第4話 四

レルティーが泉で水浴びしている頃、水着姿の女性は何処かへとふらっといなくなると

レルティーは一人になるのです。


レルティーは泉での水浴びをやめて、泉からあがると拭くものがないのですから、

どうしようという感じですけど、そのままショーツや服を着るわけにはいかないのです。


しょうがないレルティーは水着姿の女性を探しているのですが、泉の近くにはいないのです。


『いないじゃないっ、どうしよう』


困惑しているレルティーは一体どうするのでしょう。


しかし、そんな事も言ってられないのですから、ショーツを穿いて身に着けて、

服を着るしかありません。


些か気持ち悪い感じですけど、急いで焚火がある所へ戻ると水着姿の女性はいないのです。


焚火が既に火が消されていまして、白い煙があがっているのです。


『もしかして逃げられたのかな』


せっかくジャロンソの森から抜け出して、

彷徨うのも終わるのかなって思っていたのですが、

残念そうにしているレルティーでした。


『前向きにやっていかないとダメよね』


レルティーは気持ちを切り替えてジャロンソの森から抜けだす事にするのです。


しかし、辺りはすっかりと真っ暗なので行動するにも怖いし、怯えているレルティーです。


しょうがないレルティーは近くに岩場があるので

そこで休む事にするのでした。

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