第2話 君と歩いた散歩道
今 ひとり この道を歩いています
君と歩いた散歩道
君と歩いた この小径
今はひとりで歩いています
今はとても寂しくて
今はとても切なくて
ひとりぼっちで 歩いています
君と歩いた散歩道
君はいつも せっかちで
僕の前を歩こうとして
君はいつも 気まぐれで
別の道を行こうとしたり
君はいつも 好奇心いっぱいで
あっち行ったり こっち行ったり
そんな君の我がままに 僕は付いて行けなくて
よく ケンカになったりしてたね
でも もう それも 懐かしい想い出になってしまって
君と歩いた散歩道
君と歩いた散歩道
今は もう 季節の花で 一杯で
あの頃の気持ちに 僕を連れ戻そうとしている
もう少し 僕が大人でいたら
もう少し 君は一緒に居てくれたのかな
もう少し 君のテンポに合わせられていたら
僕たち 今も この道 歩いていたのかな
今はもう戻れない 君と歩いた散歩道
でも もし
もう一度 もう一度だけ
君と この道 歩くことが出来たら
僕は きっと こう言うんだ
“ありがとう”
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