言葉にしてくれないとわからない(スチーム×マギカ)
小説家の朝は
夜の方が
朝焼けが
思考が働けばネタの追求とプロットの見直し。
指先が動けばタイプライターで一文字でも多く
幸せかと問われれば、
「こんなのは苦行だ。実り少なき果樹のようだ」
「
指で万年筆を転がし、積み上げた本を
「快感だ」
全てを出し切った後の
体が空っぽになって、熱を持った
息だけが耳に
「十万文字が一冊の本に
長い手足を
体ごと原稿用紙を投げ出して、一通り転がって
「それで今回の
「絶版の処女作をさっさと増刷しろとさ!! 出版社と編集者に言え!」
世に送り出したデビュー作は
ただ好き勝手に要素を
そのせいで担当編集者が原稿を
「あれ以上の名作が書けないなんて
手に持っていた万年筆を
「貴様の思い通りになるかってんだ、バーカ!
「
「……」
「めっちゃ好きやねん。
机の上に置かれたタイプライターが激しく動き出す。締め切りを五日間
新作『グランマ』は、適度な売り上げを記録した。
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