と勝負できれば満足なのでしょう? でしたら、無理に妻になる必要はありませんね」
「そんなことはないわよ! 私に勝てない男と結婚するなんて嫌じゃない!」
「(面倒な女だなぁ……)」
自分よりも強い男じゃないと結婚したくないとか、エルが普段好んで読んでいる物語の内容じゃあるまいし。
「とにかく、これから勝負よ! 私を妻にしたければ、私を倒してみなさい」
「別に、そこまで無理に妻にしなくてもいいかな?」
「こらっ! 私が勝負してあげるんだから、ここは素直に勝負して私を妻にしなさいよ!」
「うーーーん。イーナ様って実はツンデレ?」
「出たわね! 謎のバウマイスター辺境伯家用語が!」
俺も詳しい事情は知らないけど、この言葉も初代様が最初に言い始めたそうだ。
初代様は魔法のみならず、文化、芸術、食、魔導技術の進歩にも貢献した凄い人だからなぁ。
ただ、ちょっと変人疑惑も……。
「とにかく勝負しなさい!」
「しょうがないなぁ……」
一回勝負して負かせば、イーナ様もしばらくは大人しくしてくれるであろう。
それよりも、今日はみんなで魔の森まで狩りに行く予定だから、とっとと終わらせてしまうに限る。
「今日は、ご先祖様が持っていた強力な切り札があるのよ! パパが私の嫁入り道具としてくれたの。様々な属性の魔法の穂先を自在に出せ、しかもそれを飛ばすこともできる。伝説の魔槍『飛穂丸』。初代バウマイスター辺境伯が、娘の嫁入り道具に持たせたそうよ」
確か、初代様の娘の一人が王家に嫁いだんだよな。
その娘の母親は槍の名人だったそうで、娘も同じく槍を習っていたそうだ。
「実は私、槍も習っているのよ」
「ふーーーん、前よりも負けるまでの時間が二十秒くらい伸びるかもね」
「失礼ね。ルイーゼだっけ?」
「だって、ボクたちもそんなものだよ。ねえ? みんな」
ルイーゼが他の婚約者たちに質問すると、全員が首を縦に振った。
「私は治癒魔法専門なので、戦いは無理です」
「魔導武器を使って勝てるくらいなら、誰も苦労しない」
「魔力量に絶望的なまでの差がありますから」
「だよなぁ……。イーナ様、怪我しないようにな」
「ヴェンデリン、夫婦とは最初が肝心じゃぞ。油断して負けて尻に敷かれないようにな」
「油断しても、旦那様が負けるとは思いませんが……」
「あんたたち、言いたい放題ね……」
イーナ姫は、エリーゼ、ヴィルマ、カタリーナ、カチヤ、テレーゼ、リサの言いように文句をつけた。
「まあいいわ。実際にやってみればわかるのだから」
それからすぐ、俺は新たに婚約者となったイーナ姫と勝負をする羽目になった。
それにしても、魔力が多いだけで、こんなに婚約者が増えてしまって……。
初代様も奥さんの数がもの凄かったと記録されているが、俺と同じような目に遭ったのであろうか?
多少魔法に長けていても、貴族である俺は、雁字搦めの柵からは抜けられないようだ。
それでも、なんとかやっていこうと思う。
きっと初代様も、俺と同じような苦労をして人生をまっとうしたはずなのだから。
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