ミドルシーン・05「それぞれの想い・1」
登場:鬼頭哲太
鬼頭哲太:残りは加納さんの情報ですね。抜きに行っていいですか。
GM:いますぐトリガーシーン引きたいとか、特別な希望がないのならどうぞ。
鬼頭哲太:〈情報:UGN〉なので先ほど同様コネ込みで4D+1です。――クリティカルして達成値16。
一角ジュード:ものすごい勢いで加納さんのことを調べる男。
たつま(女):鬼頭の奴、加納さんの話になると早口になるよな……。
鬼頭哲太:絶対、条例違反させてやるからな……。
GM:や、やめろ! じゃあ演出は加納さん探して、直接事情を聞いたとかで。
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◆加納美鳥
〈情報:ビジネス、UGN〉7
UGN清掃局の局長。「デルフ石油さん、いつもガス爆発の件でお世話になっています」と現場に顔を出しに来ることになった。
FH抗争で両親を失った四方木詩子の保護者。
現在は詩子とケンカ中。1か月前、詩子の無断外泊を咎めたのが発端らしい。
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加納美鳥:「あぁ……もう。また、ガミガミやっちゃった。もしかしてさっきの恥ずかしいところ見られちゃってた?」
鬼頭哲太:「……見てないことにもできますけど。メモしないと明日の朝には忘れちゃいますから」
加納美鳥:「哲太クン、やさしいわね」
鬼頭哲太:「……加納さんの方が優しいです」
加納美鳥:「………。昔から重機とか清掃現場とか、あの子の趣味なのは分かっているんだけど。今はこの辺りが警戒区域になってるし。詩子には、『こっち』の世界を知らないままでいて欲しい。でも、そのせいで無理が出ちゃったのかな」
たつま(女):加納さんやさしいですね。その優しさを支部長にはむけれなかったんですか?
GM:詩子を! レネゲイドに! 近づけたくなかったからだよ! ピンポイントに地雷を踏みに行くんじゃない。
一角ジュード:いやまぁ霧谷さんがお説教するレベルのことではあるでしょ。我々UGNの基本理念はレネゲイドの存在を秘匿することなので。
一衣舞佳:機密文書をくらえっっ!
鬼頭哲太:「くぁ……知らないままでいてほしいと思うのも……。それは普通ですよ……それがうまく伝わらなかっただけで……」
加納美鳥:「そうね。……でも、それはそれとして伝わっちゃうとマズイのよね~。悩ましいわ」
鬼頭哲太:「いつか分かる時が……くる……か、と……」
加納美鳥:「そうね。きっと先の未来。この世界からレネゲイドの脅威が去る時が来たら」
そう言って加納美鳥は、空を仰ぐ。
加納美鳥:「はい、あなたもお疲れ様でしょ。清掃局のワゴン、中空いてるから少し休んできなさい」
鬼頭哲太:「……加納さんも休んでください……」
加納美鳥:「もうひと段落着いたらね」
鬼頭哲太:「そういって……また、一人で背負い込むつもりなんでしょう……?大人ですね……あの、これ……」 買ってきていた缶コーヒーを突き出す。
加納美鳥:「ありがと」とコーヒーを受け取りつつ、交換で栄養ドリンクを手渡す。
鬼頭哲太:「……ありがとうございます」 確かに受け取った。
GM:しばし、ゆっくりとした時間を過ごした――
◆ ◆ ◆
GM:(長い時間を一緒に過ごした……)
一角ジュード:ペルソナ的な奴。
GM:まぁコミュ5ってところかな!
鬼頭哲太:まだ5なのか……。
GM:(自身への自制も兼ねて)勢いに押されて1話で落とされないよう、公式NPCを選んどいて良かった。まぁ今回は詩子がヒロインなので。
鬼頭哲太:そこは承知してます。
加納さん落としたきゃ、あと2話くらい継続キャンペーンで遊んでくれよな!
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