第2話
我は大魔王。人間界で恐れられ魔界では崇められる。そんな魔王はいまとても退屈だ。別に?暇人ってわけじゃ無いんだよ。ただ退屈なんだよなぁ。
「行きますよ。魔王様」
「うむ。まぁ行くか」
馬車を走らせ1時間学校に着いた。
「あぁここが学校というものか!魔王城の5分の1程度のなんか城みたいな所だな...」
「魔王城はこの世界で一番高くデカいんですよ...?それと一緒にしないでください...」
「そうなのか...ここの主は誰だ?知り合いか?」
「知らないと思います」
おれは受付に並び順番を待つ。うむ我の番号は1057番か...
「1057番さん」
「うむ呼ばれたか...」
「君我とかうむとか気取っちゃって気持ち悪いよ」
馬鹿にしたような口調で魔王を煽る
魔王の周りに黒いモヤが出る
「我は自由気ままに生きていきたい我が絶対我に楯突くならそれなりの覚悟はあるのか...」
魔王の殺意が少女に向くー
「何してるんですか!?」
「こいつが我にけちつけた!なら悪く無いもん」
少女は泡を吹き倒れる。
「魔王学校の生徒はこんなにも弱いのか勇者でもこのくらいの殺気は耐えたぞ?」
「何してるんですか!?」
怒鳴りかけるのはおばちゃんだった。
「ん?」
もう1人堅いがいいスキンヘッドおじさんがおれの前に立つ。
「おいガキこれについて説明してもらう。校長室に来てもらういいな?」
「断る」
「舐めてんのか?」
魔王が反論する。
「逆だお前が舐めてるのか?頼み事をする時はどうする?」
「おいクソガキ調子乗ってんのか?」
「頼めよ頭下げて」
そう言うとスキンヘッドがキレておれに殴りかかる。俺の頭に当たる寸前「ストーップ!」
「が...学園長⁉︎」
「周りに人も多いので一旦私の部屋に来てください!お願いします!」そう言うと頭を下げる。
「いいだろう。」
学園長について行く。
「これはどう言う事か説明を求めても?」
学園長が俺を睨みつける。
「はぁ...口調などにケチつけられてむかついたから潰した以上。その辺にしとけお前じゃ俺に勝てないこんな結界を張りまくって防音、防衛の結界を張ってもまただ。」
「へぇ...これ見えるんだ...」
さっきまでおばさんの声だったのに若々しい声に変わる。
「四天王って知ってる?」
「うむ知っている」
「魔王様直属の4人のパーティそれの1人が私、私が頭を下げるのは魔王様だけだから君はこの世にいらないんだよ。」
「1分後お前は俺に頭を下げる」
「戯け」
そう言うと学園長が呪文を唱える
『火炎発射魔法アルー』
『ーーパチィンーー」
呪文を唱えた瞬間魔法陣が現れ魔王が指パッチンした瞬間に魔法陣が消えた。
「何?」
「あと30秒後お前は謝罪し平伏すだろう」
「戯け!」
「お前はまだ分からぬか...残り5秒3、2『解除』
魔王が元の姿に残る
学園長がすごい勢いで平伏し謝罪をした
「すいませんでした!魔王様」
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