アイスは食いっぱぐれた(バシリス・クライム)
暑くて
なんというかノリで。部屋の中で一人パンツ一丁で
いわゆる――
「かーめー」
がちゃり、と。
おにぎりを作る時の手の形を
イケメン女子高生の
音もなく静かに。部屋に一人残された。
とりあえずノックしてくれねぇかな。一応、女の子だろう。一人暮らしの男部屋へ
漢字Tシャツを着て、
「
「それはいいけど……」
口元を手で隠している多々良ララの背後からひょっこりと
なんか
「ねえねえ、さっきのって有名な」
「解説するな!」
しかしキラキラしたオッドアイが、
「
「やめてくれ!」
ここで
このイケメン女子……ずっと笑いを
穴があったら入りたいというが、俺は
「クルリは?」
「ぬなぁっ!?」
鏡テオが
はずれ棒を
「……個人的には印を結ぶ方が好み」
「
「ヤマトは?」
おそらく三本目の棒アイスを食べ始めている
なんで話がそう広がっていくのか。まじでやめてほしい。
「
「わかる」
枢クルリの力強い
このままそういう話で盛り上がるか。そうすればさっきのことも
希望が見えた。毒を
「じゃあまずは好きなヒロイン像から」
とある有名ゲームから発展した
白熱した先に待っていたのは、イケメン女子の冷ややかな態度。
こしあん
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