三章 探偵と僧侶とあやかしと 三


 闇雲に走り、つかれてとぼとぼ歩き出すころには、浅草の町も目覚めて活気づいてきた。

げ出せたのかな? わたし)

 青紀が追ってくる気配はない。あんしたが、それよりも腹の底にたまった不快感がなんともやるせない。

 十五年前母親は家を出て、佐名を浅草に置き去りにした。そのうえで、自分の代わりに佐名を家のあるじにしろと青紀に言ったというのは、ずいぶん身勝手だ。人をうとおどすあやかしに、自分の娘をほうあたえたようなものではないか。

 佐名をさらってあの家の主になれと強要するのは、あやかしにそれを許した、母親にこそ責任がある。

(いやだ、やめよう、考えるのは。とにかく、あやかしのもとから逃げ出せたんだから)

 頭をった。考えれば考えるほどいやな感情がうずくばかりで、進歩もないし役にも立たない感情にとらわれたくない。

 日曜日の朝とあって、浅草オペラのねつきよう的な愛好者であるペラゴロらしき学生や婦人たち、映画やカフェーが目当てのしんらが、停車場に止まった路面電車から降りてくる。客をむかえる店も板戸を開き、店の前をき清め、れんや看板を出し、準備に余念がない。

(それよりも、堂島にいる異形の者をどうすればいいのか、考えよう。知ってしまったんだから放っておけない。まずは、あのたんていさんを捜すべきね)

 路面電車が通り過ぎざま巻き起こす風をほおに感じながら、にぎやかな大通りを、佐名は思案に暮れて歩く。

「番地を覚えておけば良かった」

 昨日、桂川龍介が差し出しためいには、事務所の住所も書かれていたのだ。番地は忘れてしまったが、浅草しちけんちようまでは覚えていたので、とりあえずそこへ向かう。

 路面電車の軌道に面した七軒町かいわいぞくに元浅草と呼ばれ、楽山堂病院という大きな病院としば小屋のかいせいがあった。小商人の多い町で、なぜか古着屋が多く、さらにカフェーや牛めし屋などもあるので、さかり場とまでは言わないが、そこそこはんだ。七軒町の町内はさほど広くない。くまなく歩いてみれば、桂川の表札か探偵事務所の看板が出ているかもしれない。

 それから随分とうろついて、お昼を過ぎてしまった。

 朝から何も食べていなかったので、出汁だしかつおぶしかおりにひかれて蕎麦そばの前で立ち止まった。蕎麦屋ののきには、かまぼこいたがぶら下がっている。蒲鉾板にはすみで上向きの矢印がかれ、その下に「探偵やりマス」とある。

(探偵? これ、まさか)

 見上げると二階の窓に張り紙があり、「桂川探偵事務所」と書かれていた。雑すぎる事務所におどろいたが、それが探していた場所に違いなかった。

 蕎麦屋はひっそりしている。お昼を過ぎて、人の出入りが絶えたのだろう。

 引き戸を開けて中をのぞくと、蕎麦屋の老主人がきんたくいていた。「桂川龍介という人を捜しているんです」と声をかけると、心得たように手招きし、二階へ上がる急な階段を示して「上だよ」と言った。佐名が頭を下げて奥へ向かうと、店主は調理場の方へと姿を消した。

 階段を上がりきった所にある板戸の前で、声をかける。

「桂川さん。こんにちは。とつぜんすみません。野村佐名です。うかがいたいことがあるんです」

「野村佐名!?」

 中からどたんと重いものがたおれる音がして、「ちょっと待ってくれよ」と焦った声が続く。そしてバタバタと物音がしばらく続いて、ようやく戸が開く。

「よう、おじようさん。驚いたぜ、まったく」

 あわててたくしたらしく、上着は身につけているが下のシャツのえりはよれていて、かみぐせひどかった。

「お願いがあるんです。話を聞いてもらえませんか」

「なんの話だか知らねぇが、喜んで。しかし、ここじゃなんだ。近くにミルクホールがある。ついて来な」

 龍介は先に立って階段を下りる。佐名はきんちようしながらも、彼について行った。



 ミルクホールに入ったのは初めてだった。

 に張られた天鵞絨ビロードはけばけばしい赤色で、おそらく安物だろう。電灯のかさも大きいがさびきやすそうな混ぜ物の多い鉄製だし、窓のガラスは純度も低く、外の景色はみようゆがむ。

 それでも一見れいなしつらえは、今までえんがなかった佐名にはまぶしい。

 店内には、学生や若い婦人たちの姿がある。さして混んではいない。

 温めたミルクは一ぱい四銭。ほかにもコーヒーや紅茶、カステラや食パン、あんパンなどもある。

 龍介はおごりだと言って、ミルクとコーヒー、さらにカステラを二つたのんだ。

「さて、さて。昨日はとっとと逃げたお嬢さんが、今日は俺にお願いがあるって?」

 一口コーヒーを飲んだ龍介は、おもしろそうな顔でく。

 温かなミルクは、空腹の身には甘くて美味おいしかった。しかしそれを味わうほど心のゆうはなく、カップを卓に置く。

「知っていたら教えてほしいんです。堂島琢磨がどういうひとがらなのか」

「逃げ出した、いまさらにかい? それを聞いてどうしようって?」

「堂島家に関して、堂島の人に伝えなければならないことがあるんです。あの家にとって、とても大切なことです。堂島琢磨が人の話をちゃんと聞いてくれる、考えがじゆうなんな人だったら、直接会って伝えようと思うんです」

「伝えなければならないことってのは、なんだい」

「それは……あなたに言っても信じてもらえない」

 口ごもると、龍介はする。

「俺が信じないことを、堂島琢磨が信じるって?」

「人柄によっては、聞いてもらえるかも」

「やめときな。とっつかまるぜ。堂島琢磨がどんな人柄だろうが、堂島家にも体面てやつがある。はなよめに逃げられたなんざ、体面丸つぶれもいいとこだ。たとえ堂島琢磨が仏のような人間で、俺も信じないようなあんたの話を信じてくれたとしても、堂島の家人はだまっちゃいない。へたしたらきにされてすみ川に放り込まれる」

 龍介は当然のことを言っていて、佐名もわかっている。わかっていても放置できない。

「それでも伝えなきゃ。わたしが助かっても、次におよめに行く人は死んじゃう」

「断言できないだろ。六人目の嫁は達者に暮らして、大往生するかもしれねぇ」

「いいえ。絶対に死ぬ」

 コーヒーのカップにばそうとしていた手を止め、龍介は目を光らせた。

「あんた、堂島の嫁が次々に死ぬ原因でもわかったのか?」

「信じてもらえません、きっと」

「へぇ。て、ことは。あんたが堂島琢磨に伝えなければならないことってのは、次々に嫁が死ぬ原因だってことだ。それを堂島はわかってない。けど、あんたはわかった。そういうことか」

 察しがいい。真面目まじめな遊び人のようななりをしていても、さすがは探偵か。佐名のちんもくこうていかいしやくした龍介は、卓にひじいて身を乗り出す。

「よぉ、取引しないかい」

「わたしとですか? どんな?」

「俺は今、三つのゴシップ雑誌から忽那青紀の家を調べるらいを受けてる。やつこさんたち、人気作家の私生活をあばいて記事にしたいらしいんだ。先生からあんたをさがす依頼を受けてたから、先生の家は自然とわかると思って、雑誌の依頼を引き受けたんだ。けど、なんだかしらねぇが先生の家はわからない。なおかつ、先生はえらくご立腹で脅された。こりゃあ、割に合わない仕事だと、俺は今思い始めてる。忽那先生ってのは、どことなくおっかない。俺のかんからすると、おこらしちゃならない人だ」

「ゴシップ……あきれた……」

 龍介が佐名に声をかけ、青紀の家の場所を聞き出そうとしたのは、そんな理由だったのか。しかし彼は呆れた人だが、勘は良い。確かに忽那青紀を怒らせたら、命を取られかねない。

 けいべつされたにもかかわらず、龍介はうれしそうな顔をする。

「ま、それでだ。ゴシップ誌からの依頼を中断するにしても、相手さんには別のネタを差しあげなきゃ、今後仕事を回してもらえなくなる」

 そこまで聞くと、龍介が何を言いたいのかわかった。

「堂島の嫁が次々に死ぬ原因をわたしから聞き出して、忽那青紀の情報の代わりに雑誌に売りつけるんですね。堂島骨董商会は東京市中じゃ三本の指に入るこつとう商だし、そこのお嫁さんが次々に死ぬのは、そこそこ知られた話だから」

「ただとは言わない。ネタが売れたら礼金は三分の一やるよ。それに堂島琢磨の人となりや、い立ちから現在までの情報を教える」

 ひざの上に置いた両手を佐名はにぎり合わせる。

(お金。必要だ)

 佐名は一文無しだ。上方にげるにしても、いや、今日のご飯にありつくのさえも、今の佐名には困難。何をするにしてもお金は必要なのだ。しかし堂島家の異形の者の話を、ゴシップ誌に売ったらどうなるか。

 面白いネタなのは確かだ。ゴシップ誌の記者は、その話を信じようと信じまいと、面白おかしく、おどろおどろしく書きたてるはず。堂島家の尊厳はちやちやにされるだろう。

 五人の嫁を殺した家だと思えば、いたし方ないと言う人もいるかもしれない。しかし堂島が望んだことでなければ、堂島も異形の者に取りかれたがいしやだ。

「すみません。それは、できません」

 佐名は立ち上がった。

「自分でなんとかします。ミルクごちそうさまでした。美味しかったです」

 頭を下げると、ミルクホールを出た。

「おい、待て待て」

 かんじようはらい終えたらしい龍介が、慌てて追ってきた。北へ向かって歩く佐名に並ぶと、歩調を合わせる。極力、彼の方を見ないように前だけ見て歩く。

「どうする気だ、あんた。堂島琢磨の情報、知りたくないのか」

「知りたいです。でも堂島のことをゴシップ誌には売りたくないです。自分でなんとかして、人が死ぬのを止めます」

「まさか堂島琢磨に会いに行く気か。言ったろ。簀巻きにされるぞ。俺に情報を売る気がないのは、それでもかまわねぇが、莫迦ばか真似まねはするなよ。堂島なんかにかかわらず、忽那先生に甘えてろ」

「忽那青紀の家は出てきました。もう、関係ありません。それに堂島をほうってもおけないんです。絶対に、また人が死ぬから」

「さっそく先生とけんかい」

 からかう声を無視して、足を速めた。龍介はおおまたについてくる。

「どうして絶対に死ぬって言えるよ」

「知ってるから。原因を」

「それなら警察にでもうつたえろ」

「訴えても信じてもらえない。だから自分でなんとかするしかないんです」

「絶対に死ぬのか」

「絶対です。そうじゃなきゃ、こんなことしてない」

「まったく、よぉ」

 頭をいて龍介はまゆを寄せ、とつぜん、佐名の二のうでつかみ歩みを止めさせた。二人は寺町の路地に入り込んでいて、ひとけがなくなっていた。

「何するんですか」

「わかったよ。話してみろ、堂島の嫁が死ぬ原因ってやつを」

「売るんでしょう」

「売らねぇよ。あんたを手助けできるかもしれねぇから、聞くんだ」

「手助け? 話を売るって言ってた人が、とつぜんしゆう変え?」

「変えてねぇ。俺の信念は、取れるときにゃ迷わず金を取る、だ」

 胸を張り、まんにもならない信念を口にする。

「今は『取れるとき』じゃ、ないかもしれねぇ。あんたのその様子じゃ、破れかぶれで堂島琢磨の所へ乗り込んじまうだろうが。それで簀巻きだ。めが悪いことこのうえねぇし、おそらくあんたが簀巻きにされたら、堂島の次の嫁も死ぬんだろう。二重に寝覚めが悪い。雑誌には売らないと約束する。これを約束しなきゃ聞かせてもらえねぇなら、そうする。金が取れるときはのがさず取りてぇが、寝覚めの悪い真似はごめんなんだよ。俺だって、とつぐ女が次々死ぬ原因がわかったと知って、『へぇ、そうかい。でも金にならないんじゃ、知らねぇよ』とは言いたくない。五人も女が死ぬってのは、ちょっと死にすぎだ」

 龍介の表情にふざけた様子はなく、しんな目をしていた。簡単に信じてはいけないと自分に言い聞かせようとしたが、あることに気がついた。

(そういえば、この人)

 彼は青紀からの依頼を終えた後、やろうと思えば、堂島に佐名の居所を教えることも可能だったろう。しんからあくらつであれば、そうしても不思議ではない。佐名が忽那青紀という作家といつしよにいると知らせれば、堂島は礼金を出す。そうすれば彼はそうほうから金をせしめられるのに、それをしていない。

 それどころか佐名に、堂島家に行くのはめろと忠告した。

 ある種の筋は通す人かもしれない。

 そのとき。

 しゃん、と。金属がこすれ合う音がひびく。

 音と同時に、遠く聞こえていた路面電車がどうを走る音や、え立てていた犬の声など、周囲のけんそうが消えた。足元から冷たいものがき上がり、しゆんに広がったような感覚。

 顔色を変えた佐名に、龍介が首をかしげる。

「おい、どうした急に」

「そのむすめからはなれなさい」

 冷たい声が聞こえた。佐名の背中に当たるのは殺気。

 龍介はまゆを上げ、げん悪そうな顔で佐名のかたしに声の主を見た。

「この子を口説いてるいところなんだよ。じやしないでくれねぇか……おっと、あんた。昨日のぼうさんか」

 おそるおそる、佐名はふり返った。

 五間ほどのきよを置いて、右目の下に泣きぼくろのある若いそうりよしやくじようを手に、こちらを無表情に見つめている。無表情ながら彼の全身からは、佐名に対する冷厳とした殺気が発せられていた。

「離れなさい。用があるのは、そちらの娘です」

「横取りかい? そりゃマナーはんってもんだ」

 じようだんめかしながら、龍介は佐名の前に何気なく出る。口元は笑いの形を作っているが、目は笑っていない。彼も僧侶の殺気を感じたのだろう。

「離れなさい。でなければ巻きえになります」

 僧侶が錫杖を軽く一回転させると、いしきの先からするどすいしようとつが出現した。彼は錫杖をやりのように構え、水晶の突起を佐名の心臓にねらい定める。

「坊さんのくせにぶつそうだな。人を呼ぶぜ」

「どうぞ。ただだれも来ませんが。結界を張ったので、半刻は誰もこの近辺に近づけませんし、近づこうとしても、見えない幕にはばまれます」

 龍介の表情がこわばり、しんけんみを増す。

「あんた誰だ」

「妖狩寮しようぞく、純有」

 純有というのが僧侶の名だとわかったが、彼が名にかんした身分らしき呼び名は、耳にみのないもの。

「あなたは焔一族だな」

 僧侶、純有が佐名に視線をえて問う。問われた意味がわからず、佐名はまばたきした。

「焔一族?」

「知らないのですか」

 純有はすこしおどろいたようだったが、すぐにまた殺気を取りもどして錫杖を構え直す。

「知らなくともちがいないでしょう。あやかしとともに、いたのだから」

「あやかし? 何言ってるんだ坊さん。しゆぎようのしすぎでもうそうでも見るようになったか」

 龍介がちやす。

「いちいち、うるさい。口を閉じなさい。そして離れなさい」

「どっちもいやだね」

「では──どうなっても知りません!」

 鋭い風だ。錫杖を構えた純有は身を低くし、黒いしつぷうとなってせまった。

 またたく間のことだったが、佐名には純有の動きが見えた。このままでは龍介が巻き添えになるとさとり、とつに彼を横にき飛ばす。龍介は土の上にしりもちをつく。

 それがせいいつぱいだった。けきれない。水晶の槍がり出される。

 きんと耳鳴りに似た音。水晶の槍が佐名の心臓に突き込まれる寸前に、目の前の空間がかぎきのようにゆがんだ。

 景色が破れた。そんなふうに思えた。

 純有の槍先がわずかににぶった。すでにほとんど胸に届いていた槍先が、佐名の体から離れる。

 自分の体が背後に移動したのだと、咄嗟にわからなかった。全身を包む甘いかおり。

あんそくこう!?)

 体をきかかえられていた。佐名を抱いてかばったのは、忽那青紀。その姿を見た純有の目に闘気がかがやき、ぐんと槍との間合いが詰まる。繰り出す水晶の槍が、青紀のわきばらに届く。

 佐名は悲鳴をみ込む。

 青紀は佐名をかかえたままねて、純有から六間以上の間合いを取った。

 純有は錫杖を回転させ、構え直す。

 ふるえながら、佐名は青紀のあごさきを見上げる。い血のにおい。黒い和服の脇腹がれていた。足元にせんけつが落ちる。しろ足袋たびに真っ赤な色が散った。白いほおにも血しぶき。

「……血が……」

 それだけ声に出せたが、ひどく震えていた。

さがした」

 ちらりと佐名を見た目に浮かぶのは、あんか。

 青紀は再び純有に視線を据えた。血の気のせた青白い顔。その姿はせいえん

 尻餅をついていた龍介もそうはくになっていた。

「血、血だ。忽那先生、あんた、死んじまう」

 純有はすきなく錫杖を構え続ける。

「現れましたね、忽那青紀。驚きました。作家だとか? だいたんにも人の世に堂々と立ち交じっているとは、たいした能力です。その能力もその娘があってこそですか? その娘、焔一族ですね」

「だったらなんだと」

われら妖狩寮のめつするべき、あやかしの同類です」

 ふっと、あやかしは鼻で笑う。

「なるほど。おまえに頭は必要ないらしい。そんな頭ならば、わたしがどうから切り離してやる」

 かいそうに顔をしかめた純有に、さらに青紀は言葉を続けて微笑する。

「律にのみのつとり、自分で考えることなく行動するなら、その頭はただのかざり。必要ない」

じよくは許しません」

「侮辱ではない。事実おまえに、わたしとこの娘を滅する理由が、妖狩寮の律以外にあるか」

「律は必要だからこそ、あるもの」

「そこで思考を止めるなら頭は必要ない、と言ったんだ。けめ!」

 声とともに青紀がうでるった。

 再び耳鳴りに似た鋭く高い音がして、純有との間にある景色が歪む。

 佐名の体を抱きあげた青紀は、信じられないちようやく力で背後にび、さらに上へ跳んだ。

 寺の本堂の屋根に着地した彼は、佐名を抱え、屋根から屋根へ軽々と飛び移ってける。

 目が回りそうだった。

 激しく上下してゆうかんおそい、最後には目を開けていられなくなった。青紀の首にしがみつくと、目を閉じた。そうするしか目眩めまいを止める方法はなかった。



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