第2話 恐怖心と時間
誰かを救う為に飛ぶこととなったが、やはり高い所(上空)を飛ぶ為、高い所が苦手な高所恐怖症の人には無理な仕事。
この滑空できる能力がいつ消えるのか分からないため、高い所が平気な人でも怖いと思う。
割と自分は平気な方だが長い時間飛んでいると、徐々に恐怖心が芽生えてくる。
もし、「誰かを助ける」などといった明確な目的が無ければ「空を飛ぼう」という意識にはおそらくだが至っていないと思う。
この能力は、任務遂行すると早い・遅いに関わらず消えることがある為、徒歩か公共交通機関(運行中のみ)で家に帰る事になる。
行きは道とか関係ない空を飛んで急行するので、そこまで時間は掛からないが、帰りは道があるので行きと比べると、帰宅までにそれなりの時間を要する。
例えば、行きが30分くらいで到着出来たとしても、帰りは倍の時間は余裕で掛かる。
人助け自体は良いことなのは分かっているが、やはり時間を要する遠い場所で助けを求める人が居ても本業の仕事に支障が出ないか?という心配や、ちゃんと眠れるか?などという健康面の心配も同時にしてしまい、救出に身が入らないこともしばしばある為、たまに救助者に逆に心配されてしまうこともある。
市販のチョコで、誰かを救う。 @noritaka1103
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