霊探偵トラのトラブル日記
オレは絶望していた。
面接に行った会社すべてから断られて、これからどうやって生きていけばと考えるだけで生きていく気力すらなくなっていたのだ。
生きていても仕方がない。
そう思い、オレはビルの屋上から飛び降りて死のうとしていた。
「あーおった。おったでえ」
すると、突然背後からだれかが声をかけてきたのだ。
振り替えるとそこには一人の少年が満点の笑顔で佇んでいた。
「わいはトラ。よろしゅうたのんます」
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