第114話 夏休み●夏休みのナナナの思考実験後半戦

 ここは無人島?


 どうやら無人島である。


 なお何故かタクにぃもいた。


「やっほ~タクにぃ……何してんの?」


「砂に埋まっている修業」


「修行かならしかたないのん……スイカをここにおいて……」


「まてやめろ……はやまるな……ナナナ……それはお約束すぎるだろ……」


 なおスイカは少しイメージ力を引き出せばまあまあ簡単に出せた。しりとり無しで。


 そうしてお約束のスイカ割を行ったのであるのん。


「くそ~~~ナナナあのな~俺もこれやりたくてやってないんだぞ……サナにやれって言われてやったからな……」


「な~によこの子ブタさんあなたね私の下僕だと言うことをしっているのかなかな?」


「サナはそういう悪い癖があるんだよな……」


「詰まんない男ね~~? でもいいわそこが気に入ったのよ……流石コブタちゃんねふふっタク君は誰が……ワタシだけを見てなさいよね……」


「あいかわらずお前ら飛ばしてんな~~」


「ああっ~でもタケル君は違うのよ!! こいつは私の下僕で私のコブタなだけで……あなたはタケル君は特別な存在だからね! ね!?」


 サナが拓郎をコブタ扱いして下僕的なイジメ?? ではないがサナはかなり正確が少しだけ異常のようだ。


「タクにぃダイエットはまだまだ出来そうにないかんね~?」


「そうですね……」


 拓郎はこの時まだ太っているようだ。


「つうか何故に太陽さんもいるんですか!?」


「ああっ当たり前だろ~ナナナの活躍と聞いて急遽仕事を部下に預けて来たんだよ」


「あれっしかも月照仮面までいる~~~なぜだ……あの人は忙しいヒーローなのに!? なんでなんだ……まさかルナちゃんに会いに来たのか……」


「月照仮面さんまさか来てくれたのわたしのために!?」


「ああもちろんだ……このわたしはあくまでも太陽さんの用心棒でもあるのだが…一番のヒーローであるルナちゃんのために急遽仕事を弟子の月餅仮面に預けてきて……以下略だ!」


「月餅仮面さんも呼んであげて……!!」


「ああいいだろうもしもし私だ……月照仮面だ……月餅仮面いまルナに呼ばれた……だから顔を見せろ命令だこれは」


 秒で月餅仮面が来る。


 なお中身のことだが……たぶん本当に月照仮面の部下なのか……もしかしなくてここにいない……カナさんか……もしかしたら昴さんの可能性……まさかナナミさんが……!? いやないか。 たぶん普通に考えて………………もしかして母かヒカリか星ママなのか!? 一体誰なんだ……!? なお本当にわからんもよう。



「とんだ茶番を見せつけられているような……と小さい声でルナちゃんに聞こえないように言います」


 かりみんは空気を読めないお方のようだ。


「まあいいだろつかの間の平和ってやつだ……げっこ……月照仮面もやっと表舞台に出れて楽しいだろたぶん」


「俺の稲荷仮面のほうが上だ月照仮面より……」


「拓郎……そこで張り合うなよお前の力では……今では二階の屋根に上るのがやっとだろジャンプ力そこそこ伸びたかな……?」


「まだ筋トレもかねて……修行中の身だからな……本当に七星天星さんの鬼のような特訓は体に答えるな……」


「天星のじっちゃんはヤバいからな……体鍛えないと死ぬぞ本当に」


「しかしサナはお前のことが気になるのか俺のことが好きなのかわからんな」


「あいつは俺をもてあそんで楽しんでいる自己中だよ……まあでもサナのことは俺も気になる」


 タケルとタクロウがこそこそと内緒話している。


「しかし……そのスランとかいうスライムは本当に不思議だな……タクロウ?」


「スランは俺の相棒だからな……現在も過去もいてくれる不思議な奴だ」


「拓郎! タクロウ!! ご飯食べれるの!? 食べよう皆で!!」


「まあ魔て……しかもだが……タクロウ……その娘はもしかしなくても……」


「なんだ……坊主……ワタシがいて不満か? この吸血鬼の真祖の血を色濃く伝承したこの私がいるのが不満か坊主?」


「アルマゲル……あんまり威嚇すんなよタケルが脅えてるだろ……」


「この私と出会いを前借しているんだから当然だろ……未来で本当は出会うのに三年後に出会う私とはいったいなんだろうな?」


「マリンはどこいった?」


「泳いでいる」


「アグニス……お前は泳がないのか?」


「私は日焼けしまくる小麦色の肌もなかなかおつだろ拓郎」


「マイカも遊ぶぞ~~~拓郎もこっちこい!! 一緒に遊びましょう?」


「はっははっは愉快だなお前の仲間たちは……」


「太陽さん……」


 この仲間たちはとある女の子の未来借りという能力で呼び出された俺の未来の仲間たちらしい。


 その女の子もここにいた。


「おおっ~桃子~来てたんか~!!」


「タケル君……なかなか骨のある体で良いからだじゃない……」


「桃子もスレンダーで出てるとこ出てて色っぽいぜ!」


「褒めても何も出ないわよ……」


「桃子はおっぱいデカいな」


「拓郎君……そういうことは普通ストレートに言わないわよね……」


 ゴゴゴゴゴゴゴという効果音とともに桃子の周囲でクレイジーに幽霊どもが狂気する。


「やるの……やらないの……拓郎君……もしかして焼きが足らないようね……」


「魔て桃子……ここでは不味い拓郎もまだ年頃の思春期の男だ……少し許してあげて欲しい……」


「まあタケル君が言うのなら……まあいいわ」


 桃子がまあ少しだけ落ち着く。


 何故かアマリちゃんがタケルとタクロウによりつく。


「拓郎大佐!! 何故にみんなは遊ばないでありますか!!」


「アマリはそこにあるスイカでも食ってろ!」


「喜んで!!」


「がつがつと食べますでありますですこのスイカはまさか……食べるとスイカが美味く食べれる映像とスイカのテーマソングが流れるついでにスイカを使った能力者かりみんのですね小説が読めるバラエティースイカ!!!」


 がつがつとスイカを勢いよく食べるなお種も食べれるように品種改良したのはナナカとここにいないナナミとナナナのおかげである。


 とまあしりとりが思うように進まず。


 楽園か思われるほどユートピアな場所に来たものだ。


 無人島と言う名のゼロの領域……無限異空間ゼロワールドリバースライフワールド通称ゲームノーゲームライフフィールド。


 ゲノゲラ空間である。


 あるいみゼロの空間である。


 何をしても何をしても許される空間だ。


 死んだ人間なんていないのだ。


 ここでは生と死の境界線が無い存在しない。


 まあ本当に死ぬことはないと言うことだ。


 学園長直伝の最大級の最高の魔術的魔法技術の結晶だ。


 なお学園長の夕ご飯のおかずが一品減るという代償が存在する。


「いいんですよ……私の晩御飯のおかずが一品減るくらい……いいんですよ……」


「ゼロ学園長かわいそう……私の出したバナナ上げる最高級クラスの熟したやつ」


「ありがとうございます!! ナナナ君のバナナなら無限に食べれますよ!! 本当においしいです……」


「お父さん……不憫だ……」


 レイメール・リバース・クロウリィが傍観していた。


「ゼロさん本当に可哀そう」


「いいんだよ少しぐらい痛い目に合わないとね☆」


 銀髪の少女と銀髪の少女が同じような顔で話していた。

 なおこの二人はキーキャラなので名前はまだ出さないようである。


 なおワールドリバースのあのキャラと関係あるのでこうご期待。


 ところで本当にナナミさんは何処に?


 なおビーチでパラソルの下で安眠を貪っていた。


「むにゃむにゃ……ナナナったらもうバナナは食べすぎは毒ですよ……それより寿司とピザとそばとちゃんこ鍋が食べたいです……むにゃむにゃあ~…………………………はっしまった起きてしまった」


 そして急にご飯を食べだすナナミ。


 勢いよくナナナと比べられないほど大食いのようだ。


 ええと確か……チョコレートのとで終わってたっから……


「と……と……と、トマトカレー!!!」


 なお秒でナナミに喰われた。


「レーレー……レートーバナナ」


「そういうのもありか」


 タケルが納得する。


「秒で私によこしなさい……」


「はいナナミねぇ……」


 そして本当に秒で食べたこの早食い魔女が。


「ななななな……なべ……」


 ぼんとなべができたなぜかトマト鍋だ……


「またもやトマト鍋か……みんなで食うか」


「そうして15分くらいで無くなる。


 美味すぎる。


「弁当」


 全員分の弁当が出る。


「このとんかつ弁当美味いな……」


「こののり弁も美味いな」


「月照仮面はのり弁でいいのか?」


「もちろんだ極貧生活は慣れている!!」


「ウナギ」


「なかなか美味しそうなウナギですね……」


「ああ~しかも何故かご飯とタレがセットか……」


「速くクワセロ……お前の概念事食べてもイイゾ」


「ナナミさんが暴食の魔女になっている……」


「いつものことだ」


 ウナギは凄く美味しいございました。


「ギ……ギ……牛乳」


「うこっけい」


「いか」


「かい」


「いか」


「かい」


「いか


」「かい」いか かい いか かい


「また無限ループか……怖いな色々な意味で……」


「気づいてしまったか……タケル……いかとかいは無限に繋がることを」


「今さらですね……驚くにも値しません」


 とまあ冗談は置いておいて……「カステラ」


「らららららら……ら……ラッキー飴」


「どんなラッキーでも起きる飴なのん……これはかりみんに上げるの」


「いいんですか本当に……明日ネオニホンバシ行くからですか?」


「そうなのんありがとうのん」

「どういたしまして」


「め……飯」


「またもやごちそうの山が……」


 なお食べたようだ美味しかった中華によってた。


「し……しめ」


「これはしめのご飯……ですね」


「こんなのありかよ!!! またもや無限ループじゃねえか!!」


 ゼロクリアがきれた。意外過ぎるきれかただ。


「目……め、め……疲れたのん……終わらせてもいいかのん……まだだ」


「メンマ」


「マサイ族のセミ」


 ちょっとまて……セミは食えんだろ……


 なおナナミさんが美味しく食べてしまった。しっかり調理して。


「水」


 滝のように上から水が降ってきた。


 そしてなぜかデカすぎる容器も召喚されてそこに水が入っている。


「ず……ずここでトラップカード発動!! ずから濁点を取り除く……ノリが二枚出てきたのん」


 なお食べた、そしてナナナがさらに発言する。


「すい」


 またもや水が地中から湧きだした。


「い……い……胃」


「なんかホルモンらしきものが……これは牛の胃ですね」


 ユキトはなかなか洞察力があるようだ。


 みんなで胃を出しまくってホルモンパーティした。


 なお他のホルモンは外の店で買い出ししてきた。



「そろそろ最後にしたいのん……椅子(お菓子)」


「いやまて……それは反則技では……」


「だが出たぞ食べれるお菓子の椅子だ……」


「王堂君が聞いたらなんて思うかしら……」


「それはもちろん食べまくるのでは?」


「寿司」


「七味唐辛子」


「シイラカンス」


「寿司」


「七味唐辛子」


「シイラカンス」


「寿司」


「七味唐辛子」


「シジミ」


「みかんジュース」


「寿司」


「シジミ味噌汁」


「ル……ルッツ」


「月見饅頭」


「牛」


「七味唐辛子」


「シイラカンス」


「寿司」


 待て……魔て……ほんとに魔て……


「ちょっと待てナナナ!!! お前はどんだけ食材を無駄にするんだいったい!!」


「大丈夫ですよ……すべてうちの食堂とフードロススーパーで格安で配布するので……」


「ゼロ……お前のその底の見えない悪意の塊のような考えに反吐がでるわ」


「もしかしてタケル君もギャグを言える年になったのかな?」


「俺はこいつのことが本当に嫌いだ」


「シイラカンスって食えるのか?」


「たぶんいけるんじゃないの?」


「まあ知らんけど……」



 そし汁かけご飯で終わった。


 なおその知るかけご飯はまさに知るかけご飯なのであった。めでたしめでたし。終わり。


 なおル以外はほぼ検索サイト見ないで書きました。


 みんなは楽しかったようです。


 

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