第25話 五人パーティー
翌朝、千司は約束通り冒険者ギルドへと向かう。
するとそこには既に昨日の面々が揃っていた。集まったのは五人。千司を筆頭としてセレン、エリィ、ロイアー、アイリーンである。
千司とセレンは特に防具らしい防具もつけずに、腰に剣を下げているのみ。エリィはいつもの魔女っ娘姿で、アイリーンは背中に弓、腰に短剣と武器を身に着けている物の、比較的軽装。
これらに対し、ロイアーはと言うと、昨日の全身鎧に加えて本日は頭に兜も装着していた。おかげで特徴的なバーコードが隠れ、顔だけ見るとイケメンである。
「……ロイアーか。気付かなかった」
「ひっでぇなぁ~。まぁ、分らんでもないが」
カツンと兜を指ではじくロイアー。
「防御は一任してくれていいぜぇ?」
「そうみたいだな」
ニカッと気持ちのいい笑みを浮かべるロイアーに答えつつ、千司は集まった面々と互いの戦闘方法を話し合い、基本的な動きをすり合わせる。その後、掲示板に張り出されていた一つの依頼を選び、五人はギルドを出発した。
そうして向かったのは昨日ゴブリンを討伐したのと同じ森。
なのだが……。
「……ダメ、足痕は見つからない」
「こちらも同様ですね。足音も聞こえませんし、上からも何も見つけることは叶いませんでした」
そう語るのは地面を探っていたエリィと、樹上からひらりと舞い降りてきたアイリーン。依頼のモンスター討伐に当たり索敵を任せたのだが、成果は芳しくなかった模様。
「まぁ、相手もずっと同じ場所にとどまり続けるわけではないという事か」
「うん。特に今日受けたブラックウルフは警戒心が強いことでも有名。こういう事もある」
淡々と語るエリィを見るに、依頼において獲物が見つからないという事も珍しい訳ではないらしい。
本日千司たちが請け負ったのはブラックウルフと呼ばれるモンスターの討伐である。
以前レストーの地下闘技場にてゴブリンと戦っていた黒い狼だ。強靭な肉体と俊敏な動き、鼻も良く、基本的に十から二十の群れで動く比較的討伐難易度の高いモンスターである。
エリィの説明を受け、セレンが小さくため息を吐く。
「ふむ、ブラックウルフは街道を行く人を襲うと聞く。私としても是非討伐しておきたかったが……」
「セレンは優しい」
「……そう正面から言われると照れるな」
「そう? ……でも、もしかしたら昨日ゴブリンを討伐したからかもしれない。言った通り、ブラックウルフは警戒心が強い。異常を察知して、森の奥に逃げ込んだ可能性もある」
推測を語るエリィに、セレンは複雑な表情を浮かべた。
千司はコホンと咳払い一つして注目を集めると、改めてエリィに問いかける。
「兎にも角にも見つからない物は仕方がない。エリィ、こういう場合はどうするのが正解だ? 見つかるまで探すのが良いのか?」
「それも手のひとつ。でもブラックウルフが相手だと少し分が悪い。他のモンスターを討伐してお金を稼いでもいいけど、依頼じゃない限り報酬は安いから、装備の消耗を鑑みると微妙。だから、一度ギルドに帰って報告するのが正解だと思う」
「……そうか。なら仕方がないな。それじゃあ今日は一度——」
「静かに」
「王都に帰ろうか」と言おうとして、アイリーンが低い声でそれを制す。
彼女はじっと森の奥を見つめながら続ける。
「ゴブリンが十匹ほど、それと何か別の足音が一つ、接近してきます」
「別の足音?」
「はい。人ではありません……ロイアーさん」
「おう、任せとけぇ~」
アイリーンの呼びかけに応じ、身の丈ほどの大盾を正面に構えるロイアー。残る四人は事前の打ち合わせ通りその後ろで剣を構える。千司はエリィを守るために側に寄せ……来る足音に耳を澄ませた。
数秒の静寂の後、十匹のゴブリンが森の奥から姿を現した。
ある個体は地面を蹴り、ある個体は樹上を飛び移りながら強襲——するのではなく、彼らは千司を無視して勢いそのままに走り去っていった。
「何かから逃げているのか?」
「たぶん」
千司のつぶやきにエリィが答え、全員の視線はゴブリンが来た方向へ。
薄暗い森の中——それは現れる。
「……来ます」
瞬間、タタタッと軽快な足音と共に木々の隙間から姿を現したのは、一頭の白銀のモンスターだった。
体長は二メートルほど。筋骨隆々とした肉体に、白銀の体毛。額から一本の角を生やしたそれは、巨大な馬である。
深紅の瞳がぎょろりと動き、千司を真正面に捉える。
「……ッ」
千司はその存在を大図書館の資料で知っていた。
ユニコーン。
めったと人前に姿を現さないのに加え、そのステータスの高さから討伐は極めて困難と言われるモンスターである。必然、剣を握る手にも力が入り——しかし。
「なんと美しい姿か……っ」
「すごい、ユニコーンは始めて見た」
「こりゃあ、また珍しいモンスターだなぁ」
「驚きましたわ」
一体どういうことなのか。セレン、エリィ、ロイアー、アイリーンの四人はユニコーンを目にして警戒を緩めた。全員構えを解き、ユニコーンに見惚れている。
「な……は?」
思わず困惑の声を零す千司に、セレンが答えた。
「そう言えば貴公は知らなかったか」
「何を、でしょうか?」
「ふふん、そうかそうか。知らないのかぁ~」
小首を傾げる千司に対し、知識で上に立てたことが嬉しいのか、どや顔を浮かべるセレン。
彼女は腕を組んで得意げに語る。
「ユニコーンはな、大人しい性格で人を襲わないのだ」
ちらっ、とユニコーンに視線を向ける千司。
そこには歯を剥き出しにして、殺意の籠った視線を向けてくる白銀の馬の姿。鋭い角は千司をまっすぐに狙っている。
「……そうなんですか?」
「あぁ! 優しく大らかで、何より不純を許さぬその気高き精神性から、ヘリスト教では神獣として崇めているほどだ」
「……不純、とは?」
「む? そんなの決まっているだろう。不特定多数との性交だ。ユニコーンは一生涯同じ相手と連れ添う理想の生き物。浮気をしたり手あたり次第に手を出すような存在は、例え種族が異なろうとも匂いで嗅ぎ分け、絶対に許さ――あっ」
長々と説明した後「しまった」と口に手を当てるセレン。
その視線の先には浮気上等。顔さえよければ女どころか男だろうと容赦なく手を出す不純の塊である千司の下へ。
(……ふざけんなこの馬鹿!)
瞬間、勢いを欠片も緩めることなくユニコーンが千司に突進。
「ぐっ、この……っ!!」
咄嗟に近くに居たエリィをセレンに預け、手にしていた剣で応戦。
ユニコーンの角と千司の件で鍔迫り合いとなり、ガチガチと火花が散る。何とか押し返そうと試みるも、ステータスは同等か向こうが少し高い。加えて、とてつもない勢いで突進したことを踏まえれば、堪え切れるはずもなく。
「く、そ……っ、わぁ~!!」
勢いに押された千司の足は宙に浮き、踏ん張りを失った肉体は大きく宙を舞うのだった。
§
(どうやらユニコーンが優しいというのは本当だったみたいだな)
数十メートルばかり吹き飛ばされた千司は、木の枝に引っ掛かりながらも追撃してこないユニコーンに内心で感謝を述べる。
広い草原ならいざ知らず、この森の中で同格以上の相手と戦うのは骨が折れるからだ。
「貴公! 無事か!?」
「えぇ、何とか。皆さんはご無事ですか?」
「こちらも問題はない。ユニコーンは貴公を攻撃した後、すぐにゴブリンを追って行った」
「それはまた、ゴブリンに同情してしまいますね」
「あのような生き物に同情する必要などない。あれらは繁殖のためなら人間の女すら襲う。ヘリスト教においては邪悪の獣として扱われる畜生以下の存在だ」
「なるほど」
確かにゴブリンが生涯同じ相手と添い遂げるという印象はない。
吐き捨てるように語るセレンからも、その言葉は事実だと分かる。つまり、不純を許さぬ白銀の馬は千司よりもゴブリンの方が不純と判断し、追いに戻った、と。
状況を把握しながら地面に着地し、手にしていた剣を鞘に納めようとして——。
「——っ痛」
左肩に激痛。
確認すると、縦に十センチばかり肉が抉れていた。
鍔迫り合いになった際、ユニコーンの角が触れたのだろう。
(怪我をしたのなんざ久しぶりだな。最近はリニュの訓練でも受け身が取れていたし。……モンスター相手に後れは取らんと慢心したかぁ?)
格下と見て侮った。
最初から強敵と分かっていたのなら、警戒のしようもあっただろうが。
(反省しないとな。俺はこんなところで死んでいられない)
――もっとたくさんの人を悲しませ、苦しませ、絶望させたいのだから。
(皆が苦しみに喘ぐ世界。それはきっととても素晴らしい物で……嗚呼、欲を言えば俺は――)
「貴公、どうかしたのか?」
「……いえ、少しばかり怪我をしたようで、少し反省を」
「むっ、すまない。私がもう少し早く気付いていれば……」
「そんな、気を抜いた俺が悪いんですよ」
セレンに話しかけられたことで思考を切り上げる。
すると丁度森の奥から残る三人のメンバーも姿を見せた。その中の一人、アイリーンは千司の怪我を見るや否や、鞄を漁ってポーションを取り出すとこれを差し出す。
「どうぞ、お使いください」
「あぁ、ありがとう」
受け取った千司は特段警戒することもなく口を付ける。
ポーションは飲んで良し、振りかけてよしの万能アイテムである。
回復魔法の使い手が希少なこの世界において、非常に重要なアイテムであるポーションは、文香の回復魔法にこそ劣る物の、肩口の傷を塞いでくれた。
「……助かった。街に戻ったら代金を支払おう」
「いえ、そんな。お気になさらないでください」
遠慮するアイリーンに、横合いからロイアーが口を開く。
「そうだぜ、払うってんなら俺が払ってやるよ。攻撃を受けるだなんだと言っておきながらこのざま……悪ぃな、ナクラ」
千司は逡巡した後、意地の悪い笑みを浮かべる。
「……そうだな。なら、ロイアーに頼もうか」
「おいおい、男と女で扱いに差があるんじゃあねぇかぁ!?」
「そんなことはない、気のせいだ」
「ったく、まぁいいけどよ」
「あぁ、感謝する」
そうして一息ついたところで、エリィが口を開いた。
「とにかく、これでブラックウルフが見えない訳が分かった。ユニコーンを恐れて森の奥に引っ込んだのだと思う」
「ブラックウルフもあの馬に狙われるのか?」
「ユニコーンは珍しいモンスターだから詳しくは知らないけど、自分たちより格上が生息する場所でのうのうと活動するほどブラックウルフは馬鹿じゃない。強者の匂いをかぎ分けたのだと思う」
「……なるほどな。因みにユニコーンは討伐してもいいのか?」
例外を除いてめったと人を襲わないらしいが、それでも危険なことには変わりないだろうと尋ねると、これに答えたのはセレンだった。
「それは私が許可しない。ユニコーンは殺すな」
「……そうですか。なら、今日のところは予定通り帰るとするか」
そうしてひと悶着あった物の一同は帰路に着く。
念のため、ゴブリンの奇襲を警戒しつつ進むが、襲い掛かってくる様子はない。ユニコーンを恐れて、どこかへと身を潜めたのだろう。
「にしても、なんで俺だけ襲われたんだ?」
抉られた左肩を擦りつつぼやく千司。ユニコーンは五人いる中で千司にのみ殺意を向けていた。
これに答えたのは隣を歩いていたセレン。
彼女はジトっとした目つきで千司を睨みつけ、ため息交じりに吐き捨てる。
「そんなもの、貴公が不純の塊だからに決まっているだろう」
「皆さんは違う、と?」
「襲われなかったという事は、そう言うことだ。皆心が誠実なのだろう。しかしそれは何ら特別な事ではない。身体を許すのは将来を誓い合った相手のみ。それが普通のことであり、理想の人間なのだ」
パパ活女子に聞かせたら発狂しそうな文言だ、などと思う千司。
「なるほど。……因みにセレンさんにはそのようなお相手が?」
聞き返すと、セレンは閉口。
少し間を置き、視線を逸らして答える。
「れ、恋愛に
「……へぇ」
「っ、わ、悪いか!?」
「別に何も言っていないではないですか。いつか運命のお相手と巡り合えるといいですねと思っただけです」
「ふんっ、余計なお世話だ!」
頬を膨らませ、不機嫌そうに顔を逸らすセレン。
そんな彼女にアイリーンは親し気に声を掛ける。
「私はセレンさんのおっしゃったこと、理解できますよ」
「! ほ、本当か!?」
「うふふ、えぇ。私の運命のお相手と結ばれるまでは清い身体で居たいと考えております。惜しむべくは、そのお相手がなかなか振り向いて下さらない事でしょうか」
「ふむ! 貴公は素晴らしい人間のようだ!」
「……うふふふふふっ、ありがとうございます」
感謝を述べるアイリーンに、セレンも優しい笑みを向ける。
そんな二人の視線は同所におけるもう一人の女子、蒼い魔女っ娘の下へ。
「……」
「っと」
エリィは視線を受けるや否や、逃れるように千司の陰に隠れた。
「エリィ、貴公はどのように考える?」
「エリィさんは好意を寄せている殿方など居られるのでしょうか?」
「……」
興味津々でガールズトークに花を咲かせる二人に対し、エリィは無言。千司の陰に隠れて完全無視の姿勢である。
ちらりとその表情を伺えば……何という事だろう。
彼女の顔は憤怒と憎悪に満ち溢れていた。
(好きな人の話題でこれってことは……エリィちゃん、イルくんに気が合ったのか~?)
別にありえない話ではない。
クレクレとうるさい乞食少年であろうと、それが彼のすべてという訳ではないのだから。
千司はイル・キャンドルという少年のことなど何も知らない。故に、知らない側面にエリィが惹かれる要素があったとて、何らおかしなことではないのだ。
千司は逡巡した後、エリィの頭に優しく手を乗せながらセレンとアイリーンに告げた。
「あまり得意な話題ではないらしい。二人とも勘弁してやってくれ」
「……ふむ、それもそうだな」
「確かに、いきなり踏み込んだ話をしてしまい、申し訳ありませんでした」
二人の言葉に、エリィは淡々と千司の手を払いのけながら答える。
「別に、いい」
その表情を見るに、本当に気にしていない様子。良くも悪くも純粋なのだろう。
純粋で、素直で——だからこそ、小さな出来事がすべて彼女の中の地雷に結びつき、苦しんでいる。
(……本当に優しいな。優しくて……あぁ、素晴らしい表情で苦しんでくれる、エリィちゃん。勃起しそう)
などと考えながら口元が緩んでしまわないように引き締めていると、前方を歩いていたロイアーが首から上だけ振り返り向く。
「ったくアンタらなぁ……こんな時間からこんな場所でな〜に話してんだよ」
「悪いな、ロイアー」
「まったくだ。そういうのは酒の席でやれぇ」
やれやれとため息を零すロイアーに、千司はふと気になったことを問う。
「そう言えばロイアーは結婚しているのか?」
「あん? どうしたいきなり」
「いや、なに。ユニコーンはお前にも反応しなかったからな。てっきり俺と同じタイプの人間かと思っていたから驚いたんだ」
言葉はガサツだが、性格は明るい。
面倒見も良く、頭頂部こそ寂しいが顔は良い。
年齢も三十代前後であることを踏まえると、女遊びをしていても何ら不思議ではない。
千司の言葉に珍しくセレンも同調。
「ふむ、確かにな。昨日、王都に着くなり美女だなんだと言っていたから、私も貴公を不純な者だと考えていたが……どうやら間違いだったようだ。すまない」
「いや、んな謝られるようなことじゃ……と言うか、俺は別に結婚してねぇよ?」
「そうなのか? ならずっと同じ人と?」
「いや、ただ単に誰ともそういう仲になったことがないだけだ。あんまり興味もねぇしなぁ~」
その言葉に千司は少々驚く。
他の面々も意外そうにしていることから、この世界においても三十前後で童貞と言うのは珍しいらしい。これでモテなさそうな容姿ならまだわかるが、ロイアーはそうではない。
「……そうか、まぁ性欲の大小は人それぞれだしな」
「そういうこった。ほれ、先急ぐぞ~」
少し戸惑いつつもフォローを入れたセレンに答え、のっしのっしと歩みを進めるロイアー。
千司は彼の後を追いつつ……ふと気付いた。
(……待て。セレンは処女でアイリーンも処女、エリィも反応からして処女で、それでもってロイアーも童貞と言うのなら、この中で経験者は俺だけなのか?)
「……」
「貴公、どうかしたのか?」
「いや、なんでもない」
適当に誤魔化しつつ、千司は思う。
(大丈夫なのか異世界。少子化で勝手に滅んだりしないだろうな?)
滅茶苦茶にする前に滅ぶのは流石に辞めて欲しいと思う千司であった。
§
王都に戻ってきた千司たちはまっすぐギルドへと向かう。
時刻は昼過ぎ。
町は活気に満ち溢れている。
至る所からおいしそうなにおいが漂い、空腹を刺激する中……ふと、聞き覚えのある声が耳朶を叩いた。
「ふぃ~、疲れたのじゃ~」
「お疲れ、ろべちゃん」
「その呼び方はやめるのじゃ。妾は汝より年上なのじゃ」
「分かってるよ、ろべちゃん。ところでお腹空かない?」
「ぺこぺこなのじゃ!」
「それじゃ、宿に行く前にご飯にしよっか」
「やったのじゃ~! 汝は話こそ聞かぬが比較的マシな人間なのじゃ。殺すのは最後の方にしてやるのじゃ~!」
「やった!」
そんな、どこか物騒な会話を交わして人混みの中に消えていくのじゃロリエルフ。
そんな彼女と相対していたのは褐色肌に銀髪の無表情な女性だった。名前こそ憶えていないが、エルドリッチの部下として顔を知っていた。
(到着したか。……折を見て会いに行かねばな)
以前、エルドリッチと会談した際に依頼したロベルタの移送が完遂したのだろう。到着すれば知らせるように
(にしても、本当はミリナちゃんに引率を頼みたかったけど……仕方ない。あの子には餌やりの任務があるしな)
そう言えば不破と渡辺の両名は元気だろうか、と千司は思う。
是非とも元気だと良いな、とも千司は思う。
だって、そっちの方が面白いから。
だから——身体
「何やら機嫌がいいな」
「気のせいですよ」
セレンの言葉に答え、ギルドへと向かうのだった。
―――――
あとがきと言うか補足
世間一般のユニコーンは処女or非処女で判断しますが、この世界においては二人以上との肉体関係を持ったことがあるかどうかで判断して襲ってきます。少し判定が緩い代わりに、男女問わず襲ってくる純愛過激派ユニコーンです。
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