第3話
どうも魔王です。なんか色々あって、学園に入りました。いま俺の周りにはいっぱい生徒がいてこんな小さな体育館に集まる。こんな小さい所にこんなにいっぱいの人が入るのか?と思いましたが。余裕で入った...入るんだ...(余裕で入ります)
「新入生代表エルガルド・マルーシュです。」
なんか始まった。。。これ何?ってかあいつなんで我より上に立ってるの殺そうかな...
「僕はこの学校に入り」
続けるなしばくぞ
「生徒会に入りたいと思っています。生徒会に入ってみんなを引っ張っていきたいと思ってます」
は?みんなって我も入ってるのか?え?我引っ張られるの?あいつ殺そ
『エルファー』
遮るように新入生代表が言う
「...私は尊敬なる大魔術師、魔王様に憧れて魔術を始めたした。」
え?あの子いいやつやんもぉー殺そうとしてごめんね⁉︎好きよ?
「以上新入生代表エルガルド・マルーシュ」
頭を下げ階段を降りる。
「魔王様からの一言」
え?聞いてない。え?魔王って我だよね?もしかして我魔王じゃ無い?え?
ー司会者が俺に目でサインをだすー
はぁ。仕方ないなぁ
『隠動』(隠動とは隠れながら移動でき、魔王が扱う魔法では四天王レベルじゃなくては気付かないほどの精度)
『解除』
高校生くらいの身長が一瞬で25歳位の体になったー
「ん...んんマイクチェックチェックチェック♪」
..............
.........
.......
「魔王様のギャグ?」
コソコソとそう言う言葉が聞こえて来る
「そんなわけないだろ...お前らいい加減にしろよ!」
そう声を発したのは新入生代表...エルガルド・マルーシュ
「魔王様は神に最も近いお方!いや神...神の上をいくお方だぞ!お前ら無礼だ!きっと何かの呪文だろう!あんな寒く、つまらない言葉がギャグなんてあり得ない魔王様だぞ?魔王様!呪文に決まっている!そう!呪文は面白くない当たり前だろ」
うんありがと...ありが...うん。うん。帰りたい
咳払いをして。後ろを向き小さい声で呪文を唱える。
『炎牙』(炎牙とは炎の牙狼(狼)を召喚できる消すことも可)
そう言うと通常の炎牙とはデカさ形が違う狼が出てきた
前を向き言う。
「おぉこの言葉を呪文と見破ったのはすごいのぉ。君には期待してるよ。」
「でもあれ炎牙じゃない?」
辞めろ...バレたらこの学校潰すよ?
「何言ってんだ!舐めてるのか!?」
英雄エルガルドが言う。
「炎牙とは通常3人で行う呪文だ!まぁ魔王様だからできると思うが。こんな形ではなくこんなデカくもない!本来なら牙狼と同じ位のサイズしか召喚できない。がこれを見ろ!体育館いっぱいの牙狼だぞ!知ったかをするな!失礼だぞ!」
おぉ我が英雄。我が友よ!君が勇者なら我は喜んで命を捧げようー
周りもうなずき魔王に謝る
「うむ。そこの少年(英雄)」
「はいなんでしょうか魔王様。」
「うむ。君を生徒会に入れよう。」
「いえ大丈夫です。」
「ふむ何故?」
「僕は僕の力で入りたいのです!」
「ハハハハハハハハハハ面白い。もし生徒会に入っていい成果があったら魔王軍に入れてやろう!おぉっとこれは君の力だ。我の魔法を見抜き呪文と当てて行動したこれは我からのスカウトだ。頑張れよ」
ーーー英雄は涙を零しながら我に頭を下げるーーー
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