11月号 『雨傘』
君に傘をさしかざした。
僕たちはついさっき別れたばかりで、ここはファミレスの入り口の前。外は予報通り小雨が降っていて、僕たちの手元には傘が一本しかなかった。僕は雨の日に折り畳み傘を持つような性格ではなく、彼女は元来雨の日に傘をさすような性格ではなかった。僕らの行き道は、少し先の駅まで重なっていた。
「いいよ、要らない」
黒く長い髪を揺らしながら、当然のように、彼女は僕の愛情を拒む。ファミレスの店内でもそうだった。安い合皮のソファに座り、僕が差し出した言葉を、拒んだ。
ずっと、彼女が雨の日に傘をささないことを知りながら僕は彼女に傘をさしかけていた。そしてその傘に彼女が入ることで、僕らは相互補完的な愛情を成立させていた。さっきまでは。
拒まれたことに、激情はない。ただ、雨に当たったところが少し肌寒く感じたから、今だって、いつも通り傘をさし向けた。それだけ。
――いや、今までこれだけ露骨に拒まれたことは無かったのにな、という感想は、やっぱり当然のように持っているけれど。
「風邪ひくぞ」
「寒くないと、別れた気がしないからいいの」
ただ、事実として重なってゆく明確な拒否。
あぁ、もう別れた気になるつもりなのだなと思う。今さっきまで僕たちは恋人で、一体あんな言葉一つで、今の一瞬のうちに何が変わったというのだろう。僕らを構成する細胞には何一つとして変化が無いのに。ただ、随分前に欠けた身体の一部を除いては。
僕の元恋人になろうとしている彼女が、小雨に打たれながらゆっくりと先を歩き始めた。結局、僕もそれに従う。今まで差し出す愛情を続けていたから、一度僕も受け取ってみようと思った。
雨足が強くないことだけ、救いだった。彼女にとっても、僕にとっても。
昔を、思い出す。
「僕たち」は、今まで別れを経験したことが無い。しかし「僕ら」は過去に一度、別れを経験している。
僕は、もう二度と、あんな思いはしたくなかった。
僕たちには、恋人がもう一人居た。二人が共通して、同じ時期、同じタイミングに、同じ人と付き合っていた。別に、二股をかけられていたとかそういう話ではない。
僕らは、一年半程前まで、三人を基本単位として恋愛をしていた。
今しがた別れ話になった、目の前で小雨に打たれながら歩く少女、澪。
傘を差し向けて拒まれた僕、宏太。
そして、いつも手に持つ傘を澪に差し出して、自分は鞄に入れてある折り畳み傘をさし歩いていた少年、千春。
この三人がいることで、やっと僕らは三人とも、雨に濡れずに帰ることが出来ていた。
三人だった頃、帰った後にまた集う先は、決まって一人暮らしの千春の家だった。学生向けにしては少し高めのアパート。千春の家へ先に到着していた澪が千春とキスをしているのは日常茶飯事だったし、僕はいつも、そんな目の前の光景をとても愛しく思った。しばらく見つめていると、澪は僕に気がついて駆け寄ってきて、その唇で僕にもキスをした。僕はそんな澪を連れたまま千春の近くまで寄り、千春の額にちゅっと音をたててキスをした。千春はくすぐったそうに笑い、澪も珍しく慣れないことをした僕を見て笑っていた。僕も少し恥ずかしく思いながら、微笑んでいた。総じて、そういう関係性だった。
三人が、僕らの完成形だった。
昨年の梅雨の時期までは。
「千春、何してるかな」
前を歩く澪が、ポツリと零した。ふとすれば雨のせいで聞き逃してしまいそうな声量で、僕は少しだけ歩みを早めて澪に近付く。澪から千春の名前を聞くのは久しぶりの事だった。
「……何してるだろうな」
今の今まで、僕たちは、ずっと千春と連絡をとっていない。別に連絡先が無いわけではないし、SNSなんて痕跡だらけなのだから、探せば千春の欠片はごまんと見つかるだろう。でも、僕らはそれをしてこなかった。ずっと、欠けた存在を認識することで、自身が足りていないことを認識するのが怖かったから。僕らは欠けた空間に見て見ぬふりをしながら、傘という小さな世界の中で、小さく体を寄せあって、降り続く雨を凌いでいた。
しかしそれを、彼女は今しがた拒んだ。僕とさえ分裂しようとする澪の口から、千春の話題が出るのは当然のことだった。
覚悟なんて始めからなかったけれど、僕たちは、もうずっと前から限界だった。
前を歩いていた澪が、赤信号で立ち止まった。僕はその隣で、傘から零れた雨水が澪にかからないように、少し離れて同じように立ち止まる。傘がある時だって、それなりに離れて立っていたけど、それでも無理矢理に近寄って、傘をささないよりびしょ濡れになっていることだってあって。それは確かに幸せだった。今、この遠さは、ただの距離だ。心の距離、のような。
「澪」
「なに」
澪の声は、相変わらず空から降る水と重たい空気に吸われていく。
「やっぱ入れ」
「いやだ」
「……お願いだから入ってくれ、駅まででいいから」
「まだ小雨だよ」
「これから本降りになるんだって、その前に」
「いい加減にして、入らないって言ってるじゃん」
「じゃあ走って帰ればよかっただろ……!」
四度目の拒否には、もう耐えられなかった。激情が無いなんて嘘だ。澪には受け取ってほしい。結局、僕は差し出すしか能がない。澪の華奢な手を引いて、無理矢理傘の中に閉じ込める。信号が青に変わる。舌打ちをしながら、サラリーマンが僕たちの横をすり抜けていくことに気が付きながら、しかしそれは外の世界の出来事だからと見て見ぬふりをした。傘の中に引き込んだ澪の顔と髪は、小雨だったけれどしっかりと濡れていて。傘をさしたまま、服の袖で澪の髪を雑に拭う。
「ちょっと、やめて」
「お前だって離れたくないんだろ」
目を逸らしたまま、澪の髪を拭いつつ言うと、澪が、小さく息を呑むのが分かった。薄々気が付いていた。さっきの別れ話も、売り言葉に買い言葉だった。
僕が、一緒に暮らさないかと言ったことが別れ話の発端だった。千春がいないのに、なんて流石に澪も言わなかったけれど、二人で暮らすということは、つまり千春を除外することと同義だった。僕もそれに気が付きながら提案したから、こうなることはもはや必然だったのかもしれない。でも、澪ならすべてを汲んで受け止めてくれるような気がしていた。
僕だって、千春を忘れられないのは一緒だ。でも、このまま自身の三分の二まで落とす訳にはいかないから。だから、澪だけでもいいから一緒にいる理由が欲しかった。理由があれば、一緒に居られると思った。それさえも口約束だということには、もちろん気が付いていたけれど。
「千春だって、同じだっただろ。多分」
酷いことを言っていると思う。僕だって、千春を止められなかった。同じだからって、どうにもならないことはたくさんある。でも、僕らだけでは、弱い。
濡れた澪の前髪を横に梳き、いつか千春にしたように、澪の額へとキスを落とす。耐えきれなかったかのように、澪は下を向いて嗚咽を漏らした。
そんな澪を抱きしめながら、雨に濡れた旋毛にもキスを落とす。
※ ※ ※
僕たちが千春と別れたのは、同じような雨の日だった。ベランダに繋がる硝子戸には、容赦なく水の粒が叩きつけていた。部屋の電気が付いていて、尚且つ部屋は白い壁で覆われているにも関わらず、どこか気配自体が薄暗くなっていた。休日。三人で昼食を取った後。ダイニングテーブルに並んで、澪とコーヒーを飲んでいた時だった。
「澪は、宏太のこと好き?」
「すき」
千春は湿気によってふわふわと揺れる猫っ毛を片手で押さえつけつつ、自分のコーヒーを持って僕たちの前へと腰かけて、いやに恥ずかしいことを聞いた。それに間髪入れず、何なら食い気味に返す澪に、くすぐったさを感じる。そしてその恥ずかしい質問は、容赦なく僕にも飛んできた。
「じゃあ宏太は? 澪のこと好き?」
一瞬言い淀んだ。正直こういう、真正面から向けられる好意は、同時に向けるのも苦手だ。でも吹っ掛けられた以上、予想以上を返さないと気が済まない。ため息を吐いて、千春を見据えた。
「もちろん、」
お前のことだって。
しかし思惑に反して、先の言葉を紡ごうとした唇は、千春が机にコーヒーを置く、澄んだ音によって制された。
「なら、僕がいなくても大丈夫だよね」
空気が、明らかに不穏な方向と進んでいることだけを、感じ取った。僕も手に持っていたコーヒーを置く。隣に座ったままの澪は、コーヒーカップを両手できつく握りしめ、訝し気な表情になった。
「どういうことだ、千春」
「どうもこうもない、……君たちから離れたい」
離れたい、って、なんだ。
「千春は、僕たちのことが好きじゃなくなったってことか」
目の前で組まれたままの、千春の手を握る。平均より少しだけ高い体温を感じながらも、僕の声は震えていた。縋るような気持ちだった。
「違う」
「……それなら何でそんなこと言うんだ」
「ッもう、うんざりなんだよ!」
千春が、僕の手を振り払った。澪が肩を跳ねさせる。弾かれた僕の手が、一度も口を付けていない千春のコーヒーへとぶつかった。カップを満たしていたブラックコーヒーが零れる。黒が、机を侵食した。
「君たちのへ悪口を、これ以上聞きたくない」
くしゃりと歪んだ千春の顔を見て、隣で、ついに澪が嗚咽を漏らした。考える前に、澪の頭を掻き撫でた。大丈夫だからと伝えたかったような気がしたけれど、僕が安心したかっただけかもしれない。
「ごめん、」
澪の弱々しい、何への謝罪かもわからない声が、部屋に反響する。
その光景を見て、千春が、微笑みながら口を開いた。
僕は、その時最後に千春が放った言葉を、今でも時々思い出す。
※ ※ ※
僕は、千春が住んでいるアパートの前にいた。雨でぐっしょり濡れた傘を畳む。
今日ここへ来ることは、澪には言っていない。元来、澪とは互いの全てを曝け出すような関係性ではなかった。それなりに知らないこともあったし、言わなくてもいいことは言わない。それが、僕たちにとって一番心地いい関係だった。
昼なのに構造上薄暗い通路を歩きながら、ここに来るのは約一年半ぶりなのだと改めて認識する。僕たちが千春と別れたのも、この家だった。今日の目的地である簡素なグレーのドアも、黒いインターホンも、何一つとして変わっていない。
表札も昔と変わらず、無い。今も千春が住んでいるという確証は何もなかったし、それはここへ来る前から分かっていたことだった。
大きく深呼吸をした。小さく震える手で、インターホンを押す。
はい、という声と共に、ガチャリと、不用心にドアが開いた。
「え」
間違いなく、それは千春だった。猫っ毛が揺れる。冬に近づくとよく着ていた、見覚えのあるクリーム色のハイネックは首元が少しよれつつある。一年半程経っているはずなのに引っ越していないことに安堵しながらも、閉まりかけたドアを手で制した。大きな音を立ててドアにぶつかった手が、じんわりと熱を持つ。要件を言う前に扉を締められまいと、少し急いた気持ちで口を開いた。
「入れてくれ」
隙間から覗く千春は困ったような表情で考えていたが、しばらくして、ドアを閉めようとする手が緩んだ。
「……玄関まで、それ以上は入れない」
頷き、ドアを開ける。千春は僕に背を向けて中へと入っていった。
内装も、変わらない。外と比べて中は随分と綺麗にリフォームされている。だからこの学生向けアパートは高いのだ。千春はそのことを分かりながら、あえて、この家を選んでいた。きっと。ただ、しっかりとそれに関して話したことは無い。だから、ただの僕の憶測だ。
多分、こういう憶測が、僕らには山ほどある。
「何しに来たんだよ」
戻ってきた千春が、タオルを手渡した。それは当然のように、この家で一番新しいタオルなのだろうということに気が付く。ふかふかの、白いタオル。千春は、いつだって一番いいものを他人に譲ろうとする。それが元恋人であろうと、友人であろうと、赤の他人であろうと、分け隔てなく。
彼も、相変わらず差し出す側の人間だった。僕以上に、千春は受け取ることに関しての機能が欠如していた。だからこそ、僕たちは澪を愛しく思う。きっとそれは、今も同じだ。そう信じていた。
「連れ戻しに」
「は?」
「澪が、別れようって言いだした」
千春は、目を見開いて固まった。僕は千春が放った、最後の言葉を思い出していた。
「『幸せになって』って、言ったじゃん」
千春が僕の胸倉を掴んだ。泣きそうな顔が視界に入って、僕は黙ったまま、視線を逸らす。一年半前の梅雨、千春は僕らをこのアパートに呼び出し、それが当然のことかのように、ポンと僕らの背中を押した。世の中の当たり前を盾にして、僕らを普通に押し戻した。でも、三人でいることが完成形であることなど、本当は千春だってわかっていたはずで。それを全員が分かっていたのに、あの日、僕らは全員、各々違う理由で足が竦んで動けなくなった。
結局千春は、勢いよく胸倉を掴んだ割に、それ以上どうすることもしなかった。きっと、できなかった。千春は、あっけなく、僕の肩へと自分の額を押し付けた。
久しぶりに感じた千春の体温は、やっぱり少し高かった。
ふわふわと揺れる千春の猫っ毛に、力いっぱい擦り寄って、彼の髪をわざと濡らす。
「ふたりじゃ、寒い」
自分から出たとは思えないくらいに、か細い声だった。
「さんにんで、ずっと一緒がいい」
千春と別れたときから、澪は僕の家に来ることが多くなって、僕の母親はそれを喜んでいた。今までずっと、三人で遊んでいるのだと思われていたから。可愛い彼女が出来たと喜ぶ母に、澪は八十点の愛想笑いを零していた。母親はそれを百点満点だと、ずっと勘違いしていた。あまりにも身近な位置から突き付けられた「当然」の二文字は、僕らを限界に追い込む為の一助を、確実に担っていた。そういうことは、昔からあったはずなのに。千春がいなくなって更に顕著になったように思う。そしてそれらはすべて、優しさや祝福という、他人からすれば良い見た目で現れた。千春が望んだように。
確かに、雑言は無くなったかもしれない。でも、祝福は必ずしも、僕たちを幸せになんてしなかった。
世間など、結局僕らには何の価値もないことに、ずっと前から気が付きながら。それにずっと抵抗する術を持てなかった。だって、今の形が千春の、澪の、幸せに繋がると信じていたかったから。想像以上に、僕らは弱かった。
しばらくして、インターホンが二度立て続けに鳴った。しばらく無言の時間が流れた後、どちらからともなく互いの身体が離れた。僕の横をすり抜けた千春がドアを薄く開ける。千春の背中から、驚いた気配だけを感じた。
「みお、」
千春の口からその名前が零れると同時に、ドアが目一杯開く。身体を滑り込ませてきた澪が、千春に飛びついた。千春はそれをすんでのところで抱きとめる。
「……ッ寒い!」
澪は、いつもと違って傘を手に持っている。しかし、身体と髪は雨でぐしょぐしょだった。
咄嗟に、先程渡されたタオルを、澪の頭に被せる。
「うわっ、えっ、誰」
「馬鹿お前、何で、傘は!」
「えっ、宏太、何して、」
澪の髪をがしがし拭く。千春は黙って、それを見ている。
澪が傘をささないことは知っているけれど、傘を持っているのにさしていないのは初めてだった。何故傘をささなかったのか。しかし少し考えれば、きっと何か考えがあって、びしょ濡れのまま、ここに来たのだろうということは明白だった。その考えにも、思い当たる節があって。
多分、澪は千春ごと。
雑に拭いていた手を止めた。
「澪」
「なに」
「……千春、やっぱり同じだぞ」
脈絡のない話でも、今は澪にだけ伝わればよかった。
「宏太、」
「澪と、僕と、やっぱり一緒だった」
何故、そのことに気が付いていて、何もしなかったのだろうと、今になって思う。三人でやっと完全なのに、誰も幸せなわけが無かった。きっと、やっぱり、単純に。僕らが弱かっただけだ。澪が、自分に被せられたタオルを取った。
「あのね、千春」
「……なに」
「千春は、宏太の事すき?」
無邪気とも取れるが、澪はしっかりと千春を見据えていた。千春は澪から目を逸らせないでいるけれど、その代わりに答えもしない。澪は、なおも続けた。
「じゃあ、私のことは?」
いつか、千春が僕たちにした質問と同じだった。しかし、不穏な気配はない。この場所に、雨が無情に降り注ぐ様が見えるようなところは、どこにも無かった。
千春が、震える息を吐き出した。
「私も、宏太も、千春の事すきだよ」
いつかのように、千春の表情がくしゃりと歪む。
「一人だけ違う傘使わせてて、ごめんね」
そう言って、澪は千春の手を取った。
「傘、大きかったら三人で入れるから、これ」
手に持っていた傘を、千春に握らせる。微笑んだ澪を見て、ついに千春がその場にしゃがみ込んだ。肩が小刻みに揺れていて、微かに鼻を啜る音がする。澪は隣にしゃがんで、千春を抱きしめた。
僕も隣にしゃがんで、愛しい二人の頭を撫でた。
※ ※ ※
僕がいなくなれば完璧だと、ふとしたときからずっと思っていた。傘は、言わずもがな恋人であれば相合傘が一番いい。なのに、僕が折り畳み傘を鞄から出すから、僕らはいつだって傘を一人一本ちゃんと持つ羽目になっている。澪は受け取ることが愛だと思っているから、律義に僕がさしていた傘を何事もなかったように握る。
そうやってお節介を焼く度に、自分の肩が折り畳み傘の小ささに収まりきらず雨に濡れる度に、僕ってじゃまだなと、いつも思っていた。僕が居なければ、ふたりは幸せになれる。相合傘という狭くて暖かい世界で、幸せに。少しくらい互いの肩が濡れたって、傘の中ならそれさえも幸せだ。
そう、信じていた。そう、信じていたかったのに。
傘の中は、酷く温かい。
ふたりの形を、愛しく思う。
愛したいと思う。
愛してくれる彼らを愛したくて、愛した彼らはいつだって愛しかった。
※ ※ ※
ふたりの微笑みは、僕の人生だから。
※ ※ ※
願うだけじゃきっと足りない、
僕らの行く先がすべてハッピーエンドでありますように。
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