○短編16「ラストラウンドon the サーキュラーバリー」190321(1,825字)


 お題は「最後の3分間」、でしたかな……10本ノック6本目、折り返すことが出来ましたな……いやはやこの辺りは本当に産みの苦しみと言いますか、浮かんだアイデアをすかさず文字に起こしてまとめ切るという一連の流れ作業のような感じでした。それはそれで得るものはあったと思いたい……(遠い目


 「3分」から連想されたのは、カップラーメン、ボクシングの1ラウンド、ウルトラマンの活動時間、という最早薄いアイデアしか漏れ出てこなくなっていたのですが、「使い古されたアイデアを再利用していく」という「枯れた技術の水平思考」というものがありましてな、それを後者二つ組み合わせ応用してやってみた、というのが本作でございます。


 どんでん返しはそこに至るまでの思考は大変ですが、ひとネタ出来てしまえば短編一本は充分勢いで書けるという作用がありますな。それにしても本作は1800文字とKAC最短。だいぶへたっていたところではありました。


 ネタバレに入りますと、「キックボクシングの試合と見せかけて、実はウル○ラマン対怪獣の一幕」ということになります。ロートル選手の一人称とすることで、相手マンの描写をぼかすという小技を使いつつ、最後の最後で「胸のカラータイマー点滅」、そこからの「最終光線技フィニッシュホールド」と。今まで感じていた世界観がぐるりとどんでん返るサマが訪れていていただけてたら幸いですな!! また主人公が「二代目」であるという描写があるのですが、バ○タン星人二代目とかレッ○キング二代目とかですな、そういうののオマージュです。小ネタ。


 タイトルの一部「サーキュラーバリー」にも実は秘密ヒントが!!


 サーキュラーcircularバリーvalley →円形の/谷 →円谷エンヤ!!(違


 エンダァァァァァァァァァ……(それホイットニー


ラストラウンドon the サーキュラーバリー

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888918701


gaction創作論24:「使えないな、と諦めたアイデアであっても、時間が経ってちょっとしたアレンジを加えたり、新規要素を加えたりすることで、それが鮮やかに甦ることは多々ありますぞ!! その時のために『手書きのネタ帳』は作っておくと吉と思いますな。アイデアでも、アイデア未満の世迷言でも、とりあえず書き留めておくことが大事と思います。さらには文字だけでなく、図とか絵とかからの方がインスピレーションは刺激される気がしますぞ!!」


 ジュワワワジュワワ、ジュワジュワジュジュワワワワワ??(日本語でおk

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る