vs タアアタの本物川語り
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935631681
作:ウゴカッタン様
『僕は本物川さんのマンガをB5のコピー用紙3000枚を使って描いていた』、さらりと言いますがかなりの熱量が無ければ成し遂げられない事なのでは?だって面積にしたらだいたい140㎡ですよ、バレーボールのコート位あるわけです。ア駄目だ逆に分かりづらいコレ。
まあとにかく、その面積に絵と文字がみっしりと敷き詰められてる訳です。圧巻。これだけで筆者が『本物川』にかける気持ちの大きさが察せます。
自分は本物川という概念、ひいてはその周辺情報についてはほぼ無知であります。というのも2011年から数年はネット殆ど見れてなかったんですね。ふたばは名前と概要は知っている、pixivすら殆ど覗けない、SNSは当時そもそもやってない状況だったのです。
ですがそんな状態の奴が読んでも分かりやすく経緯がまとめられている。しかもその文章が退屈させない。観察対象に関する経緯説明であると同時にタアアタさん(ウゴカッタンさん)の自伝のようでもある。お固いように見せかけてそこはかとないエンタメ感もある。あと基本良し悪しの判断を読者に押し付けてこない感じなのも良き。
以上にまんまと影響を受けた私は『本物川』について軽くググったのであり、そしてまたネット(というツールによって暴かれる様々な人間・組織)の闇を見たのでありました。
『タアアタの本物川語り』読めば十分だろうって?結果から言えば十分です、十分でした。
ただ、それなりに長くネットやってる奴が、たとえどんなにその人に信頼があっても、自分が無知のジャンルに関してたった一人のソースを全面的に信じるのは流石に気が引けるのですよ。こればっかりは悪く思わないで頂きたい。フェレンゲルシュターデン現象に釣られた事とかあるんですよええ。調べてる最中『調べるときの心構え ~本物を見る・危険をさける・マナーを守る~』っ文章引っかかってなんとも言えない気持ちになりましたがそれは置いときましょう。
そうやった上で。
『本物川』の成立について知りたいならこれ読むのが一番手っ取り早いです。てかここ以外に多分こんな風にまとまってない気がします。
本筋あまり関係ない所で一つ。
物議を醸した某集団、カオ……ンジかと思ったらまさにその通りで、ここまで嬉しくない予想的中もあまりないと思いつつまああんな風なのが複数いられてもアレなのでこれで良かったのだと思います。
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