○短編14「カルデネ1988―紙とペンとでファミコンを―」190316(3,427字)


お題「紙とペンと○○」。もう何が来ても驚きませんでしたな……(達★観


 困った時の久我少年、ということで「木星シリーズ」をここで投入……ッ!! 折り返しもまだなのに大丈夫かな……という気もしましたが、何と言っても二日しか猶予がないのでね……迷い惜しむ暇も無いわけです。


 1988年。昭和63年ですな。私は小学生真っただ中だったわけですが、「ドラクエⅢ」、東京ドーム、「となりのトトロ」、週刊少年ジャンプ500万部突破……


 バブル影響もあって、皆が元気に浮ついていた、そんな時代でございましたな……私はファミコン買ってもらえない派だったので、となりの従弟イトコの家で親御さんが留守の時に、帰ってきたらすぐに消して逃げられるようにスリルを感じながら二人でこそこそやっておりました。


 持ち得ないものに対する憧れというのは、どんどん強まり神聖化するものです……この時期「僕の考えたゲームの設定集」を自由帳にびっしり書いとりました。「ゲームブック」という、自分で選択肢を選んで展開を楽しむという本も流行ってまして、それも読み込んで想像をたくましくしてたわけです。


 ファミコンマストの時代に、何が生み出せるか。そんなことを考えつつ書きました。ネットワークが発達しても、「対峙しての対人」というのは廃れないと思いますな!! 会話、ゲーム、その他……コロナ禍の今だからこそ、ますますそう思う次第でございます……(ありきたりなことを……


カルデネ1988―紙とペンとでファミコンを―

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888850302


gaction創作論22:「子供の頃の心・感情の動きというのは、摩耗した今では出せないほどの物語の源泉となり得るのだ……どんなに細かすぎて人に伝わらない事象・出来事でも、だからこそそれを伝えていこうとするところ、正にそこに……ドラマが生まれるのだ……(誰?)」


 ははおやに ぼうけんのしょが けされました! (ぶつりてきに


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