厚底ガングロギャルだった母へ

「こんにちわ!! 」


私が気がつくとそこには子供がふたりいた。一人は男の子で、もうひとりは女の子だった。


最初に声をかけたのは男の子のほうだ。


「だれ?」


私が不信げに尋ねるも男の子は笑顔をくずさず、女の子はきょとんとしている。


「ぼくはセイ。こっちがレイだよ。僕らは時の番人さ。きみはどの時代にいきたい?」


私は疑問に思いながらも、「お母さんが高校生だったころにいきたい」と告げた。

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