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フラットな歴史観なんて幻想ですからね……。
私の好きなリチャード三世も、ヨーク朝に取って代わったテューダー朝のプロパガンダによって、悪王との風評が定着した、なんて話もあります。シェイクスピアのパトロンがそれなんで。ま、私はヴィランなリチャード三世王、好きですけど!
……乾さんもとんだ大役を仰せつかまつっちゃいましたね!
作者からの返信
お読み頂き有難うございます。
創作物はともかく、歴史上の人物で、百パーセントの悪人というのはいないというのが私の信念であります。
もっとも、歴史というのは、勝者によって書かれるものですからね。彼らにとって都合の悪い人物は『悪人』にしておいた方がいいんでしょう。
吉良公も恐らくそうではなかったかと思います。
その点はリチャード三世と同じなんでしょう。
乾は確かにとんだ役目を引き受けましたが、彼にとっては『仕事』ですからねw
作品に歴史を絡めるというのは、歴史に詳しくない私にはできないことなので、
すごいなぁと思いながら読み進めています!
そして、確かに、歴史上の人物で完全な悪人というのは、いないと思いますね。
続きを楽しみに待っています(*^^*)
作者からの返信
お読み頂き有難うございます。
『歴史に詳しい』という訳ではありませんよw。単に好きなだけでしてね。後は資料との首っぴきでの執筆です。
歴史の面白さは、百パーセントの悪人もいない代わりに、百パーセントの善人もいないというところにあるわけでしてね。
今回のテーマは、へそ曲がりの私にはもってこいというわけであります。