第11話 外の世界に出発します!

 



「連れ戻すのに失敗しただとォ!?」




 研究所に設置された通信端末の前で、ヴェインが叫んだ。




『も、申し訳ありません』




 マニングのギルドから連絡を取る部下は、震えた声でそう謝る。




「僕の名前は出したんだろう? ペリアは何と言って断ったんだ!」


『それが、天井の玉座のメンバーが彼女を守っているようでして。会うことすらできないんです』


「会ってすらいないのか! せめて直接会ってから連絡してこいッ!」


『でっ、ですが、剣王と聖王がいるんですよ!? そんなことしたら、本当に殺されてしまいます!』


「それでも構わん! あの世から連絡してこいッ!」


『あ、待ってください、ヴェイン様っ!?』




 ヴェインは殴るようにスイッチを押すと、一方的に通信を切った。




「クソッ、どいつこいつも役立たずばかり。なぜ僕の部下のくせして、最低限の仕事すらできないんだ!」




 憤る彼の後ろを、ちょうどラティナが通りがかった。


 彼女は怒りに顔を歪める彼を見てげんなりしながら、声をかける。




「ヴェイン、ちょっといいかしら」


「何だラティナ、僕は忙しいんだ。どうでもいい用事なら後にしてくれないか」


「どうでもよくないわ。来月の農業プラント実験で使う魔石についてなんだけど」


「ああ、あれなら知り合いの魔石商人に発注したと言っただろう。あと二日もすれば届く」


「それ、確保に失敗したって連絡がきたんだけど」


「……は?」


「アダマンタイトを安く仕入れる伝手があるって言うから任せたのに、今さら値段が上がるなら予算オーバーするわよ。あれが無いと最低限の実験もできないから、話つけといてよね」




 そう言って、ラティナはヴェインに書類を渡し、ひらひら手を振って去っていった。


 ヴェインはそこに書かれた文章をじっと見つめ、体を震わす。




「アダマンタイトの確保に失敗した……マニングとの連絡が途絶えたため、同じ値段での仕入れが難しくなった。はっ!? マニング……だと……?」




 彼の怒りは、再び頂点に達する。




「またペリアかぁぁぁあああああっ!」




 彼は手に持った書類をビリィッと二枚に破り吠えた。




 ◇◇◇




「おー、アダマンタイトの色合いも悪くねえな。色もミスリルより濃くて、重厚感がある」




 フィーネは改造が完了したゴーレムの横を通り過ぎ、しみじみとそう言った。


 彼女は宣言通り、午前のうちに帰ってきた。


 人質はケイトが運んでおり、午後にはマニングに到着するだろう。


 戻ってきたのを伝えるため、フィーネはエリスと一緒にペリアの元に向かう。


 するとオーガの血まみれのペリアがぴょんぴょんと飛び跳ねた。




「フィーネちゃん! おかえりーっ!」




 小動物のように喜ぶペリアを前に、フィーネは葛藤する。


 近づきたい。


 いや、本音を言うと抱きつきたいが、それは恥ずかしい。


 だが、近づいたらペリアは間違いなく自分から抱きついてくれるだろう。


 それもそれで恥ずかしいが、抱きつくよりは恥ずかしくない。


 それを期待して接近――しかしそうなると、服が血で汚れるという致命的な問題が発生するのだ。




『フィーネ……聞こえますか、フィーネ……』


『あ、あんたは……天使の姿をしたあたし!?』


『早く近くに駆け寄るのです。ペリアはそれを望んでいます』


『そうだよな……オーガの血の匂いがいくら壮絶だからって、ここで立ち止まるのはあたしらしくないよな!』


『ぐへへへへ……フィーネェ!』


『お前は、悪魔の姿をしたあたし!』


『ペリアを見ろよぉ……かわいいだろぉ』


『かわいい』


『抱きつかれたいだろぉ?』


『抱きつかれたい!』


『じゃあ近づいちまえよお!』


『天使と同じじゃん!?』


『ペリアいいよね』


『いい……』


『仲いいなお前ら!』




 もはや葛藤な何の意味も成していなかった。


 フィーネはペリアに駆け寄る。


 それをハグの許可だと受け止めたペリアは、容赦なくフィーネに抱きついた。




「こ、こらペリア抱きつくな、汚れるだろ!」




 しかし口ではそう言ってしまうのがフィーネという生き物の定め。




「大丈夫、水魔術で皮膜を作ってるから汚れないよ!」


「……マジか」




 そして、そのさらに上をゆくのがペリアであった。


 さすがに彼女も、親友の体をオーガの血で汚したくないとは思っているらしい。




「本当に早かったね。みんな助けられたの?」


「ああ、揃ってたはずだ。今は知り合いの商人にここまで運んでもらってる」




 フィーネのその言葉を聞くと、解体を手伝っていた鉱夫たちが、何人か声をあげて泣き出した。


 どうやら、嫁や娘を連れて行かれた者たちらしい。


 ペリアはその様子を見て、フィーネが自分の親友であることが誇らしかった。




「フィーネ、その知り合いの商人って」




 一方で、エリスは少し怖い目をしてそう問いかける。




「そう、あいつだよ。運の悪いことに、最初からマニングに向かってたんだ」


「ペリアには手出しさせない」


「それはわかってるよ」


「二人ともどうかしたの?」


「いやいや、何でもねえよ」


「そう、何でもない」




 にっこりと笑ってごまかす二人。


 ペリアは首をかしげてきょとんとするばかりだ。


 だが、二人が話さなくていいと判断したことなら、きっと掘り下げないでも大丈夫。


 そう信頼して、再びオーガの解体に戻っていく。




「しっかし、もう半分ぐらいはバラされてるな」


「フィーネが切れ目を入れてくれたおかげで、割とスムーズに進んだみたい」


「肉も分けられてるみたいだが……まさか喰うわけじゃねえよな」


「誰かが噛み付いてたけど、筋肉質すぎて食べられないらしい。他の使いみちを探してる」


「噛み付いたのかよ……」


「皮膚や牙、爪、角は予想通りなにかに使えそう。あと胃袋も丈夫そうだから、食べ物や水筒がわりに使えるかもしれないって言ってた」


「概ね魔獣のオーガと一緒だな」


「そのまま、あれが大きくなって頑丈になったものと考えていい」




 要するにそれは、お金になるということだ。


 もっとも、初めて取引されるものなので、相場というものが存在しない。


 普通の商人に売るのは難しいだろう。


 かといって、お金に変えないわけにはいかない理由が、この村にはある――




「その辺の素材、ペリアはどうするって言ってるんだ?」


「一部を分けてもらったら、あとは売って村のお金にしていいと」


「かーっ、優しいねえ」


「そうしないと、鉱山村であるマニングは食料を手に入れられなくなるから」




 統治する貴族がいない今、掘り出された鉱石の販売はもちろんのこと、外のエリアから食料を購入するのに必要な“許可”が出ない。


 つまり、まっとうな商人から購入するのが難しくなったのだ。


 信用が低い商人との取引、あるいは高値での購入――そういった手段を使わざるを得ない以上、お金はいくらあっても足りないぐらいである。




「なんかあたしら、まるでこの村の稼ぎ頭みてえになってねえか?」


「貴族がいない今、何ならこの村を支配することもできる」


「恐ろしい発想するな」


「あながち冗談でもない。ここはすでに一度、王国から捨てられている。次の領主が送られてくる保証もない。実質、独立したようなもの」


「……あたしらが支えねえと、全員道連れってわけか」


「きっとペリアはそれを望まない」


「だな。いっそ他の村よりはるかに発展させてやる、ぐらいの気持ちでやるかねえ。そっちのほうがモチベーションも上がる」


「実はそれに関してなんだけど――私に案がある」


「マジで? できるのか?」


「外の世界から無事に戻ってこれたら、ペリアと一緒に教える」




 エリスは得意げに笑う。


 一方でペリアは、ほぼ空っぽになったオーガの体に潜り込み、




「肺が取れたよーっ!」


『うおおおおぉぉおおーっ!』




 鉱夫と一緒に、謎の盛り上がりを見せていた。




 ◇◇◇




 その晩、村人たちは、今日も今日とて宴を開いた。


 今日は村の女たちが帰ってきた記念である。


 主役であるフィーネが参加しないわけにもいかず、夕食も兼ねて三人は宴に混ざった。


 誰も彼もが、飲めや歌えやの大騒ぎ。


 特に娘や嫁が戻ってきた人は、恥ずかしげもなく皆の前で抱きしめたり、「愛してるぞーっ!」と叫んだり。


 その陽気さにあてられて、自然とペリアたちの表情も緩んでいった。


 さらにフィーネとエリスは、村人に引きずり出されて、ど真ん中で踊らされている。


 困り果てた挙げ句、フィーネは自慢の剣を使った舞を披露し、視線を独り占めにしていた。




「はえぇ……やっぱりフィーネちゃんはすごいなぁ……」


「にゃははははぁ、まったくですにゃあ」




 そんなペリアの横に、いつの間にか猫耳女が座っている。


 ペリアは村人の誰かだろうと思い、特に疑問は抱かなかった。




「ささ、どぞどぞ。飲んでくださいにゃ」


「私、お酒は……」


「わかってますにゃ、ジュースですにゃあ」


「んくっ、んくっ……ぷはぁっ。ぶどうジュース? なんだか、体がぽかぽかしてきた……」


「発汗作用がある、とってもありがたい果物の果汁が入ってますにゃ。さあさあ、飲めば飲むほど健康に良い極上の飲み物ですにゃ。ぐいぐいいってくださいにゃあ」


「ごくっ、ごくっ……おいしい。おいしいけろ……けろ? はれ、わらひ……にゃんか……頭、ぼーっとして……」


「にゃははは、きっと体に悪いものが溜まってたんですにゃあ。ところで、ペリアさん」




 ペリアが酔っ払った・・・・・ところで、ケイトは悪人の笑みを浮かべる。




「んー?」


「ケイト、実は商人でしてにゃ。あのゴーレムというやつに、とぉっても興味があるんですにゃあ」


「ゴーレムひゃんにぃ?」


「そうですにゃ。あれは、この国のバランスを大きく変える代物ですにゃ。ケイトと一緒に商売に使えば、たくさんの人の役に立てるはずですにゃあ」


「役にたつ……ゴーレムちゃん……」


「今よりずぅっと活躍できるですにゃ。ペリアさんも、それを望んで――に゛ゃっ!?」




 調子に乗って商談を進めていたケイトの顔に、影が落ちる。


 彼女が恐る恐る視線を上げると――そこには、魔王が立っていた。




「ケイト、私は寂しい」


「にゃ、にゃにが……ですかにゃ……?」


「あなたと知り合ってから一年とちょっと。少なからず縁のある相手の命日・・が今日になることを、心から嘆いている」


「は、はは……にゃはは……じょ、冗談は、よくないですにゃ……ケイトは、ちゃんと生きて……っ」


「次に口を開いたら光で溶かして物理的に二枚舌にする」


「ごめんなさいにゃああぁぁぁああああああっ!」




 謝りながら、全速力で逃げていくケイト。


 その後ろ姿を見送ると、エリスは大きくため息をついた。




「あの女、本当に油断ならない」


「エリスひゃん? 顔がこわいよぉ、もっろわらっへ。ほら、わらひみたいにぃ……にこぉ~っ♪」




 しかし頬を赤らめ、満面の笑みを浮かべるペリアを見ていると、ケイトへの警戒感など即座に吹き飛んでしまう。


 それどころか、一瞬でエリスの脳内はペリアの一色になった。


 ためらいなく抱きつくエリス。




「ふわぁー……エリスひゃん、抱きつくのだいひゅきれしゅねぇ……」


「だって……ペリアはあのときも、こうして私を守ってくれたから。抱きしめていると、心から安心する」


「ふふふー、わらひも、いつらってぇエリスひゃんをだきしめりゅよぉー」




 会話は成立していないが、ペリアが抱き返すと、エリスは心から幸せそうに微笑んだ。


 剣舞を終えたフィーネは二人のその姿を見ると、唇を尖らせる。




「ま、また外でそんなことしやがって……」


「羨ましい?」


「そうだよ、悪いか!」




 もはや羞恥心を通り越し、フィーネはただただ羨ましかった。


 抱きしめればいいだけなのだが――なかなかどうして、そう簡単にはいかないのである。




 ◇◇◇




 結局、その日は三人でお風呂という夢は叶わなかった。




「にゅふふふぅ……フィーネひゃんのおひめしゃまらっこぉ……」


「こらっ、抱きつくな! 顔が近いんだよおぉ!」




 宴会から戻ったペリアはすぐにベッドに入れられ、フィーネとエリスは彼女を挟むような形で並ぶ。


 ペリアは眠そうにしながらも、両サイドに二人がいることが嬉しくて、ひたすら「えへへ」「えへへぇ」と笑っていた。




「わらひ、ひあわへ……」


「そうかい、あたしらもだよ」


「明日も一緒だから、安心して眠っていい」


「うん……れも……おきて……くぅ……」




 そんな彼女が可愛くて、フィーネとエリスはひたすらに撫でる。


 そうしているうちに、ペリアは自然とフィーネに抱きついたまま眠りにつき――エリスはそんなペリアを背中から抱いて、目を閉じた。


 フィーネは暗くなった部屋の中で、腕枕に愛おしい重みを感じながら天井を見つめる。




「いよいよ、明日は外に出発か……あたしが戦うわけでもないのに、さすがに緊張するな」




 武者震いと言うには情けなく。


 しかし、ただ怖いだけではない。


 間違いなく、未知の世界に対する期待もあった。




 ◇◇◇




「ゴーレムちゃんのシステムはオールグリーン。体調も万全。アダマンタイトに換装した両腕も問題なし。うん、行ける!」




 コクピットに乗り込んだペリアは、ゴーレムのステートをチェック。


 外に出ても問題ない、万全の状態だ。


 フィーネとエリスは、いつの間にか取り付けられた椅子に座っていた。




「タダ乗りだってのに、椅子まで付けてくれたのか」


「助かる。けど申し訳ない」


「だって、今日の出撃は長いから。中でご飯だって食べるなら、椅子はあったほうがいいよ」




 昼ごはんは、村人から渡されたパンだ。


 フィーネが膝の上に大事に抱えている。


 焼き立てだからか、操縦席内にはおいしそうな匂いが充満しており、早くもペリアはお腹が空いていた。


 ――だが、我慢である。


 ゴーレムを操り、結界の前に立つ。


 アダマンタイトの指は、ミスリルのそれよりも簡単に結界を引き裂くことができた。


 仮にゴーレムと同程度の力を持つモンスターが存在したのなら、こんなもの意味を成さないだろう。


 出られるだけの空間を開き、一歩、前に踏み出す。


「いってらっしゃーい!」「頑張れよーっ!」という村人たちの声を背に受け、ゴーレムはついに外の世界に踏み出した。


 まだそこは、結界の内側からも見える景色だ。


 しかし立っているだけで、なぜだか体の内側から熱いものがこみ上げてくる。




「出ちゃったねえ……」


「ああ、出たな」


「ここから先は、誰も足を踏み入れたことのない領域」


「じゃあ、ずんずん踏み荒らしちゃおう!」




 糸を引き、ゴーレムは走り出す。


 コアの換装により、スピードは以前の1.8倍だ。


 あっという間に周囲の景色が通り過ぎていく。




「うっひょおっ、すっげぇスピード感」


「腕が重くなってるのに、それを感じさせない」


「これ以上早くなると、少しずつ制御が難しくなってくるかも」


「ならどうすんだ?」


「全身アダマンタイトっていう選択肢も入ってきたかなって感じっ!」




 言いながら、ペリアは糸を引き、ゴーレムは小山を飛び越える。


 巨人は軽々とハードルを飛び越え、その向こうにある川に着地。


 大きな水しぶきをあげた。




「うおわあっと!? 川かよ!」


「ペリア、知らない場所なんだかさすがに危ない」


「あはは……ごめん、浮かれちゃってて。そっかぁ、見えてた山の向こうには川があったんだね」


「このゴーレムって耐水性は大丈夫なのかよ」


「魔石は基本的に水に強いから。沈んでコクピットには入ってこないよ。泳げないとは思うけど、理論上は水中でも歩ける」


「無骨な見た目の割に、意外としっかりしてんだな」


「なんたってゴーレムちゃんだからねっ」




 理由になっていない理由で胸を張るペリア。


 その場で、ゴーレムは周囲を見渡す。




「川には魚がいる……」


「あっちにはワーウルフも見えた」


「魔獣もいんのか。てっきりモンスターに絶滅させらたかと思ったが」


「共存してるんだね。でも動物がいるってことは、モンスターさえいなえればまた人間も暮らせそう」


「特にこの川、あったらマニングの人はかなり助かる。農業もできるようになる」




 時間はかかるだろうが、食料の自給ができるようになれば、暮らしはぐっと楽になるだろう。


 農業に限らず、近くに大量の水があるだけで、できることはぐっと増える。


 小山はゴーレムで崩せばいいし、非現実的な話ではない。


 もっとも――ここが結界の外、という最大の問題があるのだが。




「それにしても、腕が見当たらない」


「そうだよねぇ、直線上だとさっき飛び越えた小山が壁になってるはずなんだけど」


「んー……あの山、穴があいてね?」


「へ? あ、本当だ! 腕サイズの穴が空いてる!?」




 どうやらゴーレムの腕は、山すら貫通して通り抜けていったらしい。




「どんな威力してたのあれ」


「人類として自信なくすよな」


「ま、まあとにかく、先を目指そうよ。きっとどこかに落ちてるはずだから!」




 嬉しいやら悲しいやらのペリアは、気を取り直して移動を再開する。


 だが川を出てすぐに、「グルウゥゥ」といううめき声を聞いて足を止めた。




「あれ、この声って……オーガ?」


「20メートル級か。コアを換装して、腕がアダマンタイトになった今のゴーレムの敵じゃねえな」


「でも何だか……」




 うめき声は、立て続けに聞こえてくる。


「グルルゥ」「グガァ」「ギャッギャッ」と、微妙にパターンを変えながら。


 振り返ると――先ほど飛び越えた山の上に、無数の影が見えた。




「数が、多くないかな?」


「軽く20はいる」


「……嘘だろ? あいつら群れるのかよ!」




 山の上のオーガたちにペリアたちが気づいた直後、




『グガアァァァァアアアアッ!』




 彼らは雄叫びを上げ、一斉に飛び降りた。



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