応援コメント

(10)姉さんになる」への応援コメント

  • 拝読しました!

    「この程度なら恐れるに足らず」その言葉で触発されたのは、姉を侮辱するな、の念。あゆむくんの側も相当に燐さんへの好意というか、畏敬が。そして格闘技を彷彿とさせる打撃の応酬。「運の要素がほとんどない」将棋という競技で、本来はるか上にいるであろう桂花さんを制したあゆむくん、この一勝は大きな自信になる……かと思いきや、勝ちの実感がわかないという。倒した相手、目指した相手があまりに遠すぎた、でしょうか。だからこそ、ここから燐さんの本質に近づくため、「鬼護野あゆむ」→「鬼護野燐」の変身が始まったのですね。

    しかし、あゆむくんの先生に対する感情は憧憬というよりもやはり、恋慕。やはりそっちの好き、男の娘だったかぁ、と納得しながら面喰ったというか。きれーな子(もちろん、魂も含めて)は男だろうと女だろうと可愛いから問題はないのですが。

    そして……この変身から大森さんの将棋教室に至るまでの時間というのが、あゆむくんがいま高1で、このエピソードが中3当時ということは丸一年くらい? 一度男の自分を殺してまさに羽化転生するのにはそれくらいかかった、ということでしょうか、実際修司くんをボコボコにしたときのあゆむくんはとんでもなく強かったですからね。しかし気になるのは桂花さん、というか睡狐との縁は1年でどうなったのかということ。あゆむくん、実は最初から一貫して睡狐に魅せられているのかどうなのか、そして先生がいなくなった理由も、非常に気になるところです! でも序盤のお話を思い返すと、あゆむくん、睡狐のことは忘れていた感があるのですよね。果たしてどんな風に話が転ぶのか。

    今日はやけに感想が長くなってしまいました、申し訳ありません! 次話以降も邪魔でなければ、失礼させてもらいたく思います!

    作者からの返信

    遠蛮様、今回もご感想ありがとうございました!ヽ(=´▽`=)ノ

    仰る通り、あゆむは勝利の実感を得られませんでした。本当の意味で姉になる=今までの人生を捨てる覚悟で、彼は鬼籠野りんに成ったのでした。
    はいw結構惚れっぽい性格らしく、『先生』にも修司にも香織にも、性別を超えた想いを抱いていた模様ですw果たして淡い恋心の行方は……?続きを楽しみにして頂けましたら幸いです♪

    あゆむの年齢ですが、物語開始時が中学3年生で、回想時は2年生です。仰る通り、約1年間でめきめきと棋力を上げてきたことになりますね☆
    何故睡狐のことを忘れているのか、先生達の行方は?その辺りはおいおい述べていきたいと思います。

    次回からはいよいよあゆむと修司の対局が始まります!引き続き宜しくお願いします♪
    ではでは。今回も本当にありがとうございましたm(_ _)m