第7話 家にある魔物石

 夕方、父が持ってきた魔物石を自室で眺めていた。


 魔物石を見てみる。


 ゴブリンの魔物石

 レベル4

 効果 腕力強化Lv1


 一階層よりも奥のゴブリンは、レベルが高い。効果のレベルは、1のままだった。


 シルバーラットの魔物石

 レベル2

 効果 顎強化Lv1


 シルバーラットは、ネズミのモンスターだ。噛むから顎の力が強化されるのか。いらないな。


 ロックリザードの魔物石

 レベル8

 効果 一部再生Lv1


 ロックリザードは、石見たいなトカゲだ。しっぽを切り捨てて逃走するらしい。しっぽが再生するから一部再生なのか。人間につかえるのか?


 ゴブリンマジシャンの魔物石

 レベル13

 効果 火魔法強化Lv1


 ゴブリンマジシャンは、魔法を使うゴブリンでゴブリンの上位種だ。レベル13って父さんは、どこまで潜ってるのだろう。


 見ていると、強化系とモンスター特有の効果が多かった。どちらも使い勝手がいいがどう使えばいいかわからない。


 考えていると父さんが部屋に入ってきた。


「どうだ?面白いやつあったか?」


「うん。これは面白いよ。」

 灰色の魔物石を見せる。ロックリザードの魔物石だ。


「一部再生って効果があって、人間なら腕とか再生できないかな?」

 冒険者ギルドにいた人を思い浮かべる。


「おお!それが出来たら最高だな!必要な奴はいるだろう。」


「そこで明日一緒にダンジョンに行けないかな?」

 僕は、お願いする。


「もちろん良いぞ!レベル上げか?」

 カイルは、嬉しそうに聞く。


「それもあるけど魔物石の実験をしたいんだ。」

 魔物石をアクセサリーにする実験を。


「よし!それなら今日は早く休め!明日は8時に出発しよう!」

 父は、バタバタと部屋を出て行った。装備を準備するのだろう。


 よし!今日は早く休もう!


 夕飯を食べ、そうそうに寝床につき就寝する。



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