●長編03「格×闘×王×コン×シ×デン×ト」170520~170902(2.80万字)


 三万字弱が果たして「長編」にカテゴライズされるのか? というところは置いといておくんなましぃ……一万字くらいまでを「短編」と、私は勝手に位置付けたいと思いますぞ!!


 さて、「いつ俺」開始の一週間後からまた性懲りもなく始めてますな本作……もともとそこまで長引かせるつもりは無かったですし、不定期、週一くらいでやろうとか考えていたんでしょう。いや、「いくつかの作品を同時に回してるって……なんか売れっ子プロみたいでかっこええ……」、そんな思惑が透けて見えるかのようですな……何とも……


 やはりどんでん返しは仕掛けたいと考えてまして、物語の構造を、「ガンフの試合実況模様」と「マルオのケチュラに臨むまで」を交互に描写しているのですが、いつの間にやら入れ替わって時間軸も逆転するという、そして「ガンフ=マルオ」の図式が現れる、という、結構考えてうまくハマった感じがするのですよ!!(私だけ?


 「大橋=オオハシ=トゥーカン=豆巻」という騙しの図式、というかネーミングがいちばん苦労したところかも知れません。よう考えた、私。


 そして冒頭が「ダメ」と酷似しているのはそれもネタのうち、と言い切れればいいんですが、物語の始め方、っていうのはやはり今も難しいと思っておりますので、テンプレを作ってそれに嵌めていく方が楽ではありますな……「ダイショウギ」でも同じことをやっとります。


 さらにこの辺りから手塚御大も使った「スターシステム」が導入されていますぞ……いやおこがましいな……でもキャラクターを創造・構成していくのもしんどいところではあるので、どんどん使い回すが吉ですな!!(と言い切られても……


 ジョリーさんはもう時空間を超えていろいろな作品に出とりますし、丸男も元は「FATES」という私の源泉的な作品の登場人物なのです……


 「FATES」の一篇の中で、「名前をもじるとコードネームになってそこには動物名が含まれている」という、今からしたら狂気の沙汰と思われるキャラクター造形を二十名くらい行っていて、それもったいないから使い回したろう、というのが私の中には今も色濃くあり、かなり使っております。


碧薙アオナギ 頼善ヨリヨシ→ライゼン・ペッカリー(いのしし)

藤堂トウドウ 佳秀ヨシヒデ→カシュウ・ドォドォ(ドードー)

水窪ミズクボ 若草ワカクサ→ソォニャ・アーミン(シロテン)

河南カワミナミ ジュン→オスカー・ナウル(イッカク)

豆巻マメマキ 丸夫マルオ→ガンフ・トゥーカン(オオハシ)


 などなど。探してみるのも一興ッ!!(そうかな


 さて、「ダメ」「いつ俺」より後に始めて、それらより早く終わっている本作……「初完結作」ということになりますな……これもまた感動のラスト!! 


 読まずんば、読むを得ず……(どういう意味だろう


Re:格×闘×王×コン×シ×デン×ト

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891038867


gaction創作論3:「いろいろ設定とかキャラを作っておくって……作品越えて使えたりもするから大事よね……かと言ってそれだけに頼ってるとワケ分かんなくなっていくから注意よね……」(もはや自戒なのでは?


 続くッ!! 果てない坂の頂上までッ!!


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