天空の姫君と異世界の竜騎士

運命の牢獄編

～これまでのあらすじと登場人物紹介２～

【登場人物紹介・用語説明】

「ギルド『リュートと愉快な仲間たち』のメンバー」

・リュウト(リュート)……主人公。東京で暮らす平凡な男子高校生だったが、金色の竜に選ばれて異世界へ行くことになった。真っ直ぐな性格で、誰とでも仲良くなれる。

・アリア……ヒロイン。竜騎士の国の幼い王女で、頑張り屋な性格。王家にしか扱えない聖鳩琴（せいきゅうきん）というオカリナを吹くことができる(現在は壊れている)。リュウトのことが好き。

・ゾナゴン……愉快な仲間その一。闇の魔法を司る竜を自称しているマスコットキャラクター的存在。語尾に「ぞなもし」をつけてしゃべることから、リュウトに「ゾナゴン」と名付けられた。アリアの大切なもの「ピュアミスリル」を敵に奪われてから元気がない。

・ラミエル……愉快な仲間その二。雷の魔法を得意とする名門一族の出だが、本人は攻撃を全く当てることができない落ちこぼれだった。魔導学院でアリアと出会い、親友になる。アリアの大切なもの「ピュアミスリル」を敵に奪われてから元気がない。

・ゼルド……リュウトたちが砂漠の国でスパイだと疑われたときに助けてくれた元傭兵。暁の四天王と呼ばれる砂漠の国のトップクラスの剣術の使い手で、大剣を軽々と振り回す。リンダという名前の娘がいる。

・フェセク……灰色の魔道士を名乗る黒魔術の使い手。圧倒的な魔力を持つが、残虐で残忍な性格のため、リュウト以外の仲間たちからは嫌われている。

「ドラゴンたち」

・シリウス……リュウトの相棒のドラゴン。今ははぐれている。

・風竜……アリアの相棒のドラゴン。今はアリアと離れ、砂漠の国へ向かっている。

・霧竜……風竜と知り合いの竜。金色の竜を嫌っている。ドラゴン・レースのときに目覚めた。

「竜騎士の国リト・レギア王国」

・ソラリス……アリアの十歳違いの兄(本当はいとこ)。国王。

・レギアナ・セクンダディ……竜騎士団の精鋭部隊。

・シェーン、コンディス、フレン、シャグラン、ハザック、ストラーダ……リュウトをよく知る竜騎士の国の騎士。

「砂漠の国ザント王国」

・デシェルト……砂漠の国の王。

・リナリア……デシェルトに恋するエルフの少女。アリアとは友だち。

・リンダ……ゼルドの娘。男勝りな少女。リュウトに助けられた。

・マイク……将来有望な少年剣士。十歳。

・リートゥス……暁の四天王の一人。砂漠の国で留守を預かっている。

・ルクソール……同上。

「その他」

・キルデール……闇の魔導師の最高司祭。不老不死というウワサがある。

【これまでのあらすじ】

　戦争がはじまり、砂漠の国の兵士たちは帝国に力を貸すために帝都へ向かう。

　しかし、次々と強敵が襲来し、リュウトたちは軍隊とはぐれてしまう。

　そんな中出会った黒魔術を操る怪人フェセクを仲間に迎えたリュウトたちだったが、またしても奇妙な出来事に巻き込まれる。

　続きは↓