当たり前の様にあるものは大切さに気が付かない。

日々忙しく生きる。

仕事、子育て、家事、ご近所付き合い。

目の前の事に追われると、

逃げたくなる。

YouTube動画、テレビドラマ、ネットゲーム、etc。

自分の心を休めるのは大切な事だ。

ストレスを軽減できるのは自分だけなのだから、だけど……


いつもそこに逃げていては行けない。


苦労を抱えているのは自分だけじゃない。

自分だけの世界にいると、

まわりの事が見えなくなる。


今そこにある大切な物が、

当たり前の様に在る物に、

本当は自分を支えているいう事を

忘れてしまいがちだ。


仕事がある。

お金がある。

太陽の光を浴びる事ができ、

大地を潤す雨の恩恵をうける。

喉が乾けば水が飲めるし、

月夜の晩に静寂を楽しむ事ができる。

平和…戦争のない世界。


けれど私はそんな大きな事が言いたいわけじゃない。


一番近くにある大切な者……。



私の書物のテーマは、

だいたいの物において、


「人は一人では生きていけない」


という事である。

だから辛くても、

追い込まれても、

目を逸らしてはいけない。


時には一人になる事は大切な事だけれど、

本当に大切な者とはしっかりと向き合って生きていかなければならない。


失ってしまう前に。




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