第45話ヒロイン視点?神崎クオリティレヴェル対チーナ振り返り2
「では、レヴェル対チーナの試合を振り返っていきましょうか。まずは神崎信介と浅沼さんという豪華すぎる実況ですかね」
「神崎さん、それ自分で言ってなにか思わないんですか?」
「……高梨、俺はもうフリー素材にされたりして色々と慣れたんだ」
「めちゃくちゃ重いんですが……でも本当に神崎さんが実況しててびっくりしました。百瀬さんもそう思いましたよね」
「そうですね。私も本当に神崎さんが実況やっててびっくりしました。そして、スペインまで行ってやってて日本での仕事大丈夫だったのかなぁ〜と」
「まぁ、頼れる同期と後輩と先輩に仕事投げましたけどネットの反応は新鮮で良かったって書き込みあったので大丈夫だと思ってます」
「まぁ、我らアナウンサー陣は神崎さんが来ないのかぁと落ち込むのと神崎さんが来ないのかぁ!と喜ぶ人で割れてましたけどね」
「割れてると言うかベテラン男性アナが喜んで新人(+女性アナウンサー)が悲しんでるって分かってるんだからな」
「もちろん僕は悲しみましたよ!」
「見え見えの嘘は要らないから……高梨さんとか一番喜んでそうじゃん」
「いえ、ちょっと売れて調子乗ってる新人の人よりはめちゃくちゃ安心感があります」
「おぉ、ありがとう。普通に褒められてびっくりしたわ……」
「まぁ、それでもさっきの嘘で神崎さんが居ないことをめちゃくちゃ喜んで今日は打ち上げだーーってちょうど近くにいた後輩全員に焼き肉奢ったんですけどね」
「……高梨君。昇給とボーナスは無くなったと考えたほうが見のためだよ」
「え?やっぱりうちの局って神崎さんが上にいるんですか?……ちょっと待ってくださいお代官様ァァァァー」
「まぁ、うん。めちゃくちゃ話がズレたな。百瀬さん、私の実況良かったですか?」
「ええと……高梨さんが」
高梨さんが土下座している中、神崎さんが普通に聞いてきたので私は答えるのが少し遅れてしまう。
「ん?」
「あっ、めちゃくちゃ良かったと思います。浅沼さんと息もぴったりでしたし」(高梨さんはスルーですかそうですか)
「それは良かった。レベルの高い試合の実況は初めてだったので百瀬さんに良いと言われて嬉しいです。はぁ、もう許すから高梨アナウンサー戻って、椅子におすわりになって」
「やっぱり神崎さんはチョロインっとメモメモ」
「番組の後に社長のところに一緒に行こうか(^u^)」
「\(^o^)/オワタ」
「わー高梨さんと神崎さんの顔が凄いことになってるなあー」
「おい、高梨。百瀬さんに場を回させるなっ、まだ経験少ないんだからっ、新人だからっ」
「誰しも初めてはあるものです。私も昔売れなくてあぁ、新人アナウンサーが毎年出てくるしそろそろ裏方に回ろうかなと考えてた時、神崎クオリティって言う新人タレントが司会らしい意味分からない番組のオファーが合ったんですね……いやぁ、うん。今では私の給料の5割締めてて怖いですよろしくお願いたします神崎様」
「文法めちゃくちゃ過ぎるだろ……百瀬さん、美人の棒読みは需要あると思います」
「……」
「よし、ちょっと自首してくるわ。幼気な同じ歳の女性にセクハラかましましたって自首してくるわ」
「あっ、大丈夫です。気にしてませんから。少し少しびっくりしただけですから」
「神崎さん、気をつけてくださいね?」
「高梨さん……俺、絶対7つの人格を持つ男やってからおかしいわ」
「あれ凄かったですよね。月火水木金土日で人格が代わっていくってやつ。色んな神崎さんが見れて面白かったです。まぁ、あれでフレンドたくさん出来たんですよね」
「あぁ、金曜の夜のパ〜リィ〜ナイトダァァ〜で友達たくさんできたわ」
「えっと……神崎さんの初主演のやつって……あー良いです。早くサッカーの話ししましょうか。人気タレントなのにの更新も再開したらしいですし」
「はい。俺の話は要らないですねそうですね。さぁ!張り切って行きましょう!まずは前半、まさかの赤井スタメン落ちという誰も予想しない展開でしたが赤井の体力の問題や、赤井がいない場合のチーム状況などを我々は予想しましたが、名将クック監督の考えはどうだったのでしょうか!そこは心の中に閉まっといて前半〜」
…………………
一旦切ります。
昨日は更新できなくてごめんよm(_ _)m
でも、毎日更新頑張っていきますのでよろしくお願いたします。
人気タレントなのにも更新再開いたしますのでよろしくお願いたします。
ではまた
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