応援コメント

(12)進化する矢倉」への応援コメント

  •  拝読しました!

     今回は迷い戸惑う美少年(美少女?)、りんちゃんと迷いなきイケメン、修司くんの棋風の対決! 撹乱するつもりで挑んだりんちゃん、修司くんの一直線な切り込みに翻弄されてなかなか自分の持ち味が出せず。修司くんがかつてとは格段にレベルアップしていることもあり、りんちゃんには厳しい戦いになりそうですね。ちなみに矢倉=純文学というと個人的に、志賀直哉や武者小路実篤を連想しました。人を選ばない間口の広さとそれにもかかわらずの奥深さ、というイメージを受けます。なるほど凡人(と、いいつつこれだけ研究し研鑽を重ねる、不断の努力はすでに輝く才能ですが)の修司くんが高みを目指す道としては向いている気がして、これまで矢倉で戦い抜いてきた園瀬流に納得。

     そしてところどころに差し込まれる、ちょっとホラーな先生と桂花さんの幻視、さらには今の燐さんとは雰囲気の違いすぎる回想の中の燐さんの正体は? と注目のしどころはたくさん。もしかしてあの燐さんはりんちゃんのコンプレックスに付け込んで睡狐が見せた偽りの記憶だったり? 燐さんの元気でおバカで自信満々、という大会開始からの性格とあのねっとり人の心を絡めとるような臨さんの雰囲気はやはりどうにも違いますから、なにかがあるとは思うのですが、はたしてそれが何なのか。りんちゃんの表層のおびえは自分が○○したことへの拒絶反応だと思うのですが、それも含めてすべてが実は睡狐の謀略、りんちゃんをとりこむための策だとしたらずいぶんな謀略家、伏竜をやりこめただけのことはあり、ですね!

    それでは今日も楽しく読ませていただきまして、ありがとうございました! 金曜の更新も楽しみにしています!

    作者からの返信

    遠蛮様、本日もお読み下さりありがとうございました!いつも本当に励みになっております!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

    大会を勝ち進み、強敵達との激戦を通して、修司の棋力は有段者と遜色ない程に成長しました。いかにりんでも苦戦は免れない感じですが、果たして……?
    仰る通り、矢倉は組み方さえ覚えれば誰でも組むことができます。棋力に関係なく、勝負にはなるのですが、そこから勝ちきろうとするとこれが難しい。間口は広く、棋士なら誰しもが憧れますが、使いこなすのは至難な戦法なのです(^_^;)

    回想の中の燐についても考察して下さってありがとうございます(*´ω`*)果たして睡狐の仕業なのか、あるいは……?
    まだ言えることが少なくてすみません(^_^;)

    ではでは。また次回お会いしましょう!( ´∀`)bグッ!
    こちらこそ、本当にありがとうございましたm(_ _)m