第2話 弐
GMによって力を極振りされた賢者エリスは本当にどうするのでしょう。
賢者なのに力を極振りっていかにも可笑しいし、魔力もないエリスは
近接戦闘でしか戦闘出来なくなるのです。
そんなエリスはまず、町の外へ出ると如何にも強そうなワイバーンがいるのですから、
ワイバーンに向かって、エリスは挑発するとワイバーンがエリスに攻撃を仕掛けてくるのと
同時にワイバーンのお腹を目掛けて、思い切り力を込めて杖で殴りつけるとエリスの力に
耐えきれずに杖がミシッ、ミシッと音を立てながら、壊れるのです。
しかし、きちんとワイバーンは討伐出来ているのですから、
本当に力が極振りなのは納得しているのです。
賢者なのに力で圧倒するというのは如何なものかなって思い始めるのです。
そんなエリスはとある平原を歩いていまして、次の町を目指しているのですが、
目指している最中にモンスターつまりはスライムの大群と遭遇するのですけど、
一斉にスライムがエリスに襲いかかるとエリスは素早い身のこなしで
避けながら、渾身のパンチを繰り出しながら、次々とスライムを討伐するのです。
『何、この敏捷性、本当にすごいじゃない』
そうするとまたしてもGMが降臨するとこう言うのです。
「そうだ、言い忘れていた、敏捷もMAXにしといたからな」
「え、えぇぇぇぇええええっ!!!」
と驚くエリスでした。
力が極振りな上に敏捷もMAXまであると最強でしかないのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます