第2話

「…………あの〜神様?一ついいでしょうか?」


俺はどうしても気になる事を現在進行系で飽きられてる神様に聞いてみた。


「はい?なんでしょうか?相馬様」


「いやね、異世界転生なんですよね?転生って事は異世界で新しい命として赤ん坊からやり直すんですよね?異世界転移ではないので。」


最もな事を聞いてみた。だっておかしいじゃん。転生してすぐ死ぬなんて何かのバグでしょ?俺が疑問を投げかけたら神様は当たり前のように


「はい。相馬様は異世界で赤ん坊として生を受けます。ではなぜすぐに死にまたこちらに戻って来るのかというのはですねー…………わかりません。」


えらいためていったな〜神様。じゃあ原因は何なんだ?そんな俺に


「わかりました。特例です!あなたに私の力を与えます。普段はこんな事しませんがあなたには異世界を救っていただきたいので。では行きます!」


そういって神様が俺に向かって光を放つ。下手したらこれで死ぬんじゃない?などと思いながら目を瞑り光が落ち着いてから目を開けると神様が小さな声でステータスを見てくださいね?が聞こえたが目を開けると


見たことのない天井があった。さっきの白い空間じゃない。あ、やったー!成功だ!ここから俺の第二章がはじまるぜ!などと意気込んでいたら何やら違和感のある波動を感じた。なんだ?これ悪意とかそんな感じだ。


以前は感じれなかったやつ!これも神様のちからか〜。あ、そうだステータスだったけか


俺は思い出したようにステータスと口にする。すると


・ステータス

・名前 イブ・アリステラ(相馬陸斗)

・加護 支配の神 ライアル

・魔力 ∞

・魔術適正 オールS

・身体能力 オールS

・スキル 全知全能 支配の義眼 ××××

・運命 マイナス判定




びっくりした!これは俺が今まで見てきた異世界物の中でもとびきりチートじゃん。これなら死ぬことないよね?などと言ってたらさっき感じた違和感がどんどんこちらに向かってきて


あ、なるほど。目の前にして初めてこの違和感の正体に気づいた。そりゃ気づかんは。だって俺前世でこんなの受けたことないもん…………殺気なんて。


目の前にはどのくらいだろか?二十代前半くらいのきれいなお姉さんが俺に手をかざし何か呪文かなにかを唱えていた。その俺を見る目はめちゃくちゃ親の敵か!手ほどだ。


だが俺も2回も3回も死にたくない。ならやってみるか!なんとなく感覚としてわかる。何をすれば魔法魔術が使えるのか。よし!いっちょ


「とまれ」


俺のその一言でその女性は目を見開き固まった。

やっば!俺の力。とりあえず


「…何で俺を殺そうとした?」


生まれたての赤ん坊にしては流暢にしゃべりすぎたか?そろそろ0歳ではしゃべれないか。ま〜いいや。


「………な、なぜ?……くっ!失敗は許されない!しね〜〜〜」


と若干雑魚キャラのセリフとともに魔法を放とうとしてるけどこいつバカ?身体動かないのに魔法なんて撃てるわけねーじゃん。とりあえず


「だまってそのまま戻って俺を殺そうとしたやつを殺してこい。」


やっぱすごいなこの魔法。言葉だけでロボットのようにこの部屋から出てった。なんだか家が騒がしくなってきたのでこのまま眠った。これからが楽しみだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界転生ってマジであるんだ!ってありゃ?転生してすぐ死にましたけどまだ行けます? 無色透明 @nonono000

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ