第3話 ニャンの一の三 空不空
闇にあっては
それは
有り難くも、それは存在としてのネコである無しを
白く果敢なく美しい無垢なるものへの
ネコならざる
我、我々がこのネコの
ヒトが
ネコはあくまでもネコとして
ヒト畜生にとって無害の感傷ならば無用となるもまた結構。
ヒトの
星々の眠らぬある夏の宵、鉄の
常に
またその時、我がネコたるの意識は音楽の
ネコならずして
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