へんなこだわり

わたしはどうも人よりも

清潔観念が薄いようで

なかなか自分から掃除をしない。


育ってきた環境とか言ったら、親のせいみたいでいやだけれど、実家は物に溢れていてとてもきれいな家とは言えなかった。


何年かに一度帰省するのだけれど、

最近帰った時に、

着いてすぐに、

汚いなー…。

って思って掃除を始めたら、


父親に(母は既に他界してる)

昨日かなり掃除したよ。

って言われて、


自分に、ちびまる子ちゃんのアニメで、あきれた時にでる額の線が出てきた音が聞こえ気がした。

    ||||

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    ||||

        へ          


こういうやつね↑





掃除をあまりしない家で育ったから

外から戻ってくると余計に汚さを感じるのかもしれない。


なので掃除をする習慣がないので、

気が付かないだけで、

ここが汚いとか言われたり、

棚が片付いていないと言われると


たしかに散らかっているなー…。

て感じる。

感じれば掃除もする。

するのが別に嫌いじゃないから、

やり出したら一生懸命する。

清潔観念が薄いからか

汚いものに触るのも嫌じゃないし、

むしろきれいにしたくなる。


でも決して自分から掃除はしない。


なんででしょう?


そんな私が唯一気持ち悪くて

自ら掃除する場所がある。


陶器でできた洗面台。


水垢がいや。


駅も 職場も お店も

洗面台が汚いのはすごくいや。

(もちろん駅やお店は掃除しないけど)


すぐに擦りたくなる。

ピカピカにつやのある洗面台がよい。


こだわりの始まりは小学生の頃。

ある朝目が覚めて顔を洗いにいくと、

洗面台が歯磨き粉の跡やら、

水垢やらで、

少しきたなかった。

その時それが気持ち悪くて、

近くにあったスポンジで磨きはじめたら、

ツヤツヤになってすごく気分が良くなった。

何故だろう。

今でもその時のことを覚えている。



みんな私よりこまめにお掃除するのに、

そこはあまりしない。









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