部活の上下関係うへぇな者たちへ
愚痴り場みえちゃん
第1話
昔話になりますな。
中学生、部活での初の先輩・後輩という上下関係の始まり。
上下関係とは先輩・後輩という関係性についての説明など何もなく、いつの間にやら発生。
小学生までは年齢関係ない兄貴分、弟分というようなタメ口でOKな間柄だったはずなのに。
いい関係性を築けてる人もいれば、そうでない人も。
これは半々ですよね。
私の中学生のときの部活での上下関係はよくないほうでした。
先輩が飲むまで水分補給はダメ、部室は先輩は使っていいけど新入生はダメ。
部室を使ってはいけないのに先輩が使った後の部活の片付けは後輩が…
この部活においての上下関係って理不尽の嵐。
先輩から賃金を貰ってるわけでも、先輩から施しを受けてるわけでもなく、ひたすらイビられてるだけなのに、敬語を使いこき使われる。
上下関係・先輩・後輩。
全てが初めての経験なのに、人によってはこんなにもイヤな思い出。
中には良い先輩もいる。
友達のように接してくれて、優しくて。
でもイビられていた先輩はそれを後輩にする。
もちろんそうではない人もいるけど。
自分たちで負の連鎖を断ち切ろうとする人もいれば、自分がされたことは今度は後輩にするんだとワクワクしてしまっている人もいる。
まず水分補給をするタイミングを何故に先輩というか他人に合わせねばならないのか。
先にどうぞはいいとして、ちゃっちゃと飲んでくれるならまだしも、嫌がらせでなかなか飲まない先輩もいる。
今の時代なら水分補給を制限するのは御法度だろうが、30代の人間からすれば当たり前のようにあったことだ。
そして何故に使ってもいない部室を掃除しなければいけないのか。
自分で散らかしたなら自分で片付けるのが常識でしょう。
それは小学生で習ってることだ。躾だ。
それを全否定するような新人が掃除という謎のルール。
自分が散らかしたものを人に片付けてもらう、しかも後輩に片付けてもらうなんて、人として恥ずかしくないのか⁇
羞恥心はないのか⁇特に思春期だろ⁇自分が汚したモノを他人に触られる掃除されるって思いっきり恥ずかしいだろう。
そしてここでも嫌がらせとしてあるのが、うんと汚くするという嫌がらせ&グズグスしてなかなか帰らず後輩をとにかく待たせるという嫌がらせ。
初めて先輩になれて舞い上がる気持ちもわかるが、
それがイビりに向かってしまうというのは悲しい話。
自分がされて嫌だったことを他人にしないではなく、する方を選択してしまった悲劇。
そんな過去の話は武勇伝ではなく黒歴史になってしまう。
でも現在、中学生の人たちにいくら大人になってそれを自慢できる⁇因果応報でいつか報いが…なんて言われても将来や大人になってからの自分なんて漠然とどころか全然、想像もできない年代。
なんとなくどうにかなると思ってる世代。
大人の言葉が1番、浸透しない世代。
これをどうやって教えればいいのか。
ここを人生の先輩として先生達に後輩への対応を指南してほしい。
後輩にどう対応するのがベターなのか。
思いやりについて。
そうすれば後々、メンドーな揉め事が減ると思うんです。
私は反抗期&思春期で先生に反抗、後輩へのイビらをしてる人を恥に思い、自分は努めてそれをしないようにしてきましたが、それでも反抗期のイライラは抑えようのないときもありました。
反抗期が故に反抗してる姿は同年代から見ても見苦しい。
決してカッコよくはない。
反抗する相手が先生という時点で甘えている。
だから私は思うんです。
そんな言われ方をしたら反抗をされたら授業妨害をされたら先生も生徒を嫌いになるよと言っていいと思うんです。
それも教育だと思うんです。
そんな態度の生徒に、先生に優しい慕っている生徒と同じ対応はとれないと諭していいと思うんです。
同じ感情のある人間だということを教えなければ、知らなければいけない世代が中学生だと思うんです。
そこで理解させなければ大人になっても人の心に鈍感なままになってしまう。
教師だからどんな生徒にも分け隔てなく優しく接しなければいけないというのが、そもそもの間違いだと思うんです。
どんな職業の人間でも、自分と同じく傷つき人を嫌いになることがあり、嫌いな人には優しくできない、拒否をすることもあるということ。
そして1度やってしまったことは消せないリセットできない、謝っても許されないこともあるのだということを教えることが、大人になっていく過程でとても大事なことになると思うのです。
取り返しがつかないことを知って、初めてかけがえのないモノを学ぶ。
そうすることで人に優しくすることを覚えて、本当の友達・人を愛するということを学べるのではないかと思うんです。
上下関係のブログからだいぶ飛躍してしまいましたが、これで本日は終わりです。
部活の上下関係うへぇな者たちへ 愚痴り場みえちゃん @gutiriba
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