081 最終章が一度目の改稿に入りました。

 今回はネタバレを含みません。



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 ふたつ執筆中の作品があるのもまたいいものです。片方が詰まっている時にもう片方を書くのがいい気分転換になりました。

 ただアイデア降臨待ちでじっとしているよりも気が楽です。だって絶えず手を動かしていますから。それにそれは読者さんにとってもいずれはプラスになる行為。

 以前はそれがエッセイだったんですねえ。今は劇場版と次回作、そしてこのエッセイの三輪で動いています。三輪車ですね。他の二輪が動いていれば自然と三輪目も回ります。

 それで劇場版も相乗効果で好調を得、一旦真ん中2万字ほどをバッサリと捨て、今また1万字ほど書いたところです。そうしてどうにか一度は頭からお尻まで書き切りました。今は一度目の改稿作業中です。

 ようやくここまで来ましたねぇ。発表できるのが少し早まりそうです。




 少し前にカクヨムコンの結果次第ではテンプレにすり寄って作品を作ると宣言しましたけどね、結果はまだ出ていないのに早々に撤回します。

 すでに劇場版の方でそれに近いことを試しており、簡単に素人が書けるものではないと痛感したところです。面白い試みではありましたが、地力が不足していました。それにもう次に何を書くか決めてしまいましたから。


 次回作は自分の「好き」に焦点を当てて描きます。

 処女作は「誰かに伝えたい」が原動力でした。あの知られざる歴史を伝えたいがために色々と調べ、夜な夜なキーボードを叩きました。それも全ては伝えたいがため。理由には十分でした。

 対して次回作。こちらは好きなものを作品にします。好き勝手に描いて、そのために必要なものは好きなだけ調べて。好きなものをどう動かしたらと考えながら話を作ります。

 ご存知のようにすでに着手していて、実に楽しい作業です。捗りますねぇ~、実に捗ります。


 次回作のジャンルがもし異世界でしたら、私もランキング入りなんて夢もあったのですが。どうやらそっち方面にはアンテナが伸びていなかったですね。十代の頃だったら間違いなく持っていたでしょうに、惜しいことをしたものです。

 それに本当の一番はロボなんですよ。ロボは昨年夏くらいに書き始めて行き詰ってそのままに。ボツにした12案の中のひとつです。少し書いてみて分かりました、何か肝となるアイデアが足りていません。それが思いつけば続きが書けるようになるのですが、それはいつになるでしょうか?

 ですので次回作はロボものではありません。いつかやってみたいですねぇロボは。




 少し前にもこのエッセイで書きましたように次回作のジャンルは現代ファンタジーになります。現実世界で不思議なことが起こる系です。

 そこにおれごん節で味付けを。少し書いてみまして、爽やか、汗がキランとはどうもなりそうにないですね現状。また泥臭い物語をお届けすることになりそうです。処女作がお気に召した方には受ける可能性がありますが、松山くんのイーグルショットのような地を這うPVがまた見られそうです。戦々恐々ですね……!


 そうは言いつつも、処女作に比べたらまだ発表できる土壌のある作品になりそうで一安心しているところです。本当にあれはジャンルもストーリーも、何もかもメジャー感のない作品でした。今考えると恐ろしいですね。

 この現状と今の知識があったら着手できていたかと問われますと……まあ変人おれごんならそれでも飛び込んだでしょう。あれは半分趣味、半分ボランティア活動みたいなものでしたから。

 これ以降は趣味全開でないと続けられない感触です。義務感や使命感は吐き出してしまったので、それらではもう綴れません。劇場版で一度は逸れてしまった状態から軌道修正し、今度は自分の好きに向かって筆を走らせてみようと思います。そう、「おのろけ姫」ではなくて「天丼の城ラピュセル」をね。まあ私の中では「風も谷も直した」の方が好きなんですけどね。

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