ホァホァしちゃう(ミカミカミ)
(ミカちゃま、ホアルゥのことどう思ってましゅか?)
きゅるん、と
勉強の時間中だったミカは、本から顔を上げる。
指導していたクリス、横で別の本を読んでいたヤー、
「可愛いと思うよ」
(そうじゃなくて、女性としてでしゅ!)
どさっ、とヤーの手から本が落ちた。
しかしホアルゥは構わずにミカの顔に
机から
手の平サイズの
背中の二枚羽を使えばいいとも思うが、
(さあ、ミカちゃま!)
「えー……と。よくわかんないや」
女性に対して
それ以外の感情については、言葉で表現する方法が
親しみやすい、も少し
(どうして急に?)
静観していたアトミスが口を
ホアルゥとは大体は
彼女の行動の
(だってミカちゃまラブでしゅから!)
(頭悪そうな発言)
(自意識
(また
いつも通りの喧嘩に発展しそうなところで、オウガが起き上がる。
「まずホアルゥが考える自分の
(ほぁ?)
予想外の問いかけだったらしく、ホアルゥが固まってしまう。
全く考えていなかったらしく、ミカの肩の上で右往左往している。
(ホアルゥは可愛くて、明るくて……
「思ったよりすらすら出てきたな」
(
悪口にも似たあだ名を気にしているアトミスが主張するが、ホアルゥは無言で流す。
「確かに。ホアルゥがそばにいるとあったかいもんね」
(ほぁ!?)
「ほわほわするっていうか、寒い日の
少しだけ
それが親愛
それこそ火が
(ほぁあ、あ、あ〜)
そのまま
そしてミカの勉強時間は無情にも再開した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます