語り継がれる事にはわけがあるんですね。
コロナを発症しまして、それ以降なんだか書く気力が一気に抜けてしまったのです。相変わらず甘い考えというか、継続する力が足りて無いというか……。
そもそもいつも見切り発車で、アイデアと執筆のスピードが合ってなかったりして……。アイデアが行き詰まる。
挙句長らくカクヨムを開く事すら億劫になってしまいまして( ; _ ; )/~~~
まー開くきっかけは過去の文面にハートをもらうというものだったりします。それは世真宵人ではなく、空の彼方だったりして……自分で読み返して、あれ?これ本当に自分で書いたのかな?なかなかよく出来た構成だなー…なんて思ってしまったりして(自画自賛)新鮮に思えるのです(笑)
最近はまた「落語心中」にハマったりしてます。漫画しか見てなかったけど、アニメ版を見たりして。声優さんも石田彰一も山寺宏一もはまり役で感動。
是非みてもらいたい。
それから本当の落語にはまったりして。
昔ね役者を目指したりなんかしていてね、
ある声優(わりと最近亡くなりました)さんの劇団の研究生として活動していたりしていました。その声優さんは稽古の一つとして落語取り入れていたりして、それがわりと好きだったんですね。同期の人なんか先生の紹介でそのまま落語さんに弟子入りしてついに本当に噺家になっちゃった。この間たまたまWikipediaでその彼を発見すると、今は真打らしく誇らしく思います。
まーそれはさておき自分が好きな噺家で面白いのは春風亭小朝。「御血脈」「品川心中」なんていうのがよい。
この方は色物かとても上手に思えます。
それから三遊亭は良いですね。
圓生 圓楽(五代目 六代目)小遊三、
やはり古典落語はいいです。
まーいっても自分は少し齧っただけですから、もっと良い噺家さんは沢山いるでしょうがね。
立川流 という噺家集団がいますね。
立川談志師匠が落語協会を抜けて作った宗教法人(笑)らしいですが。
そのお弟子さん。有名なのは志の輔師匠(ガッテン。とか、のど飴の人)とか志らく師匠(なんとかって情報番組してましたね。)ですが、談慶師匠という方がおられます。(アウトデラックスに出演したらしいけど……。)この方は慶應大学をでて、ワコールに就職して落語家になるという変わり者。その方の著書に、『落語に学ぶ弱くても勝てる人生の作法』という物があります。
落語では弱者でボケ専門の「与太郎」さんに生き方を学ぶという、またぶっ飛んだ視線で話は進みます。詳しい内容は読んでくだされば良いと思いますが、その中で談慶師匠は、
「仏法は体のごとし、世間は影のごとし、体曲れば影斜めなり」という日蓮の言葉を用いて(落語の話なのにそこは仏教)「犯罪とは社会の写し絵である。」と解かれています。
最近妙な事件や理解し難い、言動が横行している様に思います。「最近の若い人はわからん」というのは簡単な事ではありますが、
そういう観点はとても大切で、そう思わなくなったら社会は成り立たないのだろうとおもうのです。
話がだいぶそれましたが、つまり古典落語や、伝承的な物って、利便性追求型な世の中には一見いらない、もしくは別に優先するべきことでは無いなー……と思われがちですが、そういう物がなくても幸せを見つけられた古き良き時代を感じる事が必要なのではないでしょうか?
ある方は今の若い人には綺麗で、格好の良い物が評価されます。つまり表面的な美しさが美徳なわけです。だからみんなInstagramに綺麗な自分の顔をあげ、きれいに映った料理の写真を写し、撮影禁止であろうが、美しい物を被写体に映し出し、きれいである事を不特定多数の人評価して貰おうと、必死なんだろう。
それにあぶれた者は、道の端を歩き、そして人の道を外して闇の世界へと足を踏み入れるのであろうな……。
もっと世の中単純であれ。
でいいのにね。
あの人好き。
あの人嫌い。
でいいのに「きれい」でしか自己表現出来ないのってなんだか依存度か高い気がする。
話が飛躍してしまったけれど、
つまり新し物が良いわけじゃないと思うんです。古き良きがあってこそ、新しい物は評価されるのだから。
なんやかんやいっても自分は本の活字を読むのか好きです。字を書きながら、あれ……?この漢字どう書くんだっけ…と悩むのも楽しいと思うのです。
そんな事を考えながら電子媒体でカクヨムに投稿する私(笑)
わたしがおもうこと 雨月 史 @9490002
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