第二章 第六話 野草商店のトリッタ、『アイマイモ湖周辺の土地』で探索する……!?
私は、初めてアイマイモ湖周辺の土地をぐるっとプレートで回ってみた。
その土地を上空からプレートで見下ろしてみると、アイマイモ湖の青くて澄んだ水面が見える。
私はプレートで低空飛行しながら、野草が生えているか陸の方を探してみた。
「うーん……ない……! でも、あれ……? この野草……!」
【『左巻きゼンマイ』×5・『レモングラッシャー』×8・『八椒草の実』×7を、みつけた!】
「『レモングラッシャー』、『八椒草の実』はレアなハーブだよ……! やったぁ……!」
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、一時間探しても生えてなかった。
また、場所を変えてプレートで見て回った。
「うーん……ない……! あれ……? こんなのが生えてる……!」
【『スモモモモモモモモノウチ草』×10を、みつけた!】
「これも、レアレベルのハーブだよ……! 結構穴場だよここ……!」
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、二時間探しても生えてなかった。
また、場所を変えてプレートで見て回った。
「うーん……ない……! あれ……? こんなものまで……!」
【『気分爽快草』×5・『ミョウ菜』×8を、みつけた!】
「『気分爽快草』もレアレベルのハーブだよ……!」
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、三時間探しても生えてなかった。
また、場所を変えてプレートで見て回った。
「結構、広い土地だなぁ。まだ探す場所があるなぁ」
プレートに乗って、悠々自適に探し回った。
「うーん……ない……! うーわ……! こんなのが生えてる……!」
【『右巻きゼンマイ』×7・『超左巻きゼンマイ』×9を、みつけた!】
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、四時間探しても生えてなかった。
「うーん……ない……! あれ……! こんな場所に遺跡らしい折れたような柱が……!」
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、五時間探しても生えてなかった。
「こんな歴史的な遺跡があるのに、土地貰っても良いのかなぁ?」
「うーん……ない……! 本当に……? こんなのが生えてる……!」
【『マジカル草』×5・『ソウデモナサ草』×7・『アソート香草』×10を見つけた!】
「『アソート香草』もレアレベルのハーブだ……! 結構採れたなぁ……!」
しかし、生えているのは関係のない野草ばかりだ。
トリュフ草は、六時間探しても生えてなかった。
「あーもう、こんな時間……! 収穫はこれだけ……!」
六時間探索して得たものは、以下のこれだけだ。
【全部で、『左巻きゼンマイ』×5・『レモングラッシャー』×8・『八椒草の実』×7・『スモモモモモモモモノウチ草』×10・『気分爽快草』×5・『ミョウ菜』×8・『右巻きゼンマイ』×7・『超左巻きゼンマイ』×9・『マジカル草』×5・『ソウデモナサ草』×7・『アソート香草』×10を、みつけた!】
「結構良い収穫だったなぁ……!」
私は、ほくほくした良い気分で帰路に就いたのだった。
もはや、トリュフ草はどうでもよくなっていた。
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