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今回何と言っても、蚊と人と車が一体となった後の描写がたまりませんっ。
グロテスクさとユーモアのさじ加減が、絶妙だと思いました。
何と言って良いか分かりませんが、抜群の文字の詰め加減だと思いました。
「ぼぼぼぼっと煙を吐く蚊」は、蚊と排ガスの中間に車があると思いますが、そこを敢えて中間の車を端折ることにより、あたかも蚊が口から煙を吐いているようなニュアンスが加味されて、とても異質な事が起きていると、強烈に訴えかけて来るものがありました。
「エンジンを軽やかに吹かす蚊」も、蚊と車の中間にある「人」を抜く事により、蚊自身が運転席でエンジンを吹かすようなニュアンスが加味されて、異様さとユニークさが際立っていると思いました。
言葉を詰める事により、強烈な印象を読み手に与えていると思いました。
とても勉強になりますっ。
そこから更にモスキートカーが集合し、人間そっちのけでデッドヒートを繰り返すエスカレートさに、パワフルなカオスを感じて自然と笑顔になってしまいました。
そして最後に「うりゃりゃっ」と殴り込みをかける猫巫女さんに、ワクワクが止まりませんっ(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ
今回の宇宙獣である蚊は、前回のゲジゲジの能力を使い人を介して車に取り憑くことになりました。
実際はバラバラ三つの要素が無理やり一つにまとまった状態です。この辺りの描写をグロテスクさとユーモアのさじ加減が絶妙だと言ってもらえとても嬉しいです(*´ω`*)
人間にとっては一大事ですが蚊にとってはこのデッドヒートは最高にエキサイティングで楽しいようです。
人を殲滅すると言うお仕事を楽しく出来る素敵な方法がこの暴走行為。
彼らのせいで周りの危機も止まりますし、人は自ら走って逃げるしかない状況。そんななか、自転車で割り込んでくる自称宇宙人の猫巫女さんの活躍を見守ってください。
モスキートカー……そうですこやつらの名前、蚊=カーとかなんとかでそんな感じのお名前になるかと(^_^;)
モルモットの車でモ○カー的な( ゚□゚)バレテル!!
あのボウフラたちが蚊へと成長し、そのどう猛さと凶暴さに拍車をかけて人間たちを襲い始めましたね。小さな蚊であれば、日本においては蚊取り線香で事足りますが、自動車くらいの大きさがあるとなると、ただの化け物、怪物としてしか認識できませんね💦
それにしても、蚊の化け物の描写が恐ろしいですね(滅茶苦茶褒めています)。こんな化け物が現れたら、今までもそうですけれども、どれだけ早くその場から逃げられるかが生死の分かれ目になりますから。
とはいえ、相手も馬鹿ではありません。悪趣味な方法で人間側を痛めつけて来ますね。
……さあ、詩は到着しましたね。他のメンバーも徐々に集まるのでしょうが、どんな戦いを繰り広げてくれるのでしょうか?
次回も楽しみにしています!
作者からの返信
長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
水の中を泳いでいたボウフラも元気に成長し世に放たれました。あちらこちらに溢れている車に興味を持ったようで、機械に直接寄生出来ないので人間を介して取り憑いております。
蚊の描写をお褒め頂きありがとうございます。とても嬉しいです(*´ω`*)
蚊取り線香で殲滅できればいいのですが、出会ってしまったら逃げる一択でしょうね(笑)
詩が一番のり(?)で到着、他のメンバーも向かっていると思われます。蚊との人との戦いをお楽しみいただければ嬉しいです(*´▽`*)