あとがき 2021/11 追記
エピローグまで読んでいただけたという前提で、まずはありがとうございます。
以下、ネタバレを含んだものとなります。
ランプの女神の幸福論、いかがだったでしょうか。
私なりにこのタイトルで描きたいものは8割描けたつもりです。
幸福論についても、3つの願いと1つのウソについても。
3つの願いが想像していたより地味、と思われるかもしれませんが……。
ほぼほぼ最初の想定通りの物語となりました。
今回のお話は、選択肢で分岐するゲームのトゥルーエンド的なイメージで執筆しました。
ヒロイン候補の特徴的なエピソードと摘まみつつ、というかたちで。
1章を執筆した段階では、最終的に結ばれるヒロインをどうするか悩んではいましたが、今回のようなかたちにすることに決めました。
執筆前は、各ヒロインのルートをそれぞれ書くのもありかな、と思っていたのですが、そうすると長くなりすぎる気がしたので断念しました。
実はもう一人、ヒロインの候補として設定していたキャラがいたりします。
孝也が施設に引き取られる前に暮らしていた、叔父さん夫婦の娘です。
悠里よりも歳の近いかつての妹、みたいなポジションのヒロインだったのですが。
3章あたりまで登場させるかどうか悩んでいた子ですが、今回は見送らせていただきました。
彼女を登場させると、あと2章分くらい長くなりそうでしたので……。
長さという点でもう一つ。
19-19と19-20の間について。
いわゆる大人なシーンになりますが、実は執筆していました。
1万字越えの初体験シーンです。
ここ以外にも数ヶ所、そういったシーンを書く余地はありました。
個人的な気持ちを言うと、全て書きたかったです。
ただ、本当に個人的な欲求でしかなく、読者の方が見たいのか、という疑問があったので投稿は控えました。
ですが、エピローグまで読んだあと、ということならいいかな、と思います。
なので、あとがきのあとに【19-19-EX】という形で投稿します。
別にそこまで官能小説的な感じではなく、日常シーンとそう変わらない感じで執筆したつもりです。
それでも読んでみるか、と思っていただけた方は、次のエピソードをどうぞ。
長くなりましたが、今回はこれくらいで。
また次の機会がありましたら、よろしくお願いします。
ここまで読んでいただき、改めてありがとうございました。
ごく僅かでも読んでくださる方がいらっしゃったので、完結まで執筆することができました。
この場を借りて、お礼を。
本当にありがとうございました。
追記
作業ノートに書いて忘れていた補足を少し。
神無城うてなや久良屋深月、エピローグにちょっとだけ出ている安藤奏などについてですが、前作である『ボクは平凡すぎる守護対象』の主要人物となっています。
『幸福論』の物語とはそこまで関係ないのですが、魔法や魔術、施設の運営をしている組織というものが出ていたりします。
うてなが何の目的で転校してきたのかや、上郷という家系がどう特別なのかなど、本筋とは関係ないので省いた要素がなんとなく見えてくる感じとなります。
もし興味があって気が向いたら、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
大人になったうてなが、自分の生い立ちなどについて悠里と話すシーンなど、機会があれば書きたいなぁと思っているものはあるのですが……。
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