6話 観念しろ、田舎の親が泣(ry
冒険者ギルドの扉を潜ると、中は変に静かだった。
刃物を持った男がツインテールロリ巨◯の受付嬢の首に刃物を突きつけて周りを脅している。
多分金を求めし強盗だろう。
あの受付嬢に何かあっては仕事の報告も後回しになる可能性があるな。
この状況こそチートの使いどきだろう。
誰も傷つかずに解決させる一手とは...
あっ、そうだ(天啓)
幻 術 魔 法 だ ぁ !
刃物男と受付嬢に幻術を掛ける。
すると二人とも慌て出す。
嬢「ヒッ!?なんでこの街にドラゴンがっ」ストンッ
刃「あ....あぁ...こんな事ならまともに働けば良かった...おぉ神よ、どうかお助けください」
ドラゴンが冒険者ギルドに強襲してくる幻術を見せるとこうなる。
受付嬢は腰を抜かしている。あれ?なんで水溜りが...?(白目)
刃物男は刃物を落として手を組んで神に祈るポーズをしている。
丁寧なことに膝まで着いちゃって、コレ幻術なのにね(笑)
この世界のドラゴンは全種類SS級モンスターで天災と呼ばれている。
ドラゴンって知能が高くて温厚なイメージあるけどそんなことないのよね。
ただ、人間って小さいから食料にもならないから襲う意味が無いというか相当肉に困って無いと襲いに来ないのよ。
ドラゴン曰く、人間の肉はエグみと酸味が強くて腐ったものを食べた気分になるそうだ。
余計な事を考えているうちに受付嬢は冒険者に救助されて刃物男は拘束されていた。
冒険者が救助に入ろうとしたタイミングで幻術を解除したのでお2人とも呆然としてましたよ。
ポケーってね(笑)
さて、良いことをしたのは良いが受付嬢が回復するまで待たないとな。
未だにガクガク震えてるし、刃物男だけに幻術掛けた方が良かったかな?
いやでも刃物男にだけ掛けても幻術の証拠にならないし受付嬢には証拠人になって貰わないと困る。
私は人助けをしたのであって苦しめたいわけでは無いのだよ。
刃物男は更生して受付嬢は...巻き添えだけど良い経験になっただろう。
この経験が活かされる機会は無いと思うけどね。
『神「世界やるからチートで楽しめ」私「おk」 白ノ宮 @sironomiya
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。『神「世界やるからチートで楽しめ」私「おk」の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます