第9話 未来の正妻はツンデレドM3歳児

 ※今話に限り3歳児がこんなにまともに会話できるか?というのは置いておいてください。

 舌ったらずだと話が進まないので言語系スキルが仕事していると思ってください。

 アヘ時やラリってる時は別です。デレたり照れたりしている時も別です。

 



 「あ・な・たぁ?」

 回り込んだ許嫁のリサの表情が怖い。

 父の言う鬼族のソレのようだと思った。


 「あなた、先日専属メイドにあーんなことやこーんな事して、妾にするって言っったんですって?」

 怖い。怖いよ。とても同い年(3歳)のセリフとは思えない。


 「あ、まぁいやその。責任と言いますか、男の甲斐性と言いますか。」


 「私は妾や愛人を作る事に怒っているわけではありません。正妻である私に事後でも報告がない事に怒っているのです。」


 「は、はいー申し訳ありませんでし……」

 最後まで言い切る前に、突然うるうるし出したリサが抱き付いてきた。


 「ふぇっ、リサ?」

 「わ、わたしにもそのすごいテクニックスキルを使って下さい。」


 「はぇ?」

 僕の返答がおかしくなるのは仕方がない、あまりにも突拍子過ぎて……


 「メイドの全身をとろけさせた、てくにっくをわたしにも今使って。そうしたら赦してあげる。」


 「えー、とても恥ずかしい事になるから可哀想だし残酷だし流石にリサ3歳児にはやりたくないんだけど。」とは言えず。


 「リサ……恥ずかしい事になるけど良いの?」


 「いいの。ルイン様としかそういう事はしないから。かっこいい事も可愛い事も恥ずかしい事もルイン様にだけしか見せないの。」



 お許しが出たのだからやるしかないだろう。後でこんなのだって聞いてないと言っても当局(僕)は責任を持ちません。



 「じゃぁ……リサ。ちゅっ、っちゅぁっ。」

 残酷な天使のベーゼ(笑)、全力で発動承認!


 「ひゃぁpwmwん3mfqcmpw:んfw83qdk、@qwfんくぃふぇhnくぁwせdrftgyふじこlp」

 残酷な天使のベーゼ(笑い)のスキル効果の例に漏れず、3歳児幼女のあられもない……とてもみせられないよ看板が僕の視界を塞いだ。

 綺麗なドレスが……あぁ

 可愛いパニエが……あぁ

 靴が……オーバーニーソが……あぁ……


 何よりも、あの可愛いリサが3歳だというのに絶頂の暴風雨に吹き飛ばされ、性的な箇所以外からも液体が大量放出された。

 足をがくがくと震わせ、滴り落ちた液体が足を伝り、直接床に垂れ、とても放送出来ない正妻がアヘ顔(3歳児)で……


 「こ、こりぇがぁ、か・い・か・ん♪」

 マシンガンはないけど、蕩け顔のリサが立っていられず……


 ヤバイ状態のまま僕に倒れ込んできた。

 僕は流石に抱き留めようとして……


 やっぱり避け……


 ようとして結局抱き留めた。

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