●長編05「(Nooooo!!)ダメ×人×間×コン×テス×ト×V★2」180103~181223(24.09万字)
2018年明けましておめでとうございます!!(そういうスタンスでいくの?
初短編「ガニメデ1999」を仕上げたらですね、長編がまた書きたくなってきたようでして。さらに「ダメ」の続編は描けないかな? 趣向を変えてみたらどうかな? という極めて曖昧な思考のまま、三が日に本作はスタートしております。
主人公は前作のラストでもう宣言していた通り、三十歳、妙齢の美女、でもけっこうメンタルは追い込まれている……雑居ビルの屋上で手すりを後ろ手に掴んで様々な想いを馳せてしまうくらいには。
前作ムロトが二十歳であったこともあり、ちょうど十歳上にシフトしてみようと。そして今回は「女性オンリー」で「格闘」も絡めていったらどうだろう……そんな設定が(プロットじゃないですぞ)、ぷこりと頭に浮かんだのですな。「チェスボクシング」という狂気のスポーツが実際にあるそうで。「ダメ」と「格闘」を交互に行って雌雄を決するのはどうだろう……みたいな、知れ切った混沌に自ら飛び込んでいったのですな、よくやるぅー。
主人公:水窪若草は、これ以上無く、動いてくれる考えてくれる喋ってくれる御仁でして、作者としては非常に操りやすかったんですが、これが落とし穴でもありまして、
予選リーグで燃焼しきってしまったのですな。それ以降はまるで重く澱んだように固まってしまって動かそうと思っても動かなくなり。完全に行き詰ってからは私にしては珍しく二週間くらい話が止まってしまいました。
その間は私も気分を変えようと短編をいくつか書いていました。そしてその中でいろいろな主人公が生まれ、その立場になっていろいろ考えるうちに、いつの間にかワカクサの思考というものの底の方まで沈んで考えられるようになっていました。
どんな人間にも過去はあり、それをどう咀嚼して嚥下して反芻していくのか、それが後半のテーマとなりました。「世代人格」……無茶苦茶な後付け設定だったかも知れませんが、このバックボーンが出来てから、ワカクサの思考がより深くなっていき、彼女なりの「世界」への向き合い方の模索が、行動原理となっていったように私には思えます。
最後は
〘真約〙(Nooooo!!)ダメ×人×間×コン×テス×ト×V★2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889034393
〘最高出力設定〙(Nooooo‼)ダメ×人×間×コン×テス×ト×V★2×to the Triu3ph
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889483665
安定の二分冊ッ!!
gaction創作論6:「主人公の核となる思考源泉に寄り添うと、拡がっていく世界が確かにありますぞ!! 清濁全部書き切れた時、確かに血脈血流を持った人間がディスプレイの中でのそりと立ち上がるのです……」
キミがッ!! 泣くまでッ!! 続けるのをやめないッ!!(ええ…
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