　今回はネタバレを含みません。

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　私も医療機関の方々と同じく、エッセンシャルワーカーとしてワクチンの先行接種を実施いたしました。あと少し踏ん張りましょう。あともう少し頑張ったら目に見える改善が待っているかもしれません。今は耐え忍ぶだけ。

　間もなく劇場版が完成します。本当に間もなくです。

　本来なら今日が最終話を投稿する日でした。およそ完成していたのですが、もう少し要素を足したくてジタバタしています。なぜそれが延びたか。

　昨夜に劇場版SHIR〇BAKOを視聴しましてね。それに触発されました。かの作品のネタバレとなりますから内容は伏せるとして、とにかくその内容に揺り動かされましてもう一度手を加えようと思いました。

　品数を増やして豪華にしようではありません。最後にオリーブオイルを振りかける程度の話です。もう数日お時間をください。

　それにしましてもこの劇場版最終章。ここまで間隔を空けると多少なり期待を煽ってしまったのではないでしょうか。その点は深く反省をしております。それほどには大成功な最終話ではありません。長くもありません。ですが全力だけは尽くさせてもらっています。恐らく多くの方には肩透かしな物語となりましょうが、それがおれごん未来の限界、あの処女作の限界でございます。

　次の話題に。

　少し早いですが今日は感謝をお伝えしたくてですね。いつも何かあれば表明していたつもりですが、やっぱり感謝を改めてお伝えしたくて。次回投稿時には最終話の振り返りと次回作の抱負が主な内容になるでしょう。それにもう少しでカクヨムコンの結果も出ますし、それが出てしまえば胸を張ってお話もできなくなりましょうから。胸を張れる今のうちに書き記しておきたいと思い今日は筆を握りました。

　ここをお読みいただいている方には繰り返しの内容になりましょうがどうぞ最後まで。

　客観的に見ましてもあの処女作は、志こそ高いもののその他は力不足が否めないものでした。描写もオチも、文章表現から読点に至るまで拙さが残る処女作です。

　それでも支持くださり、あまつさえ最後まで読了いただいて。そして今も劇場版をお待ちくださって。ありがたいよりも何か申し訳がなくて。

　面白おかしい物語を楽しもうと訪れた読者さんの期待を裏切る内容でした。呆れずに最後まで読み進めれば、待っているのは説教ですから。「何様だ」ですよね。

　でもですね。あの作品でお伝えしたかったのは明るく楽しいではないのです。徹頭徹尾あの困難な２０２０年を生きた方々のために綴りました。

　特に障害もなく毎日を謳歌している多くの方にとっては、昨年と今年の大騒動も過ぎてさえしまえば特に問題ではなくて。その方々には処女作をお読みいただいても感想は「ふ～ん」です。そうかと言って渦中で揉まれている人には「綺麗事を」「世迷い言を」とお叱りを受けるような代物でした。中途半端なのですよね。そのくせ６０万字超と長いと。

　素人が、これまで創作はずっと受け身で来た素人が、読書感想文の後はろくに文を紡いで来なかった素人が、長編小説はロードス島しか最後まで読了したことのないその素人が書いた文をお読みくださった。

　一介のサラリーマンが、特に褒めるところのない自他共に認める変人が少しだけ良いことをしようと思い立っただけ。そうしてでき上がった処女作をお読みいただいた。

　ですからこれはもう感謝しかないのです。

　本当に、心からの感謝をここをお読みいただいているあなたへ。

　ありがとうございました！！！