紅葉美しき、儚い空
あれはずいぶんと昔の話だ。
夏休みが終わり、しばらくたった頃だった。
通学路の途中にある公園のもみじが美しく鮮やかな紅葉へと変わっていた。
私はそれを見るのが好きだったので、秋になるといつも学校帰りには公園を通って帰るのだ。
その日もいつものように公園を通った。すると、普段は誰もいないはずの公園のベンチに人が横たわっていたのだ。
誰だろうと私がベンチのほうへと近づくと、その人物の体から赤い液体が流れているではないか。
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