いい兄さんの日

にじのくじら高校生組

鉦一郎 PC① 芋メガネのキャラ。シスコン

ミシェル PC③ ばっさんのキャラ。オーストラリア出身の初恋泥棒。

鉤 PC④ 袋綴じどっとこむさんのキャラ。片腕が麻痺してる。元悪役の数少ない常識人。


鉦一郎「どうしてこの日本にはいい妹の日がないんだよ!!!!」

ミシェル「Calm down. 気持ちが溢れすぎてるし"いい兄さんの日"に言うべきではないよ」

鉦一郎「だって僕はいい兄さんとは言い難いし……それ以上に僕は祝われるより祝いたい。というか、正直世の中の兄が祝われることにメリットを感じられない」

ミシェル「流石に過激派だしこの世の他の兄な人達が巻き込まれたよ?」

コウ「ちなみに9/6が妹の日らしい」

鉦一郎「なにっ」

ミシェル「反射速度が早くて少し怖いよ鉦一郎」

鉦一郎「だってーーーーーだってーーーーー」

コウ「この駄々っ子を見てると本当に長男なのか疑いたくなってきたな」

ミシェル「鉦一郎は普段から背伸びしてるから時々こうなるんだよね」

鉦一郎「それはそうとして時を戻す術か進める方法を知りたい」

コウ「発想というか思考に迷いも濁りもなくて怖いんだが」

ミシェル「普段も時々こうなるけど怖いんだよね」

鉦一郎「え、なってる?」

コウ「自覚もないのか!?」

ミシェル「昔からこうだから時々救いようがない気もしてくるよね」

鉦一郎「段々評価が酷くなってない?」

コウ「それはそれとしてだな」

鉦一郎「え、無視?」

ミシェル「今日はいいお兄さんとしていつも頑張ってる鉦一郎にプレゼント」

コウ「俺からもだ」

鉦一郎「うわぁ嬉しいなぁ!!なになに〜?」

コウ「俺からは圧力鍋だ」

鉦一郎「お、おお……結構とても良いやつだ……。ミシェルのはデカイけどこれは……?」

ミシェル「開けてからのお楽しみだよ」

鉦一郎「よーし!一気に………………

コウ「これは……肉?」

ミシェル「そう!カンガルーのお肉だよ!」

鉦一郎「カンガルー」

ミシェル「うん、カンガルー。あれ、鉦一郎も知ってるよね?」

鉦一郎「大丈夫、理解が追いついてないだけ」

コウ「それはそれとして……どう食べるんだ?」

ミシェル「マムとダディとはバーベキューで焼いて食べたよ!」

鉦一郎「ふーむ……折角だし圧力鍋で煮込んでみる?」

ミシェル「I can’t wait it!! 楽しみだね!!」

コウ「まあ、鉦一郎の腕なら問題はないだろう」

鉦一郎「いやぁ、まあ、そこは長男としてね、みんなには美味しいものを食べて欲しいからね」

ミシェル 「やっぱりこう、そういう所はいいお兄さんだよね。鉦一郎は」

コウ「ああ、やはりいい兄だ」

鉦一郎「そう言われると照れるな……それはそれとして時間を進めるか戻すか————」

ミシェ・コウ「もういいよ!!!!」

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