●長編09「-Miloca awaken- 摩訶♡大戦隊 ダイ×ショウギ×レン×ジャー」190911~201027(10.36万字)
狂乱の短編祭りが終わり、長編の季節がやって来た……!!
この頃から公募応募用に「10万文字」を意識した作品を連投しております。よく「一冊分」と言われるこの文字数ですが、しっかりまとめ切るのは大変なのですな!!
前作「摩訶★大戦隊 ダイ×ショウ×ギ×レン×ジャー」は主人公たちが高校三年生の時の物語で完結しているのですが、改めてその前日譚を書こうと。そして視点をミロカたち女子中学生の視点から書こうと考えたのは「角川つばさ文庫小説賞」に応募するために年齢層を下げようと思ったのですな。
ただ、後半の展開はちょっと自分でもアレでして、これはあかんやろと思ったのも懐かしい思い出ですな……(思い出に昇華させようとしている…だと…?
さて、前作主人公の鵜飼くんが「レンジャー」に配属された時には既に面子だったミロカ、ナヤ、フウカ、ミユの四人娘たち、その中で最後に加入した正ヒロインたるところのミロカが入るところを描こうと考えました。が、あまり締め切りの時間も無かったので、驚くほど最初の入隊のくだりは鵜飼くんと同じとなりました。怪しげな博士の勧誘具合もまあ既視感を抱かせるほどで、うん……歴史は繰り返す……(ええ…
似た者同士ということでね!! でも前作では語られなかったミロカの過去やその背景が後付けですがしっかり肉付けできたのは良かったと思っとります。一人称だと基本その人物しか掘り下げて書けないものでして、私なんかはそのために「多人数の一人称視点」という構成をよく脈絡もなく取ったりしますが、やはりそのキャラクターへの没入度が変わりますな!!
「第一局」ではミロカにスポットを当てたので、「第二局」ではその親友ナヤ視点で……と見られなくもない作りと思われるかもですが、もともと第一局だけと思っていたのを、これまた公募の要項に合わせるように十万文字にまで伸ばし継ぎ足したというのが経緯であります。大筋であるところの「二次元人との戦い」以外にも何かしらの「事件」が起こらないと物語として起伏が無いよな……と困りつつ、せっかく視点交代したのだから、ミロカを増長・豹変させたらいいんじゃ……という思いで生まれたのが「第二局」です。
でもあんな百合ィな展開になるとは思ってもおらなかったのですぞ!!(ほんとかな
そしてミロカとの確執役、のような役回りをうまい感じで眼鏡女史ミユが担ってくれてですね……まとまるべくしてまとまってくれた、そんな風に思っているわけですようふふふふ……(だいじょうぶ?
書いていた時の将棋界の出来事と言えば、やはり木村一基王位の爆誕ですな!! 46歳3か月の最年長初戴冠。同世代の人間としては非常に頼もしく勇気づけられることこの上無かったですぞ!!
前作とこちら、どちらから読んでも楽しめる!! どちらから読んでも
-Miloca awaken- 摩訶♡大戦隊 ダイ×ショウギ×レン×ジャー
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891089498
gaction創作論30:「回想篇を長々やるのってどうかなうぃーあーとか思っていた私ですが、自分でやってみると、なるほど……これはうん……いいねぇ……(感想だねこれ) 前日譚は、いかに過去にこんなことがあったから今のこのキャラが立っている!という辻褄合わせ的なことをどれだけ丁寧綿密にやれるかに……かかっている……(ノープロッターの戯言)」
アイラブ将棋ッ!!(ノー臆面ナーの戯言)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます