第3夜② 21:33 三回目事後
「ちょ、ちょっと待って。ちょっと待って」
「あ、今回は寝落ちしなかったね?」
「なんですかあなた。ばけものですか」
「する度に寝落ちされるので、俺のほうは昇華不良が続いているのですが」
「寝落ちってか、ほとんど失神に近いんですけど」
「あっ」
「ちょ待っ。いやん」
「あったけえなあ」
「はずかしすぎる」
「これは、準備よしということで、よろしいですか?」
「すこし。時間を。時間をください」
「どうぞ」
「(いまさら、あなたがはじめてで、気持ちが好すぎるなんて、言えないなあ)」
「(俺いま、けっこう良い順位行ってるんじゃねえかな。今日はこのまま続行しよう)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます