どこでもドアの向こう側
もしも、ドラえもんの“どこでもドア”があったならばどこへいきたい?
突然現れた子供がそんなことを言い出した。
青い服に青い短パンと帽子
年は十歳ぐらいだろうか。
その子は突然ぼくの前に現れて尋ねた。
どこでもドアがあったらどこへいきたい?
なぜそんな話をするのだろうかとぼくは首をかしげていると、それに気づくことなく、その子は同じことを繰り返し尋ねてきた。
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