079 はじめさんの武勇伝

 本エッセイは拙著「はじめさんが はじめから はじめる! ~タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

 では、以下から新規部分です。どうぞ。



---------------------



 今日はですね、いつもとは毛色を変えて拙作の主人公の武勇伝を調べましたので簡単に示したいと思います。

 同時に、特に悪いことはしていないのですけど、現在の刑法に照らし合わせるとどんなことをやっているのかも気になりました。これは主人公自身も劇中で気にしていましたし(;^ω^)


 ざっと書き出しましたら。尋常でないことが判明しましたっ!

 まるでゴルゴか前田慶次のようですっ! 猛者! あるいはいくさ人!

 以下示しますのでご笑覧くださいませ。




《主な参戦歴(年代順)》


 ・ 1185年 壇ノ浦の戦い

 ・ 1567年 東大寺大仏殿の戦い

 ・ 1703年 赤穂事件

 ・ 1867年 近江屋事件

 ・ 1868年 戊辰戦争

 ・ 1945年 第二次世界大戦




《主な職歴・肩書など》


 ・ 下野源氏頭領

 ・ 赤穂浪士

 ・ 花魁

 ・ 新撰組一番隊隊長(配下に坂本龍馬と中岡慎太郎)

 ・ 会社社長




 次いで主人公の犯罪歴を書き出してみました。字面だけ見るとかなりの極悪人ですねこれは(;^ω^)


 ・ 不法滞在(戸籍なし)

 ・ 飲酒運転(実際は飲酒運転幇助)

 ・ スピード違反(濡れ衣)

 ・ 器物損壊(病院建物に対し)

 ・ 免許不携帯(濡れ衣)

 ・ 公務執行妨害(逃走)

 ・ 不法侵入(民家敷地内に対し)

 ・ 軍施設不法侵入(宇佐海軍基地にて計2回)

 ・ 軍機材略取幇助(戦闘機奪取)

 ・ 銃刀法違反(赤穂事件にて日本刀所持)

 ・ 傷害未遂(日本刀にて吉良上野介に対し)

 ・ 放火(北米の森林に対し)

 ・ 銃刀法違反(坂本龍馬より拳銃を受領)

 ・ 泥棒(ならず者の馬を勝手に売る)

 ・ 銃刀法違反(坂本龍馬より脇差しを受領)

 ・ 銃刀法違反(刀鍛冶より長刀を受領)

 ・ 器物損壊(屋根瓦を踏み割る)

 ・ 傷害(振袖を振り回し殴打)

 ・ 銃刀法違反(相模屋に対し誤射)

 ・ 銃刀法違反(近江屋にて刺客に対し威嚇射撃)

 ・ 泥棒(軍車輛強奪)

 ・ 銃刀法違反(東ドイツ軍に対し威嚇射撃)

 ・ 違法国境越え未遂(ベルリンにて)

 ・ 放火(火矢にて倉庫に対し)

 ・ 恐喝(江戸城侵入を強要)

 ・ 不法侵入(江戸城に対し)

 ・ 銃刀法違反(山賊と刃物によるケンカ。計2回)

 ・ 傷害(山賊に対し)

 ・ 放火(火葬のため民家に対し)

 ・ 住居不法侵入(百歳の老婆宅に)

 ・ ペットの検疫突破(フィーナを飛行機に乗せた)

 ・ 傷害未遂(日本刀にて平家兵士に対し)

 ・ 強盗(三種の神器のひとつ雨叢雲剣強奪)

 ・ 誘拐(幼女略取)



 もう殺人以外は全部やったんじゃないかってくらいの極悪人です。

 投獄されている義兄を助けに行き、刑務所を壊滅させて多数の終身刑受刑者を世に再び放った極悪人に比べたらどうということはありませんよね。ね? ね?


 以下、本作主人公の主張です。


「現代のものさしで今の行動をはかるのは馬鹿げている。それで命を落としては元も子もない。今は今の倫理観の下で行動しよう。私を裁けるのはこの時代の人のみ。私じゃない」


 まあ、この後報復されて銃の乱射を腹部に受けるのですけどね。




 要は今週はネタがなかったんですね。それでずいぶん前に書きかけだったのを仕上げて投稿しています。

 次回作に関しては今週はずっと止まっていました。劇場版の方は二千字くらいは進んだでしょうか。牛歩ながら進んでいます。進んでさえいればいつかは終わります。もうしばらくお待ちくださいませ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る