遠距離×LINE×感染症
彼女が死んだ。
付き合いはじめて一年後、東京へ進学していった年上の彼女をとは遠距離恋愛を続けていた。
けれど、毎日のLINEで会話しているせいか。
遠距離恋愛している感覚はなかった。
だからといって、生身で会えないことが平気というわけではなかった。
毎日のLINEのなかでは、いつも「会いたい」という言葉が綴られていたからだ。
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